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NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士、ニューコードNLP共同開発者カルメン・ボスティック女史が監修するニューコードNLPスクールの公式ブログです。

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2012年03月

shunt(シャント)のエクササイズ

shunt(シャント)という言葉があります。これは、電気や電流を分路に流す、あるいは分路を作るといったことを意味します。電子回路における分岐や分流器などをイメージするとわかりやすいでしょう。

自分の行動が、過去の記憶によるストラテジー(戦略)によるものだと認識されたとき、その瞬間に、意識を分岐させることができます。

このワークについて何人かの人とディスカッションしてみましょう。


道













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記事更新日:2022/05/21

サンクチュアリのエクササイズに関する補足

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士は、2011年4月29日に東京で開催されたニューコードNLPトレーナーズトレーニングコースにおける質疑応答の中で、サンクチュアリのエクササイズに関して、下記のようなコメントをしています。

受講生からの質問:
「サンクチュアリのエクササイズで2.5mの距離を使う意図は何ですか?」

グリンダー博士の回答:
「サンクチュアリのエクササイズで2.5mの距離を使う意図は、2.5mというのがサンクチュアリのエクササイズを成功させるために必要な距離であるということです。その理由は2つあります。ひとつは、エクスプローラーが、自分自身の肉体アンカー(ネガティブな肉体の反応)を発見できるほどよい距離が2.5mだということです。もうひとつは、サンクチュアリのエクササイズにおいてもっとも重要となるカリブレーションに関するものですが、エクスプローラー自身によるセルフ・カリブレーション(Self-Calibration)と、トレーナーがエクスプローラーに向けるトレーナー・カリブレーション(Trainer-Caribration)が十分に達成できるのが2.5mだということです。」

Grinder















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記事更新日:2022/05/13

自分の怒りをワークするとき

私は依然として自分の「怒り」に対処したいと思っています。怒りが起きる時や場所というものがあり、それはまともな反応であるということで本当に役に立つものです。それでもし私がそれがあることが分かった時には、shunt(分路)を作動させ、それを3回行ってみます。最初の sensation(感覚)が体に起こった時には「怒り」は始まっていて、顎に締め付け感を感じます。そこで呼吸を変えて、他の姿勢にするといった physioligy(生理学)に移行します。そして私はサンクチュアリーに入ります。ここで私が特定の反応にだけ取り組んでいるのではないことをわかっていただきたいのです。私は自動的に起こってしまうことを遮断/中断したのです。

 

私はこれに何と名前をつけることを選ぶでしょうか?ここにはコンサルタントがいるのかもしれませんしリソース(資源)があるのかもしれません。自分の physioligy(生理学)を操作することでハイパフォーマンスステートに変えられたということかもしれません。ただ歩み入り、他のことを何か行い、遮断/中断の末、「怒り」を選ぶことも含まれます。

例えば、友人たちが暴力を受けているのを目撃したときはどうでしょう。暴力をふるっているのは5人の男たちで、それを見ている私は一人でいます。もし私が怒り狂った状態でそこに近寄って行ったなら、男たちは全員、散り散りに逃げていくでしょう。まあこれは一例にすぎず、あまり起こりえない例だと思うけれども。


最初のステートを選択肢に入れないということは覚えておいていただきたい。選択肢はサンクチュアリーから選ばなくてはいけません。そして選択肢を保持しておくこと。あなたの経験の中に、あなたがステートとして必要な何らかのポイントがあるかもしれません。



Grinder















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記事更新日:2022/05/13

サンクチュアリの手順

サンクチュアリ(SANCTUARY)

 

1.第三ポジションから、クライアントは文脈(context)とは関係なく、入ることに選択肢が欲しいと思うステートに入ってしまっている自分自身の視覚的、聴覚的表出を行います。もしそのステートが極端なものである場合は、追加でクライアントがクリーンな第三ポジションにアクセスできるようになるようなワークをする必要があるかもしれません。

 

2.第三ポジションから、望まないスペースから約2メーター離れた所にサンクチュアリーのスペースを設置します。サンクチュアリーは、望まないステートでは欠けてしまっている資源の全て、そしてそれ以上のものが存在する、不可侵なスペースです。クライアントは自分が思う通りに自分のサンクチュアリーを構築することができ、それは、歴史上のもしくは神話の登場人物や、動物、色、音楽、メンター、甲冑、もしくは、もちろん非常に資源にあふれた状況にいる自分自身などといったメタファーを含みます。

 

この地点で、床上に2つのスペース(サンクチュアリーのスペースと、クライアントがほかの選択肢が欲しいと願っているステートのスペース)が設置されていることになります。

 

3.サンクチュアリーに足を踏み入れ、VAKサブモダリティーを強化することや、ほかの何であれクライアントがXステートからの避難所になるよう求めているものによって、そのサンクチュアリーを構築します。

 

4.サンクチュアリーの脇へ出て、完全にサンクチュアリーを振るい落します。クライアントは自分自身の体を敏感にして、通常のステートにおいて経験している体感覚、望まないステートに選択の余地がなく入ってしまう前のいつものステートを完全に知覚している状態にします。

 

5.上記のポジションから、クライアントはゆっくりと設定した望まないステートに向かって歩き、その望まないステートに関連した最初の感覚(sensation)を感じた瞬間にそれを振り払って、サンクチュアリーに飛び込みます。

  

これを3回繰り返します。

  

高度なカリブレーションの技術のあるプラクティショナーは、大抵クライアントが自身で気づく前に、クライアントが望まないステート最初に触れた瞬間を検出します。その際、プラクティショナーは、迅速にクライアントにサンクチュアリーに飛び込むよう指示します。

☆図説☆

サンクチュアリーのパターンでは、クライアントは望まないステートに向けて歩く際、資源が活性化された状態ではないことをわかっていることが重要です。完全にサンクチュアリーを振り落としておくことで、

一番最初に望まないステートの体感覚が起きたことを検出できるのです。もし、資源が活性化された状態で歩いて行ったなら、この介入の目的である望まないステートの一番最初に反応を起きる瞬間(に気づくこと)に対して、敏感であることができないでしょう。

 

まとめますと、ニューコードNLPのきわめて重要な特徴は、クラシックコードに内在する「意志の力」様式のステートのコントロールとは対照的に、「ステートの選択」にあります。私たちは皆、意志の力には限界があることを知っています。異なったパフォーマンスが求められる具体的なコンテキストにおいては、ニューコードゲームのハイパフォーマンスステートが適用されます。サンクチュアリーは、様々なコンテキストにわたって存在する一つのステートに対処するために、そしてその受益者にステートの選択肢を与えることができるように設計されています。サンクチュアリーのパターンを使う前は、その望まないステートに入る際のスピードがあまりにも早いために、もしくは、手遅れになるまで気づけないようなゆっくりとしたペースのために巻き込まれてしまい、その結果ステートの選択の余地がなくなってしまっていたといったステートに対処するのです。

風景












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記事更新日:2022/05/13

サンクチュアリが対応する2種類のステート

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士は、1980年代に「サンクチュアリ」(Sanctuary)というモデルを開発しました。このモデルは、ニューコードNLPのもっとも実質的なパターンによって構成されています。

サンクチュアリという言葉は、一般的に「聖域」や「神聖な場所」などと訳されますが、ニューコードNLPのモデルでは A safe place which nothing can touch you(誰もあなたに触れることができない、自分自身を保護するための完全に安全な場所)を意味します。

サンクチュアリのパターンは、エクスプローラー(=エクササイズを行う人)が、望まないステート(=X)の、一番早くに起きるトリガーポイント(=反応を引き起こす瞬間)に気づき、そのトリガーポイントと、エクスプローラーによって設計され、構築されたサンクチュアリステートをつなぐことを目的としていまます。

サンクチュアリのパターンの成果は、エクスプローラーが、望まないステート(=X)にどっぷり漬かっていることに気づいたときに、自分自身で自動的にサンクチュアリステートにアクセスできるようになることです。

サンクチュアリは、次の2つのステートに対応します:

(a)あまりにも早くエクスプローラーを飲み込んでしまう、そのステートに入る速さが原因で、そのステートにはまってしまうステート。例えば、カッ!となるような激しい怒り(rage)や、ビクッ!とするような恐怖(fear)はこういった速い動きのステートの例です。

(b)あまりにもゆっくりとエクスプローラーに忍び寄るために、その中にすっかり取り込まれてしまい、また抜け出せなくなってしまうまでエクスプローラーが探知しないステート。例えば、気分の落ち込みや鬱のようなもの(depression)は、非常に強力な資源に欠いたステートへと積み重なって変化してしまう遅いステートの型の一例です。

サンクチュアリのエクササイズを行うことによって、過去のトラウマを思い出したり、ストレスがかかる状況に置かれたときに、自分自身で完全なる安心感と無限のリソースに満ちたサンクチュアリのステートを選択し、それを維持することができるようになります。

サンクチュアリの実際の手順は、ニューコードNLPのプラクティショナーコースの中で実践されます。


女性














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記事更新日:2022/05/13

ステートの選択肢を創造すること

ステートの選択肢を創造すること
Creating State Choice with Sanctuary


自分自身のステートを操作すること(managing)や、制御すること(controlling)は、意志の力に似た意識的な心のプロセスです。もし、自分のステートを操作したり、制御したりしなければならないとしたら、それはステートの選択を体験していることにはなりません。

ニューコードNLPでは、ステートの選択をすること(state choice)に焦点を当てており、ステートに内在している生物学的(biological)なプロセスを操作したり制御したりすることに意識的に取り組むことはいたしません。ニューコードNLPには、人がステートに選択肢がないときに、他の結果を生物学的(biological)に創造するためのパターンとフォーマットがあります。そのひとつが、サンクチュアリ(Sanctuary)というモデルです。これにより、自分自身を消耗させる望まないステートから抜け出すことができます。


イメージ












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記事更新日:2022/05/13

サンクチュアリの概要(目次)

ニューコードNLPスクールのブログで、「サンクチュアリ」について書いた記事の一覧です。

サンクチュアリの概要(目次)
2012/03/01 サンクチュアリの概要(目次)

サンクチュアリの概要(記事)
2012/03/02 ステートの選択肢を創造すること
2012/03/03 サンクチュアリが対応する2種類のステート
2012/03/04 サンクチュリの手順

ジョン・グリンダー博士の言葉
2012/03/05 自分の怒りをワークするとき
2012/03/06 サンクチュアリのエクササイズに関する補足

サンクチュアリの補足資料
2012/03/07 shunt(シャント)のエクササイズ


楽園













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記事投稿日:2022/05/21
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