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NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士とNLP共同開発者カルメン・ボスティック・サンクレア女史が監修するニューコードNLPスクールの公式ブログです。

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2012年09月

左右の鼻孔による呼吸


D. ワーンツは、この大脳半球での優位性に影響しているウルトレイディアン・リズムが、〔左右鼻孔の〕鼻呼吸の同様な交代と、左右逆のかたちで結びついていることを発見した(Werntz, 1981)。すなわち左の鼻孔が開いて空気を取り入れている時、右脳の活発な活動を示す脳波が現れ、その逆も同様だったのである。さらに研究を続けたワーンツは、呼吸を左右の鼻孔の間で変化させると、左右大脳半球の優位性も変わることを発見した!(Werntzほか, 1981)。鼻呼吸のリズムは、大脳半球の活動にとって、ただ開かれているだけの窓ではなく、左右鼻孔間の空気の流れを意図的に変えることで、脳と心の最も高いレベルにある右脳と左脳の活動を変化させることができるのである! 彼女らは、この関係を自律神経系と結び付けて、次のように説明している(Werntzほか, 1981,pp.4-6)。

私たちは、鼻呼吸のサイクルと大脳半球の活動交代との相互関係は、ウルトレイディアン・リズムにもとづくひとつの振動システムのモデルによるものと考え、神経系の理解に新しい概念を打ち立てた。(中略)私たちがここで提案するのは、あらゆるウルトレイディアン・リズムと、自律神経系によるそれらのリズムの調整とをひとつにまとめる−具体的には自律神経系と左右大脳半球の活動を統合する−より完全で総合的な理論の枠組みである。ここで間違いなく言えるのは、左脳と右脳のそれぞれに局在する「別個のかたちの知性」は、その作用の全般的な傾向から見ても、脳とは左右逆の半身の代謝の活性化を必要とするということだ。そう考えれば、鼻呼吸の左右交代のサイクルは、この理論を考察するにあたり、測定が容易な指標、あるいは「窓」のようなものとみなすことができる。
(中略)したがって身体は、休息と活動、すなわち副交感神経支配と交感神経支配の間での周期交代をしながら、同時に「左半身−右脳」と「右半身−左脳」の交代を経験しているのである。そしてこれが、瞳孔の開き具合からより高次の大脳の皮質の機能や反応にいたるまでの、人間のあらゆる組織レベルでのウルトレイディアン・リズムを作り出すのである。(中略)重要なのは、これが自律神経系と大脳皮質の活動の包括的な統合という、これまで定義も研究もされていない関係を意味しているということである。鼻呼吸の周期は、何らかの中央制御のメカニズム、おそらくは交感神経と副交感神経のバランスを変化させる視床下部の働きによって調整されていると思われるので、この交代は脳を含む全身で起こり、そのしくみは、血管運動の強弱が脳血管の血流を調節し、それによって大脳半球の活動を変化させることによるものであることを、私たちは仮説として提示したい。

何千年にもわたり東洋のヨーガ行者たちは、彼らのいう「プラーナヤマ」(呼吸法)を実践して呼吸を調整し、それによって意識状態を調整できると主張してきた(Rossi, 1985, 1986a)。また彼らは、身体生理への奇跡的コントロールとされるものは、呼吸リズムの意識的調整と関連するものだと主張してきた。このような心身コントロールの達人技は、おもに自律神経系にかかわるものだから、ワーンツの研究は、古代からのヨーガの伝統への理論的、実証的な架け橋となるかもしれない。

この鼻呼吸サイクルの交代と関連がありそうな、現在なら多重人格と呼ぶであろう特に劇的な二つの症例を、N. イショロンスキーがかつて報告している(Ischolondsky, 1955, pp.8-9)。どちらの症例も、活動的な人格と受動的な人格の間には記憶喪失がみられた。これは自律神経系における交換神経と副交感神経の優位性が鼻呼吸サイクルにともなって交代し、強烈な人格変化をもたらした明白な例である。

(中略)二つの正反対の人格。一方は衝動的で無責任で意地が悪く、執念深くて、権威への反抗心と周囲の人間への憎しみに満ちていた。この人格の時の患者は極端に攻撃的で、悪態をつき、州立病院のこと、性関係のことなどでおぞましい話をしては他の患者たちを震えあがらせていた。この第一の人格に突然とって代わる正反対の行動パターンになると、患者は依存的、従順、内気、控えめで、やさしく素直にみえた。前にはののしり、悪態をついた同じ人間に対し、非常におずおずと親しみを表現し、好意と受容を求めるのだった。不穏当な言葉や表情は跡形もなく、周囲に敬意を示すこともなく、セックスになどは毛ほども触れなかった。実際、セックスのことを考えたり、関係のある言葉を聞くだけで、魂の破滅に対する極端な恐怖、罪と不安の念、憂うつ、恥の感情が起こるようだった。(中略)検査の結果、彼女の右半身と左半身で感覚刺激に対する反応に違いがあったことがわかった。右半身の感覚は鈍く、左半身は極端に敏感なのである。たとえば視覚、聴覚は右半身では不鮮明で遠く感じるのに対し、左半身では鮮明に、近く感じるのだった。触覚や痛みに対する反応は、右半身では高い閾値を示し、左半身は低かった。特徴的だったのは、嗅覚の対照的な状態である。右側は臭いに対し非常に敏感で、右の鼻孔はよく通っており、一方左側は臭いを感じず、鼻孔は詰まって閉じていた。瞳孔の開き具合、反射、唾液の分泌、発汗などその他の神経学的兆候にも、からだの左右で同様の反応の違いが認められた。攻撃的人格は、右半身で小さい瞳孔、少ない唾液分泌、足の裏と手のひらの無発汗、腹壁反射の欠如を示し、左半身では瞳孔拡大、唾液の過剰分泌、足の裏と手のひらの発汗、そして非常に強い腹壁反射を示したのである(瞳孔の大きさなどの観察結果を、鼻の詰まりと無関係に説明するのは困難である)。そして精神状態が内気、控えめでやさしい人格に切り替わったとたん、神経学的兆候もすべて反対側が優勢となり、嗅覚は今度は左が非常に鋭敏になったのに対し、右は完全に失われ、鼻孔も詰まって閉じてしまった。

(中略)カリフォルニア州ラ・ホーヤにあるジョナス・ソーク研究所のD.シャナコフーカルサは、自律神経系に関連するいかなる心身の状態あるいは心身障害の研究も、鼻呼吸リズムを利用して左右大脳半球の優位性を切り替えることによって、安全かつ容易に行うことができると述べている(Shannahoff-Khalsa, 1991)。私も以前、このやり方で左右大脳半球の優位性を切り替える方法を、いくつか詳しく解説したことがある(Rossi, 1986a, b)。私が好む方法は、ただ身体のどちらかの側を上にしてゆったりと横になるというものである。例えば、右を下にして横になると右の鼻孔が詰まってきて、反対に左の鼻孔は2,3分のうちに通りがよくなる。そしてそれにともなって、右脳の反応が高まる傾向があるのだ。左側を下にすれば左脳が活発になる。

催眠と精神生物学的なリズムとの関係を追求する近年の研究でもっとも興味深い分野が、この鼻呼吸と脳の関係である。ドイツの鼻科学者R.カイザーは、空気が左の鼻腔と右の鼻腔から吸入される度合いが大きく変わるウルトレイディアン・リズム的な変化に気づき、これを測定した功績で知られている(Kayer, 1895)。人間の場合、数時間ごとに左右の鼻腔はその大きさと形が切り替わり、通る空気の流れを変える。ワーンツは、大脳半球の活動(脳波)と鼻呼吸周期のウルトレイディアン・リズムの左右逆の関係を報告している(Werntz, 1981)。彼女は右脳の脳波が全体としてかなりの部分をしめることと、左の鼻孔での呼気支配との間に正の相関関係があり、左脳はそれと対称的であることを発見した。広範な研究を行ったワーンツらは、1つの鼻孔を閉じて強制的にもう一方の鼻孔で呼吸させることで、鼻呼吸の優位性は意図的に交代させられるとの結論を得た(Werntzほか, 1982a, b)。さらにこの鼻呼吸の優位性の交代は、鼻孔とは左右逆の左右大脳半球の優位性の切り替え、および全身の自律神経系のバランスの切り替えとつながっていたのである(Shannahoff-Khalsa, 1991)。ウルトレイディアン・リズムにもとづく鼻呼吸のサイクルは、大脳半球の活動指標となるばかりではなく、身体のほとんどの器官系、組織、細胞とのコミュニケーションを行うサイバネティック・ループにかかわる脳の高次中枢と自律神経系の活動の場を、意図的に変える手段として利用できるのだ。この鼻−脳−心のつながりが、東洋の達人たちが行う、ヨーガ古来の呼吸調整によって多くの自律神経系機能の随意的なコントロールをもたらす、本質的な経路だろうと推測する研究者もいる(Brown, 1991a, b; Rossi, 1990b, 1991)

最近発表されたD. オソーヴィエッツの博士論文は、この関係に触発されたものである(Osowiec, 1992)。彼女は鼻呼吸のウルトレイディアンリズムと、不安、ストレス症状、および人格の自己実現プロセスとの間には関係があるという仮説を検討した。そして、「(1)不安やストレス症状の傾向が低い自己実現タイプの人と、正常な鼻呼吸サイクルとは著しい正の相関関係があること、(2)不安やストレス症状の傾向が高い非自己実現タイプの人は、鼻呼吸サイクルに著しい不規則性が見られること」を発見した。この結果は、不規則な鼻呼吸サイクルは、とくに一方の鼻孔だけが極端に長期間詰まっている場合、病気や精神障害につながると強調した古い医学の教科書を思い起こさせる(Rama, Ballentine & Ajaya, 1976)。

最近行われた12週間の追跡調査で、オソーヴィエッツは、催眠誘導しやすい被験者は自己催眠を行うと鼻呼吸のウルトレイディアン・リズムに高い規則性を示すが、催眠誘導しにくい被験者はそうでないこおを立証しつつあるということだ。彼女はウルトレイディアン・リズムにもとづく鼻呼吸のサイクルについてのこの発見は、ストレス、症状、人格、催眠療法への反応性の間に見られる全般的な関係と軌を一にするという仮説を立てている。

催眠と鼻呼吸−脳との間につながりがあるという仮説をさらに検証するため、B.リッピンコットは二種類の催眠誘導の効果を調べた(Lippincott, 1992c)。すなわち、(1)「ハーバード催眠感受性集団尺度」(The Harvard Group Scale of Hypnotic Susceptibility: HGSHS)を用いる伝統的催眠と、(2)鼻呼吸リズムに従い、私の「ウルトレイディアン・アクセス法」を用いる自然主義的な催眠法である。彼は、催眠が左右大脳半球の優位性の交代と関係があるのなら(Ericksin & Rossi, 1979)、催眠誘導は鼻呼吸における左右の優位性とも関係があるのではないかという仮説を立てた。そして、どちらの催眠法を用いた被験者も、催眠導入をしていない対照群と比べると、鼻呼吸での左右鼻孔の交代をより多く行うこと、さらに自然主義的な催眠誘導のグループの方が、伝統的な催眠誘導グループより鼻呼吸の交代が著しく多いことを確認したのである。

〔指標12〕に記した簡単な方法で予備調査をしたところ、非常に興味深い結果が得られた。たとえば、単なるストレスや過労による機能性の頭痛は、ただ鼻呼吸のリズムを一方の鼻孔から他方へと変えるだけで、比較的速やかにその強さと部位が変わったのである。何人かの患者は、鼻呼吸の左右の優位性を変えることで、頭痛を心地よい暖かさや涼しさなどに、観念力学的に変えることができると報告した。不機嫌、不快感、身体的な不調は、この方法で5、6分間の感覚の変換を試みていくと、より意義深い気づきとともにイメージや実感にのぼってくる。他の文献では、ウルトレイディアン・リズムにおける休息期に大脳半球を右脳優位に変えることで、「明晰夢遊状態」(Lucid somnambulism)という深い自己催眠状態にアクセスした体験をいくつか発表したことがある(Rossi, 1972/1985)。

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〔指標12〕左脳大脳半球の優位性の交代と心身の状態

1.鼻呼吸での左右鼻孔の優位性と心身の状態を判断する
「今あなたが経験している心身の状態を探究し、それを変えていきたいと思われるのなら、まず左右どちらの鼻孔が通っているか確かめて下さい」

2.鼻と大脳半球の左右の優位性を交代させる
「通っている鼻孔のほうが下になるようなかたちで、横向きに寝て下さい。これによって、数分のうちに、あなたの大脳半球の優位性が下になっているほうに移ります。次の5分から20分のあいだは、感覚、知覚、情動、認知、あるいは症状などが自然に変化するのをただ受け止め、不思議さを感じていて下さい」

3.左右大脳半球の優位性の変化と、心身の状態の切り替わりを確認する
「まっすぐ座った状態で、前は詰まっていた鼻孔は今は通っていること、そしてこんどは反対側が詰まっていることに注意して下さい。こうして鼻と大脳半球での優位性が交代したときの、心身の状態の変化を覚えておいて下さい。そして自分の反応の特徴的なパターンを調べ、これからの指針にして下さい」
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U. アルヤ博士はその著作「瞑想と死の技法」(Meditation and the Art of Dying)(Arya, 1979)に、鼻呼吸のサイクル、性的オルガスム、および「サマディー」(瞑想の最高の境地。三昧)との興味深い関係を記している。それによると、古いヨーガの文献では、性的オルガスムや「サマディー」での最も深い瞑想状態の間は、両方の鼻孔が開くとされている。博士は、この種の瞑想におけるエクスタシーは、「クンダリーニ〔訳注・蛇の姿で象徴的にあらわされる生命エネルギー〕の急上昇によるもので(中略)、禁欲は容易となり、性行為より大きな歓びをもたらす」と述べている。この観察報告を検証するのは、西洋科学の役目であろう。

自律神経系、左右大脳半球の優位性、行動の関係についての以上のような予備研究は、催眠療法、心身相関的な治癒、人間の潜在能力の喚起に関する新しい精神生物学的な研究を発展させる、非常に広範で興味深い可能性を開くものである。ここでもう一度、p.213の図7を見ていただければ、この章でふれた多くの研究の深い広がりがわかるだろう。図7は、自律神経系の制御を受ける心と、身体と、身体の各細胞内の分子プロセスとの間の情報変換の完全な経路を示している。この情報変換の経路は、私たちが毎日の生活から得た記憶、学習、行動を状態依存的にコード化することで、無意識のレベルで常に自動的に調整されている。研究と臨床実践を続けることにより、これらの心身プロセスをより意志的に促すさらに広い道が開かれることだろう。(精神生物学p.236-243から引用)





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呼吸を意識的に行うということ

呼吸は、古来から武道や瞑想などに取り入れられています。先人たちは身体の機能を効果的に働かせたり心身をマネジメントしたりするために呼吸を意識的に行うということを大切にしてきました。実際に呼吸をどのように行うかによって、自分自身のステートも変わってきます。

生理学的に見ると、呼吸というのは通常、自律神経の働きによって無意識に行っているものですが、それを意識的に行うことも可能です。息を吸うときは交換神経が刺激されて気持ちが高まり、反対に、息を吐くときは副交感神経が刺激されてリラックスします。息をゆっくりと吸うことと、吸う時間よりも吐く時間の方を長くすることで、副交感神経が刺激されて、心身がリラックスしていきます。このプロセスによって、ステートが変化し、高いパフォーマンスを発揮することができるうようになります。

状態を作り出すことができるということです。

瞑想












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卓越性の連鎖について

Whispering In The Wind
by Carmen Bostic St. Clair and John Grinder
p.233-236

書籍

ニューコードの背後にある基本的な戦略の一つは、プレーヤーの中にコンテント・フリーのハイ・パフォーマン・スステートを自然な形で引き起こせるような一式のゲームと言っていい活動を開発することでした。この戦略の背後に含蓄された想定は「卓越性の連鎖」(the chain of excellence)と呼ばれるものでした。


  卓越性の連鎖

    呼吸

    生理機能

    ステート

    パフォーマンス


この順序は、最下部から上に向かって考慮すると有益で、次の3つの文で説明されます。「世界におけるパフォーマンスは、ステートに依存しているので、世界におけるパフォーマンスを最適化するには、無意識のレベルですでに活用できる広大なリソースへのアクセスを可能にさせるステートを選んでください。このようなステートを引き起こす最も効果的で、直接的な方法は、自分自身の(姿勢その他の)身体的特徴を操作することによってです。自分の生理機能を操作する最も効果的な方法は、呼吸パターンを調節することによってです。」

この連鎖は、このため、パフォーマンスを最適化するために利用できる、昇順に並んだレバレッジ・ポイント(=てこの原理で少し変えれば大い効果が出るようなポイント)であり、さらに、後で説明する他の活動の範疇でもあります。連鎖が示す順序で構成されたこの一式の力点は、以下の質問に順に答えることで特定されます。

「どの力点が私の経験のこの部分を変えることができるか?」

私たちにとって、この連鎖は、また、いくつかの重要な問題点を提起しています。

ます第一に、連鎖は、最も単純な力点は呼吸の操作であると提案します。これは、呼吸の変化により、身体的特徴に対応する変化が生まれ、続いて、ステートとパフォーマンスの変化が生まれるからです。

第二に、連鎖の基盤にある提案は、デカルトの心身二元論の「原罪」の明示的な却下です。実際、この提案によれば、そのような妥当性のある相違は存在せず、心身という言葉は別個の本体を指しているというのは作り話以下のことです。このことについての考察として、たとえば、同じ形で同時進行状態にある癌と診断された二人の患者のことを考えてみてください。このうち一人は、統計的に認められた時間内に亡くなる一方で、もう一人は、技術的には「自発的症状中断」として知られている「恩寵」の状態を獲得して、一生を全うします。二人のそれぞれの心身に区別を設けますか?診断に対するこれらの個人的な反応はどのように癌という物理的現実と関係しているのでしょうか?また、彼らの態度が将来の選択に影響を与えるのでしょうか?実のところ、「心身」という語は、同じダイアモンドの二つの面を指す語に過ぎません。「心身」は、人類の強迫観念的な命名機能が生み出した歪曲である言語ベースのフィルターの産物です。さらに、図書館の棚に所狭しと並ぶ博学書の研究課題であるこの相違は、有益でないだけでなく、その人間の経験への適用の多くで肯定的に甚大な被害をもたらせています。

第三に、世界クラスのスポーツ選手、俳優、交渉人、音楽家、あるいは、実のところ、プレッシャー下で首尾一貫してハイ・クオリティのパフォーマンスを発揮することにその成功が依存している人々は、すべて、儀式を行うことに注目してください。これらの儀式は、これらのハイ・パフォーマーがハイ・パフォーマンス・ステートに自発的に入り、そのステートを維持できるようにデザインされています。私たちは皆、訪問セールスを前にして気合いを入れたり、重要な会議のリハーサルをしたり、予想される難題を前にして「心の準備」をするときなどに、直感的に同じことを達成しようと努めています。あのお気に入りのブレスレットまたはネクタイ、または、特別な部屋への入り方といったことはすべて、ある特定のタスクを実行したり、ある難題に卓越性を備えて対応したりする目的で、自分の中にある一定のお気に入りのステートにアクセスするための個人的なダイナミックなアンカーです。このため、私たちは、自分自身の中、またはまわりの人々の中に、ハイ・パフォーマンスの高く評価されたステートに再アクセスするための自然発生のアンカーの自然的活用としての儀式の実践を用意に観察することができます。

しかし、私たちはすでに、NLPの応用のこのような過程については多くのことを知っています。別の書で、私たちは、カリブレーションが最も基本的なNLP技能で、この技能がなければ、モデリング、応用、方法論の教授のいずれを参照している場合でも、NLP分野でハイ・クオリティの結果を達成することは文字通り不可能であることを、頻繁に指摘してきています。

第四に、しかしながら、卓越性の連鎖は、カリブレーションの背後にあるメカニズムの単純な説明でないとしたら、何なのでしょうか?卓越性の連鎖は、私たちの卓越性を備えたパフォーマンスを達成する能力は、特定の状態と関連していて、このような各状態は、特定の身体的特徴と関連している、と提案します。パフォーマンス/行動と、それ自身関連した生理機能を備えた基盤となる状態の間の関係は、私たちの非言語的なコミュニケーションの仕方についての基本的な観察対象材料で、これがカリブレーションを可能にしています。

私たちは、自分の夫または妻または親友が積極的に夕食に出かけたり演劇鑑賞に出向いたりするような誘いに応じるムードでないことを、声の調子、姿勢、呼吸パターン、さらにおそらくは、本人が私たちに無意識的に提示し、私たちが無為意識的に感知して反応する「ゲシュタルト(形態。全般的な生理機能のパターン)」を通じて「知り」ます。実際、もし私たちが正確にカリブレーションを行い、自分の感情を想像して知覚(すなわち、投影)していない限りにおいて、このようなカリブレーションは、まわりにいる人々の心を読むことに成功するための基礎となります。卓越性の連鎖は、普通の観察を認識し、積極的に活用することに他なりません。それは、カリブレーションの基本的過程の意味合いを注意深く明確化したものです。

第五に、卓越性の連鎖は、無意識的な処理のパワーと叡智を認知し、体系的に活用する戦略です。手がかりとなるものは、約15年前、ニューコード開発時に実践されていました。1970年代のエリクソン博士のモデリング以来、同博士のパワフルな催眠パターン化の体系的使用は、NLP共同創始者二人に深い影響を与え、その実践スタイルを特徴付けていました。これらのパターンは、信念を始めとする変化に対する意識的な壁を避けることに大きな強調を置いていました。この際、強制的な信念に焦点を合わせるといった逆説的な活動ではなく、単に壁を避けて通り、無意識のレベルで変化を含ませるという方法を取ることが強調されていました。

さらに、これらのパターンは、共通して、無意識的な過程は、適切に構成され、適切な制約を加えられると、例えばたとえクライアントが自己変化は不可能であるという信念を意識的に表明した場合であっても、長期的で、深いエコロジカルな変化を生み出すという深い信頼に依存していました。実行的な記憶に可能な注目は7±2(すなわち5〜9)のチャンクであるという意識の制約により、意識は、どのような程度の有能性を備えても、求める状態、適切なリソース、または特定の新しい行動を成功裏に選択するということができないという事実は、合点がいきます。ただし、この制約は、意識的な処理だけに該当するもので、無意識的な処理については該当しません。このため、予想できるように、この差異を考慮に入れると、無意識が、長期的結果を検討した後、この評価に基づいて、(求める状態、リソース、代替行動等に関して)選択を行える能力は、意識よりもはるかに勝っているということになります。

海岸01











Whispering In The Wind p.233-236
Part
:The Eye of the Storm
Chapter 3: The New Code


One of the fundamental strategies behind the new code was to develop a set of activities or games which lead naturally to the activation in the player of a content free, high performance state. The implicit assumption behind this strategy is what has come to be known as the chain of excellence:


  The Chain of Excellence

    Respiration

    Physiology

    State

    Performance


This ordering can be usefully read from the bottomup and is explicated in narrative form in the following three sentences: Performance in the world is a function of state; therefore, to optimize performance in the world, select a state that gives you access to the enormous resources already available at the unconscious level. The most effective and straightforward way to activate such a state is through a manipulation of yourown physiology. One of the most efficacious means for manipulating your own physiology is through the modulation of your breathing pattern.

This chain, then, is hen, is anordering of ascending leverage points that can be utilized to optimize performance − aswell as a class of other activities as we shall develop below. Theset of leverage points that make up the ordering expressed by the chain is generated by successive answers to the question, 

 What leverage point allows me to shift this portion of my experience?

To us, this chain also represents acommentary on a numbe of important issues:

First, the chain proposes that thesimplest leverage point available is the manipulation of breathing; as in turn a shift inbreathing leads to a corresponding shift in physiology and subsequently in state and performance.

Secondly the proposition that underlies the chainis an explicit rejection of Descartes' original sin - the split between mind and body. In effect,the proposition says that there is no such valid distinction − that the words mind and body as referring to separate entities are fictions or worse. A way tothink about this is to take, for example, any two cancer patients diagnosed withthe same form of cancer and in the same stage of development: one of whom dieswithin the statistically approved time period and the other who achieves astate of grace known technically as "spontaneous remission" and livesa full and complete life. Where will you draw the line between mind and body ineach of them? Where does their personal response to their diagnosis touch uponthe physical reality of cancer and what part does their attitude play inselecting their future? Indeed, these words (mind and body) are simply termsthat refer to two facets of the same diamond − they are the results of the kindof filters we identified and discussed in the introductory epistemologicalremarks - the linguistically based filters - distortions introduced by theobsessive naming function of our species. And we argue that this distinction − thesubiect about which library shelves are burdened with learned books − is not onlynot useful, it is positively devastating in many of its applications to humanexperience.

Thirdly, observe that world class athletes, actors, actresses,negotiators, musicians... indeed anyone whose success depends on consistent high qualityperformance under pressure, develop rituals. These rituals are designed by these highperforming individuals to allow them to voluntarily enter into or maintain high performamce states. All ofus intuitively attempt to accomplish this − getting pumped for a sales call,rehearsing for an important meeting, preparing "mentally" for an anticipatedchallenge... That favorite bracelet or tie or that special way of entering a room - all are personal dynamic anchors for re-accessing some favored state within us for  performing some particular task or responding to some challenge with excellence. Thus, we can readily observe in ourselves and in those around us the use of rituals as a spontaneous utilization of naturally occurring iconic anchors to re-access highly valued states of high performance.

 
But we already know a great deal about such processes in NLP applications. At various points in this book, we have commented that calibration is the most fundamental NLP skill without which it is is literally not possible to do high quality work in the field of NLP - regardless ofwhether we are referring to modeling, application or the teaching of the methodology.

Fourth: But what is the chain of excellence if not a simple explication of the mechanisms behind calibration? The chain of excellence proposes that our ability to perform with excellence has certainassociated states and each such state has associated with it a specific physiology. This connection between performance/behavior and underlying states with their own associated physiologies is, in fact, the fundamental observation about how we communicatenon-verbally and identifies that which makes calibration possible.

 We "know" that our spouse or close friend is not in a mood to considerpositively an offer to dine or go to the theatre by the tone of voice, orposture, or breathing pattern or more likely, by the Gestalt or overallphysiological pattern he or she presents to us unconsciously and which wetypically detect and respond to unconsciously. If, in fact, we have calibrated accurately and are not presently hallucinating (projecting) our own emotions,such calibrations serve as the basis for successfully reading the people aroundus. The chain of excellence is simply the recognition and aggressive utilization of these commonplace observations: a careful drawing out of the implicationsof the fundamental process of calibration.

Fifth: the chain of excellence is astrategy that recognizes and tematically exploits the power and wisdom ofunconscious processing. The clues had been around in NLP practice for nearly adecade at the time of the development of the new code. Since the modeling of Dr. Ericksonin the mid 70s, the systematic use of his poweful hypnotic patterning had deeply influenced and informedthe practices of both of the co-creators of NLP. These patterns placed great emphasis on avoiding conscious barriers to change such as beliefs, not by the paradoxical activity of focusing on such limiting beliefs but by simply circumventing such obstacles and inducing change at the unconscious level.

Further, these patterns had in common a deep trust that unconscious processes when properly organized and constrained would produce deep, long term ecological changes in spite of, for example, a client's declared conscious beliefs that such changes were impossible. The limitations of consciousness, the 7±2 chunks of attention available in working memory, makes understandable the inability of the consciousness to successfully select desired states, appropriate resources or specific new behaviors with any degree of competency. This limitation applies, however, only to conscious processing and not to unconscious processing. Thus, as you would expect, given this difference, the ability of the unconscious to assess the longer-term consequences and then, based on this assessment to make such selections (desired state, resource or replacement behavior) greatly exceeds that of the conscious mind.

John&Carmen















Whispering In The Wind
Carmen Bostic St. Clair
John Grinder & Carmen Bostic
2001-12-31



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卓越性の連鎖

私たちが High Performance State(高いパフォーマンスの状態)を作り出すために利用できる Leverage Point(てこの力点)を、ニューコードNLPでは The Chain of Excellence(卓越性の連鎖)と呼んでいます。卓越性の連鎖は、無意識の処理の力と智恵を認識し、それらを体系的に活用する方法です。


《The Chain of Excellence/卓越性の連鎖》

1. 呼吸(Respiration):意識的な呼吸、呼吸パターンの倫理的な操作
   ↓
   ↓ 呼吸が変化すると、生理機能が変化します。
   ↓
2. 生理機能(Physicology)
   ↓
   ↓ 生理機能が変化すると、ステートが変化します。
   ↓
3. ステート(State)
   ↓
   ↓ ステートが変化すると、パフォーマンスが変化します。
   ↓
4. パフォーマンス(Performance)


ニューコードNLPにおける「卓越性の連鎖」というモデルは、論理レベル(Logical level)ではなく、オペレーション(Operation)です。従って、信念や能力といったコンテンツを関連づけている他のNLPとは、エクササイズの方向性や内容が完全に異なるものとなります。

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