New Code NLP School

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士とNLP共同開発者カルメン・ボスティック・サンクレア女史が監修するニューコードNLPスクールの公式ブログです。

ニューコードNLPスクールの公式ブログです。

ニューコードNLPスクール公式ウェブサイトはこちらです。
http://www.nlp-school.jp/

2012年10月

サンクチュアリのエクササイズに関する補足

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士は、2011年4月29日(金)に東京で開催されましたNLPトレーナーズトレーニングコースにおける質疑応答の中で、サンクチュアリの演習についてコメントしていますので、下記にご紹介いたします。

受講生からの質問:
サンクチュアリの演習で、2.5m離れる意図は何ですか?

ジョン・グリンダー博士の回答:
サンクチュアリの演習で、2.5m離れるという意図は、2.5mというのが、サンクチュアリの演習を成功させるために必要な距離であるということです。その理由は2つあります。ひとつは、エクスプローラーが、自分自身の肉体アンカー(ネガティブな肉体の反応)が発見できるほどよい距離が2.5mだということです。もうひとつは、サンクチュアリの演習において最も重要となるカリブレーションに関するものですが、エクスプローラー自身によるセルフ・カリブレーション(Self-Calibration)と、トレーナーがエクスプローラーに向けるトレーナー・カリブレーション(Trainer-Caribration)が十分に達成できるのが2.5mだということです。

滝








NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール



サンクチュアリのエクササイズ

サンクチュアリ(Sanctuary)は、1980年代に、NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士とNLP共同開発者ジュディス・ディロージャー女史(Judith DeLozier)によって開発されたモデルで、ニューコードNLPの最も実質的なパターンによって構成されています。

サンクチュアリ(Sanctuary)という言葉は、直訳すると、「神聖な場所」、「聖域」、「安らぎの場所」などを意味します。

ニューコードNLPのモデルでは、「自分自身を保護するための完全に安全な場所」を設定し、さまざまなストレスがかかる状態に置かれた際、いつでもどこでもその「安全な場所」に自分自身の心身を置くことができるようにするための知覚の鋭敏さと柔軟さを養うことを目的として演習が構成されています。

サンクチュアリの演習では、まず最初に、フロア上に、2つのスポットを、2.5mの間隔をあけて設定します。1つめのスポットには、自分自身の過去のトラウマや日常生活のストレスなど、自分の中でまだクリーンアップできていない状況を1つ選び、「変えたい状況」のポジションとして空間アンカーを行います。2つめのスポットには、自分自身を保護するための完全に安全な場所を意味する、「サンクチュアリ」のポジションとして空間アンカーを行います。

2つのポジションを設定したら、ファシリテーターは、エクスプローラーが、演習フロアーのさまざまな場所から、「変えたい状況」のポジションに向かって、ゆっくりと忍び足で近寄るように誘導します。そして、その途中で、何らかのシグナル(肉体からの反応)を感知したら、すぐに「サンクチュアリ」のポジションに入り、自分自身が完全に守られているという安全な感覚を、視覚、聴覚、触覚などの五感をフルに使ってアンカーします。これを何回か繰り返しながら、「変えたい状況」のポジションに近づいても肉体の反応が起こらなくなれば、演習を終了します。

自分自身の内部にあるトラウマやストレスは、ある特定の感覚(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)がトリガーとなって、さまざまな苦しみや不快感を引き起こしています。そして、その苦しみや不快感は、特定の肉体反応として表れます。このシグナルに鋭敏になることが、この演習の最初のポイントとなります。

また、シグナルが表れているときの自分自身のステート、すなわち、深くそれを体験するまでは意識的に気づかないほどゆっくりと忍び寄るような変えたいステート、あるいは、コントロールを失うくらいすばやく迫ってくるような変えたいステートを、完全なる安心感と無限のリソースに満ちたサンクチュアリのステートに、自分自身で編集していくということが、この演習の2つめのポイントとなります。

サンクチュアリの演習では、無意識からのシグナルを敏感にキャッチする知覚の鋭敏さを養います。そして、苦しみや不快感を誘発するトリガーそのものをクリーンアップするプロセスがあるため、過去のトラウマを思い出したときやストレスがかかる状況に置かれたとき、自分自身で、完全なる安心感と無限のリソースに満ちたサンクチュアリのステートを選択し、それを保つことができるようになります。

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New Code NLP model “Sanctuary”

Practitioner ask client to develop a ‘resource’ or ‘sanctuary’ state and anchor it to a specific location on the floor. Practitioner asks the client to take a step to a different position.

Practitioner asks the client to imagine the ‘less than useful’ state in a position on the floor away from the sanctuary state. He is asked to notice what he sees and hears in the state. (without actually walking over to that position).

Practitioner asks the client to walk towards the ‘less than useful’ state as if he was stalking it. As soon as he starts to be influenced in any way by that state he is to rush back to the ‘sanctuary’ state. Repeat two more times. (he will not actually reach the negative state.)

In the future the client is likely to notice the approach of the ‘less than useful’ state and can choose to avoid it.

stalking とは、(まるで獲物を狙うハンターのような鋭敏な感覚で)そっと忍び寄ることを意味します。

蓮の花









NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
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サンクチュアリ

サンクチュアリ(Sanctuary)は、1980年代に、NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士とNLP共同開発者ジュディス・ディロージャー女史(Judith DeLozier)によって開発されたモデルで、ニューコードNLPの最も実質的なパターンによって構成されています。

花







サンクチュアリ(Sanctuary)という言葉は、直訳すると、「神聖な場所」、「聖域」、「安らぎの場所」などを意味します。

ニューコードNLPのモデルでは、「自分自身を保護するための完全に安全な場所」を設定し、さまざまなストレスがかかる状態に置かれた際、いつでもどこでもその「安全な場所」に自分自身の心身を置くことができるようにするための知覚の鋭敏さと柔軟さを養うことを目的として演習が構成されています。

サンクチュアリの演習では、まず最初に、フロア上に、2つのスポットを、2.5mの間隔をあけて設定します。1つめのスポットには、自分自身の過去のトラウマや日常生活のストレスなど、自分の中でまだクリーンアップできていない状況を1つ選び、「変えたい状況」のポジションとして空間アンカーを行います。2つめのスポットには、自分自身を保護するための完全に安全な場所を意味する、「サンクチュアリ」のポジションとして空間アンカーを行います。

2つのポジションを設定したら、ファシリテーターは、エクスプローラーが、演習フロアーのさまざまな場所から、「変えたい状況」のポジションに向かって、ゆっくりと忍び足で近寄るように誘導します。そして、その途中で、何らかのシグナル(肉体からの反応)を感知したら、すぐに「サンクチュアリ」のポジションに入り、自分自身が完全に守られているという安全な感覚を、視覚、聴覚、触覚などの五感をフルに使ってアンカーします。これを何回か繰り返しながら、「変えたい状況」のポジションに近づいても肉体の反応が起こらなくなれば、演習を終了します。

自分自身の内部にあるトラウマやストレスは、ある特定の感覚(視覚、聴覚、触覚、味覚、嗅覚)がトリガーとなって、さまざまな苦しみや不快感を引き起こしています。そして、その苦しみや不快感は、特定の肉体反応として表れます。このシグナルに鋭敏になることが、この演習の最初のポイントとなります。

また、シグナルが表れているときの自分自身のステート、すなわち、深くそれを体験するまでは意識的に気づかないほどゆっくりと忍び寄るような変えたいステート、あるいは、コントロールを失うくらいすばやく迫ってくるような変えたいステートを、完全なる安心感と無限のリソースに満ちたサンクチュアリのステートに、自分自身で編集していくということが、この演習の2つめのポイントとなります。

サンクチュアリの演習では、無意識からのシグナルを敏感にキャッチする知覚の鋭敏さを養います。そして、苦しみや不快感を誘発するトリガーそのものをクリーンアップするプロセスがあるため、過去のトラウマを思い出したときやストレスがかかる状況に置かれたとき、自分自身で、完全なる安心感と無限のリソースに満ちたサンクチュアリのステートを選択し、それを保つことができるようになります。

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New Code NLP model “Sanctuary”

Practitioner ask client to develop a ‘resource’ or ‘sanctuary’ state and anchor it to a specific location on the floor. Practitioner asks the client to take a step to a different position.

Practitioner asks the client to imagine the ‘less than useful’ state in a position on the floor away from the sanctuary state. He is asked to notice what he sees and hears in the state. (without actually walking over to that position).

Practitioner asks the client to walk towards the ‘less than useful’ state as if he was stalking it. As soon as he starts to be influenced in any way by that state he is to rush back to the ‘sanctuary’ state. Repeat two more times. (he will not actually reach the negative state.)

In the future the client is likely to notice the approach of the ‘less than useful’ state and can choose to avoid it.

stalking とは、(まるで獲物を狙うハンターのような鋭敏な感覚で)そっと忍び寄ることを意味します。

蓮の花









NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
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鼻呼吸のサイクル

心身相関的な治癒の精神生物学

心による自律神経系の調整

意識と存在の波動性〜精神生物学的なリズムと自律神経系〜

D.ワーンツは、この大脳半球での優位性に影響しているウルトレイディアン・リズムが、〔左右鼻孔の〕鼻呼吸の同様な交代と、左右逆のかたちで結びついていることを発見した(Werntz, 1981)。すなわち左の鼻孔が開いて空気を取り入れている時、右脳の活発な活動を示す脳波が現れ、その逆も同様だったのである。さらに研究を続けたワーンツは、呼吸を左右の鼻孔の間で変化させると、左右大脳半球の優位性も変わることを発見した(Werntzほか, 1981)。鼻呼吸のリズムは、大脳半球の活動にとって、ただ開かれているだけの窓ではなく、左右鼻孔間の空気の流れを意図的に変えることで、脳と心の最も高いレベルにある右脳と左脳の活動を変化させることができるのである。彼女らは、この関係を自律神経系と結び付けて、次のように説明している(Werntzほか, 1981,pp.4-6)。

私たちは、鼻呼吸のサイクルと大脳半球の活動交代との相互関係は、ウルトレイディアン・リズムにもとづくひとつの振動システムのモデルによるものと考え、神経系の理解に新しい概念を打ち立てた。(中略)私たちがここで提案するのは、あらゆるウルトレイディアン・リズムと、自律神経系によるそれらのリズムの調整とをひとつにまとめる−具体的には自律神経系と左右大脳半球の活動を統合する−より完全で総合的な理論の枠組みである。ここで間違いなく言えるのは、左脳と右脳のそれぞれに局在する「別個のかたちの知性」は、その作用の全般的な傾向から見ても、脳とは左右逆の半身の代謝の活性化を必要とするということだ。そう考えれば、鼻呼吸の左右交代のサイクルは、この理論を考察するにあたり、測定が容易な指標、あるいは「窓」のようなものとみなすことができる。(中略)したがって身体は、休息と活動、すなわち副交感神経支配と交感神経支配の間での周期交代をしながら、同時に「左半身−右脳」と「右半身−左脳」の交代を経験しているのである。そしてこれが、瞳孔の開き具合からより高次の大脳の皮質の機能や反応にいたるまでの、人間のあらゆる組織レベルでのウルトレイディアン・リズムを作り出すのである。(中略)重要なのは、これが自律神経系と大脳皮質の活動の包括的な統合という、これまで定義も研究もされていない関係を意味しているということである。鼻呼吸の周期は、何らかの中央制御のメカニズム、おそらくは交感神経と副交感神経のバランスを変化させる視床下部の働きによって調整されていると思われるので、この交代は脳を含む全身で起こり、そのしくみは、血管運動の強弱が脳血管の血流を調節し、それによって大脳半球の活動を変化させることによるものであることを、私たちは仮説として提示したい。

何千年にもわたり東洋のヨーガ行者たちは、彼らのいう「プラーナヤマ」(呼吸法)を実践して呼吸を調整し、それによって意識状態を調整できると主張してきた(Rossi, 1985, 1986a)。また彼らは、身体生理への奇跡的コントロールとされるものは、呼吸リズムの意識的調整と関連するものだと主張してきた。このような心身コントロールの達人技は、おもに自律神経系にかかわるものだから、ワーンツの研究は、古代からのヨーガの伝統への理論的、実証的な架け橋となるかもしれない。

(中略)カリフォルニア州ラ・ホーヤにあるジョナス・ソーク研究所のD.シャナコフーカルサは、自律神経系に関連するいかなる心身の状態あるいは心身障害の研究も、鼻呼吸リズムを利用して左右大脳半球の優位性を切り替えることによって、安全かつ容易に行うことができると述べている(Shannah0ff-Khalsa, 1991)。私も以前、このやり方で左右大脳半球の優位性を切り替える方法を、いくつか詳しく解説したことがある(Rossi, 1986a, b)。私が好む方法は、ただ身体のどちらかの側を上にしてゆったりと横になるというものである。例えば、右を下にして横になると右の鼻孔が詰まってきて、反対に左の鼻孔は2,3分のうちに通りがよくなる。そしてそれにともなって、右脳の反応が高まる傾向があるのだ。左側を下にすれば左脳が活発になる。

催眠と精神生物学的なリズムとの関係を追求する近年の研究でもっとも興味深い分野が、この鼻呼吸と脳の関係である。ドイツの鼻科学者R.カイザーは、空気が左の鼻腔と右の鼻腔から吸入される度合いが大きく変わるウルトレイディアン・リズム的な変化に気づき、これを測定した功績で知られている(Kayer, 1895)。人間の場合、数時間ごとに左右の鼻腔はその大きさと形が切り替わり、通る空気の流れを変える。ワーンツは、大脳半球の活動(脳波)と鼻呼吸周期のウルトレイディアン・リズムの左右逆の関係を報告している(Werntz, 1981)。彼女は右脳の脳波が全体としてかなりの部分をしめることと、左の鼻孔での呼気支配との間に正の相関関係があり、左脳はそれと対称的であることを発見した。広範な研究を行ったワーンツらは、1つの鼻孔を閉じて強制的にもう一方の鼻孔で呼吸させることで、鼻呼吸の優位性は意図的に交代させられるとの結論を得た(Werntzほか, 1982a, b)。さらにこの鼻呼吸の優位性の交代は、鼻孔とは左右逆の左右大脳半球の優位性の切り替え、および全身の自律神経系のバランスの切り替えとつながっていたのである(Shannahoff-Khalsa, 1991)。ウルトレイディアン・リズムにもとづく鼻呼吸のサイクルは、大脳半球の活動指標となるばかりではなく、身体のほとんどの器官系、組織、細胞とのコミュニケーションを行うサイバネティック・ループにかかわる脳の高次中枢と自律神経系の活動の場を、意図的に変える手段として利用できるのだ。この鼻−脳−心のつながりが、東洋の達人たちが行う、ヨーガ古来の呼吸調整によって多くの自律神経系機能の随意的なコントロールをもたらす、本質的な経路だろうと推測する研究者もいる(Brown, 1991a, b; Rossi, 1990b, 1991)

最近発表されたD.オソーヴィエッツの博士論文は、この関係に触発されたものである(Osowiec, 1992)。彼女は鼻呼吸のウルトレイディアンリズムと、不安、ストレス症状、および人格の自己実現プロセスとの間には関係があるという仮説を検討した。そして、「(1)不安やストレス症状の傾向が低い自己実現タイプの人と、正常な鼻呼吸サイクルとは著しい正の相関関係があること、(2)不安やストレス症状の傾向が高い非自己実現タイプの人は、鼻呼吸サイクルに著しい不規則性が見られること」を発見した。この結果は、不規則な鼻呼吸サイクルは、とくに一方の鼻孔だけが極端に長期間詰まっている場合、病気や精神障害につながると強調した古い医学の教科書を思い起こさせる(Rama, Ballentine & Ajaya, 1976)。

最近行われた12週間の追跡調査で、オソーヴィエッツは、催眠誘導しやすい被験者は自己催眠を行うと鼻呼吸のウルトレイディアン・リズムに高い規則性を示すが、催眠誘導しにくい被験者はそうでないこおを立証しつつあるということだ。彼女はウルトレイディアン・リズムにもとづく鼻呼吸のサイクルについてのこの発見は、ストレス、症状、人格、催眠療法への反応性の間に見られる全般的な関係と軌を一にするという仮説を立てている。

催眠と鼻呼吸−脳との間につながりがあるという仮説をさらに検証するため、B.リッピンコットは二種類の催眠誘導の効果を調べた(Lippincott, 1992c)。すなわち、(1)「ハーバード催眠感受性集団尺度」(The Harvard Group Scale of Hypnotic Susceptibility: HGSHS)を用いる伝統的催眠と、(2)鼻呼吸リズムに従い、私の「ウルトレイディアン・アクセス法」を用いる自然主義的な催眠法である。彼は、催眠が左右大脳半球の優位性の交代と関係があるのなら(Ericksin & Rossi, 1979)、催眠誘導は鼻呼吸における左右の優位性とも関係があるのではないかという仮説を立てた。そして、どちらの催眠法を用いた被験者も、催眠導入をしていない対照群と比べると、鼻呼吸での左右鼻孔の交代をより多く行うこと、さらに自然主義的な催眠誘導のグループの方が、伝統的な催眠誘導グループより鼻呼吸の交代が著しく多いことを確認したのである。

〔指標12〕に記した簡単な方法で予備調査をしたところ、非常に興味深い結果が得られた。たとえば、単なるストレスや過労による機能性の頭痛は、ただ鼻呼吸のリズムを一方の鼻孔から他方へと変えるだけで、比較的速やかにその強さと部位が変わったのである。何人かの患者は、鼻呼吸の左右の優位性を変えることで、頭痛を心地よい暖かさや涼しさなどに、観念力学的に変えることができると報告した。不機嫌、不快感、身体的な不調は、この方法で5、6分間の感覚の変換を試みていくと、より意義深い気づきとともにイメージや実感にのぼってくる。他の文献では、ウルトレイディアン・リズムにおける休息期に大脳半球を右脳優位に変えることで、「明晰夢遊状態」(Lucid somnambulism)という深い自己催眠状態にアクセスした体験をいくつか発表したことがある(Rossi, 1972/1985)。

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〔指標12〕左脳大脳半球の優位性の交代と心身の状態

1.鼻呼吸での左右鼻孔の優位性と心身の状態を判断する
「今あなたが経験している心身の状態を探究し、それを変えていきたいと思われるのなら、まず左右どちらの鼻孔が通っているか確かめて下さい」

2.鼻と大脳半球の左右の優位性を交代させる
「通っている鼻孔のほうが下になるようなかたちで、横向きに寝て下さい。これによって、数分のうちに、あなたの大脳半球の優位性が下になっているほうに移ります。次の5分から20分のあいだは、感覚、知覚、情動、認知、あるいは症状などが自然に変化するのをただ受け止め、不思議さを感じていて下さい」

3.左右大脳半球の優位性の変化と、心身の状態の切り替わりを確認する
「まっすぐ座った状態で、前は詰まっていた鼻孔は今は通っていること、そしてこんどは反対側が詰まっていることに注意して下さい。こうして鼻と大脳半球での優位性が交代したときの、心身の状態の変化を覚えておいて下さい。そして自分の反応の特徴的なパターンを調べ、これからの指針にして下さい」
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U.アルヤ博士はその著作「瞑想と死の技法」(Meditation and the Art of Dying)(Arya, 1979)に、鼻呼吸のサイクル、性的オルガスム、および「サマディー」(瞑想の最高の境地。三昧)との興味深い関係を記している。それによると、古いヨーガの文献では、性的オルガスムや「サマディー」での最も深い瞑想状態の間は、両方の鼻孔が開くとされている。博士は、この種の瞑想におけるエクスタシーは、「クンダリーニ〔訳注・蛇の姿で象徴的にあらわされる生命エネルギー〕の急上昇によるもので(中略)、禁欲は容易となり、性行為より大きな歓びをもたらす」と述べている。この観察報告を検証するのは、西洋科学の役目であろう。

自律神経系、左右大脳半球の優位性、行動の関係についての以上のような予備研究は、催眠療法、心身相関的な治癒、人間の潜在能力の喚起に関する新しい精神生物学的な研究を発展させる、非常に広範で興味深い可能性を開くものである。ここでもう一度、p.213の図7を見ていただければ、この章でふれた多くの研究の深い広がりがわかるだろう。図7は、自律神経系の制御を受ける心と、身体と、身体の各細胞内の分子プロセスとの間の情報変換の完全な経路を示している。この情報変換の経路は、私たちが毎日の生活から得た記憶、学習、行動を状態依存的にコード化することで、無意識のレベルで常に自動的に調整されている。研究と臨床実践を続けることにより、これらの心身プロセスをより意志的に促すさらに広い道が開かれることだろう。(精神生物学p.236-243から引用)

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精神生物学(サイコバイオロジー)―心身のコミュニケーションと治癒の新理論
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卓越性の連鎖

私たちが高いパフォーマンス状態を作りだすために利用できる4つの力点を、ニューコードNLPでは卓越性の連鎖(Chain of Excellence)と呼んでいます。

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【高いパフォーマンス状態を作りだすために利用できる4つの力点】

1. 呼吸(Respiration)
2. 肉体の状態(Physicology)
3. 精神の状態(State)
4. パフォーマンス(Performance)…自分の能力を発揮すること

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【卓越性の連鎖】

1. 呼吸(Respiration):意識的な呼吸、呼吸パターンの倫理的な操作
   ↓
   ↓肉体の状態は、呼吸の状態に依存しています。
   ↓
2. 肉体の状態(Physicology):生理機能、姿勢や身体的特徴の倫理的な操作
   ↓
   ↓精神の状態は、肉体の状態に依存しています。
   ↓
3. 精神の状態(State):無意識のレベルで活用できる広大なリソースにアクセスすること
   ↓
   ↓パフォーマンスは、精神の状態に依存しています。
   ↓
4. パフォーマンス(Performance)

呼吸は、古来から、古今東西、武道や瞑想などで取り入れられています。先人たちは身体の機能を効果的に働かせたり心身をマネジメントしたりするために、呼吸を意識的に行うということを大切にしてきました。呼吸をどのように行うかということで自分自身の意識のクオリティが変わってくるということは確かです。生理学的に見ると、呼吸というのは通常、自律神経の働きによって無意識に行っているものですが、それを意識的に行うことが可能です。息を吸うときは交換神経が刺激されて気持ちが高まり、息を吐くときは副交感神経が刺激されてリラックスします。息をゆっくりと吸うことと、吸う時間よりも長く息を吐き出すということを意識的にするだけで、副交感神経が刺激されて、心身はどんどんリラックスしていきます。これにより、肉体の状態が変わり、精神の状態が変わり、最終的に高いパフォーマンス状態を作り出すことができるということです。

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【卓越性の連鎖の重要性】

ニューコードNLPにおける「卓越性の連鎖」というモデルは、論理レベル(Logical level)ではなく、オペレーション(Operation)です。従って、「能力」や「信念」などのコンテンツを関連付けた他のNLPとは、演習の方向性、およびテクニックの内容が異なるものとなります


青空










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ステートを選択する能力を高めましょう

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士は、パフォーマンスの高い状態を作り出す方法として、自分自身のステートを管理するためのいくつかのモデルを生み出しました。

ここで注意をしなければならないことは、自分が望むステートを得るための方法として、ステート・コントロール(State Control)という言葉を使用すると、自分の内部(無意識の領域)にあるパーツ同士が対立を起こし、結果としてモチベーションが下がったり、心身の不調を招いたりする可能性があるということです。ステートの大半は、無意識の領域が関与しているので、実際にはコントロールすることはできないのです。

そこで、グリンダー博士は、ステート・チョイス(Choice of State)という言葉を使うことを推奨しています。これは、その場その場によって、いくつかのステートを自由に選択するということを意味します。また最近では、ステート・シフト(State shift)という言葉も推奨しています。

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【高いパフォーマンス状態を作り出す方法】

グリンダー博士は、自分が望むステートを自由に選択することができ、かつ、パフォーマンスの高い状態を作り出す方法として、次の2点を挙げています。

1. 卓越性の連鎖を活用する(Chain of Excellence)
2. ノウ・ナッシング・ステートをアンカーリングする(Know-Nothing State)

ステートが最適な状態とは、外に向けて開いている状態です。ここに挙げた「卓越性の連鎖」と「ノウ・ナッシング・ステート」は、ニューコードNLPのもっとも重要なコンセプトです。


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