New Code NLP School

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士とNLP共同開発者カルメン・ボスティック・サンクレア女史が監修するニューコードNLPスクールの公式ブログです。

ニューコードNLPスクールの公式ブログです。

ニューコードNLPスクール公式ウェブサイトはこちらです。
http://www.nlp-school.jp/

2012年12月

呼吸を合わせる

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士は、言葉によるコミュニケーションをとらなくても、呼吸と姿勢だけでラポールが形成できるとコメントしています。そして特に重要なのは呼吸のラポールとしています。

アクセシング・キュー

【アクセシング・キュー(Accessing Cues)】

コミュニケーションの相手が、VAKのどの表出システムを優先的に使っているのかを知るための「非言語による手がかり」を、NLPではアクセシング・キュー(Accessing Cues)と呼んでいます。

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【アクセシング・キューの代表的なシグナル】

A.基本的なシグナル
眼球の動き(Eye movements)
●身体の姿勢(Body posture)
●ジェスチャー(Gestures)
●呼吸のパターン(Breathing patterns)
●声のトーンとテンポ(Voice tone and tempo)

B.その他のシグナル
●皮膚の色
●筋肉

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【アクセシング・キューの有益性】

●アクセシング・キューからの情報によって、相手が優先的に使っている表出システムを知ることができ、ラポール形成等に役立てることができる。

●アクセシング・キューからの情報によって、相手のストラテジー(内的プログラミングのパターン)を知ることができ、能力開発やカウンセリング等に役立てることができる。

ミラーニューロンについて

脳の研究に関して、現代は、胸がわくわくするような時代だ。20世紀後半以降、脳の中で起きていることが、脳波検査、脳磁場検査、経頭蓋磁気刺激法(TMS)といった電気生理学的手法や、陽電子放射断層撮影法(PET)、機能的磁気共鳴画像法(fMRI)といった画像研究手法などのおかげで、次第に解明されてきている。先日も、人が見た文字や図形を脳から読み取って画像化する技術の開発が報じられ、話題になった。脳の血流の変化を機能的磁気共鳴画像法(fMRI)で計測し、コンピューターで分析して再現した「neuron」という文字や「+」「×」などの記号をご覧になった方も多いだろう。こうした手法を使って挙げた素晴らしい成果のうちでもひときわ目覚しいのが本書のテーマであるミラーニューロンの発見だ。

この発見の経緯がまた面白い。もともとミラーニューロンという発想はなかったのだから、研究者たちは最初からミラーニューロンを探していたわけではない。1990年代に、サルが特定の行為をしているときに活性化するニューロンを調べていたら、同じ行為を実験者がしているのをサルが目にしたときにもそのニューロンが活性化することが偶然わかった。このニューロンは、他者が行っている行為を、あたかも自分が行っているかのように、鏡さながら自分の脳に反映するので、「ミラーニューロン」と名づけられた。

先ほど、ミラーニューロンという発想はなかったと書いたが、実は、哲学者はミラーニューロンの働きに通じる心的現象を、とうの昔から考えてきた。物事を真に理解するには、自分の心でそれを経験しなければならないという見方は以前からあったし、ニーチェは、身体行為の模倣によって共感が生まれるという見解を、すでに1880年代に示している。また、舞台演出家のピーター・ブルックが指摘しているように、観客が演技者の行為と情動を自分の中で共有していることは、演劇界では長らく常識だった。

人は、他人の行動を目にしたときに、反応が脳内にとどまらず、図らずも同じような行動をとってしまう場合があることもよく知られている。本書の中でも、「跳躍の試合で選手が飛ぶと、観客の多くは足を動かすという話も聞いた」というダーウィンの1872年の言葉が紹介されているし、俗にあくびは伝染するとよく言うが、それもこの類かも知れない。ただ、以前は、そうした考えの真偽を確かめたり、反応の仕組みや原因を突き止めたりする実験的な手段がなかっただけだ。そこへ、冒頭で述べたように、技術の進歩のおかげで科学的な解明が進み、ミラーニューロンが発見され、鋭い洞察力を持った先日の説を裏づけることになったわけだ。

私たち人間は、日常生活の多くの部分をほとんど意識しないまま、何の支障もなくこなしている。しかし、それがいかに大変なことかは、例えば人間に似たロボットと作ろうとすればたちまち明らかになる。人間と同じような動きをさせるだけでも難しい。ロボットが空いての表情を読み取ったり、相手の感覚や気持ちを理解したりすることは、それを輪にかけて困難だ。そころが人間は、それを普段から何気なくやっている。このような驚くべき能力の鍵を握っているのが、ミラーニューロンだ。(ミラーニューロン/訳者あとがきp.216-217から引用)

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ミラーニューロン

ミラーニューロンについて

【ミラーニューロンの発見】

ミラーニューロン(英:Mirror neuron)は、イタリアにあるパルマ大学のジャコモ・リゾラッティ(Giacomo Rizzolatti)らによって、1996年に発見されました。彼らは、手の運動、例えば、対象物をつかんだり操作したりする行動に特化した神経細胞を研究するために、サルの下前頭皮質に電極を設置しました。この実験において、彼らは、サルがエサを取ろうとする際の、特定の動きに関わる神経細胞の活動を記録していました。その際に、彼らは、実験者がエサを拾い上げた時に、サル自身がエサを取るときと同様の活動を示すニューロンを発見しました。その後、さらなる実験によって、サルの下前頭皮質と下頭頂皮質の約10%のニューロンが、この「鏡」の能力を持ち、自身の手の動きと観察した動きの両方で同様の反応を示すことがわかりました。この研究が論文として発表され、さらに追試による検証が行われ、ミラーニューロンは、脳における下前頭皮質と下頭頂皮質の両方に存在することがわかりました。

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ミラーニューロンについて】

ミラーニューロン(英:Mirror neuron)は、霊長類などの高等動物の脳内で、自ら行動するときと、他の個体が行動するのを見ている状態の、両方で活動電位を発生させる神経細胞です。他の個体の行動を見て、まるで自身が同じ行動をとっているかのように鏡のような反応をすることから名付けられました。他人がしていることを見て、それが自分自身のことのように感じる共感能力(empathy)と関連していると考えられています。このようなニューロンは、サルで直接観察され、人間やいくつかの鳥類においてその存在が信じられています。人間においては、前運動野と下頭頂葉において、ミラーニューロンと一致した脳の活動が観測されています。ミラーニューロンは、神経科学におけるこの10年で最も重要な発見のひとつであると考える研究者も存在しています。

ミラーニューロンの機能については、多くの説があります。このようなニューロンは、他人の行動を理解したり、模倣によって新たな技能を習得する際に重要であると言えるかも知れません。この鏡のようなシステムによって観察した行動をシミュレートすることが、私たちの持つ心の理論の能力に寄与していると考える研究者も存在しています。

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「ミラーニューロン」について書かれた書籍をご紹介します。


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ミラーニューロン


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ミラーニューロンの発見―「物まね細胞」が明かす驚きの脳科学 (ハヤカワ・ノンフィクション文庫)

ミラーリングとミラーニューロン

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士は、NLPのミラーリングと、1996年に神経科学の分野で発見されたミラーニューロン関連していると示唆しています。

NLPにおけるラポールの定義

【「ラポール」の一般的な意味】

●(人と人の関係における)親和関係、信頼関係、協調関係、意思疎通。
●(対面的な場面における)面接者と面接対象者との間につくられる親和的、共感的関係。
●(気持ちや考えにおける)共感、信頼、信用、同調、一致、理解、好ましさ、思いやり。

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【NLPの用語としての「ラポール」の定義】

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士は、ラポールについて“ability to capture and hold the unconscious attention”、すなわち「無意識的注意を引きつけて維持する能力」と定義しています。

「ラポール」は、しばしば、「信頼関係」や「共感関係」などという言葉で説明されますが、ラポールを「無意識的注意を引きつけて維持する能力」と定義した場合は、夫婦喧嘩や兄弟喧嘩のような、互いに、同じような顔の表情、言葉遣い、ジェスチャー、声量などで相手のコメントや態度に即座に反応する状況も「ラポールが形成されている」と判断します。従って、仲が良くて好ましいラポールの状態を肯定的ラポール(positive rapport)、喧嘩などの好ましくないラポールの状態を否定的ラポール(negative rapport)というように区別する場合もあります。

動物磁気を使った治療の手順

フランツ・アントン・メスメルは、患者たちを、個別療法と集団療法の両方で治療しました。個別療法では、メスメルは、患者の前に、お互いの膝が触れ合うくらいの距離で座り、両手で患者の両方の親指を押し、患者の目をじっと見ました。そしてメスメルは、患者の肩から腕に沿って手を動かす“passes”(手の動き)をしました。それから患者の季肋部(Hypochondrium, 横隔膜の下あたり)を指で押し、時々は何時間もそこに手を置いたままでいました。多くの患者たちは、奇妙な感覚を覚えたり、治癒されると考えた痙攣を起こしたりしました。そしてメスメルは、治療の最後に、謎の楽器「グラス・アルモニカ」で曲を演奏することもありました。

1780年頃、メスメルは、“baquet”(バケツ)として知られる集団治療法を確立しました。その治療を見たあるイギリス人医師は次のように記述しています。

部屋の中央に、約1フィート半(45cm)の高さの桶が置かれていて、ここではそれを“baquet”(バケツ)」と呼んでいた。まわりに20人くらいの人々が楽に座れるくらいの大きさである。そしてそれを覆う蓋の端近くに、それを囲む人々と同じ数の穴が開けられている。その穴の中に、患者に適用されることになっている身体の部分に応えるために、右側に曲がった、高さの異なる鉄の棒を挿し込む。鉄の棒の他に、バケツと患者の1人を繋ぐロープもあり、その患者から他の患者に次々と手渡されて、ロープは円になる。最も著しい効果は、メスメルが近づいたことで生み出される。メスメルは患者に触れることなく、手または目の決まった動きだけで“du fluide magnetique”(流体)を伝達すると言われる。私はその効果を目撃したという人、手の動きで痙攣が引き起こされ、除去されたという人の何人かと話したことがある。


Wikipedia:フランツ・アントン・メスメルより引用

ラポールという言葉の由来について

ラポール(Rapport)とは、ドイツで生まれ、オーストリアの首都ウィーンで活躍した精神科医フランツ・アントン・メスメル(独:Franz Anton Mesmer,仏Frederic-Antoine Mesmer,1734-1815)が、動物磁気(magnetisme animal,en: Animal magnetism)に感応した患者との間に生じた関係を表現するために使用した言葉です。その後、治療者と患者の間に、相互を信頼し合い、安心して自由に振る舞ったり感情の交流を行える関係が成立している状態を表す言葉として使用されるようになり、近代になって、「信頼関係」を意味する臨床心理学の用語となりました。

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Franz Anton Mesmer(1734-1815)





カリブレーションについて

カリブレーションは、「NLPのすべてのスキルセットの母」と言ってもいいくらい大切なスキルです。相手に対するカリブレーションで検知できるもの、すなわち見えるものは、表面にもたらせているものであり、内的反応の結果です。

by ジョン・グリンダー博士(2010年5月・東京にて)

マルチ・タスク・プロセッシング

【カリブレーションに関する質問】

A.コミュニケーション相手の外的行動をカリブレーションしている時、その人の話を聞いていないように思われないでしょうか?

Q.それはありません。
私たちは、NLPのトレーニングによって、コミュニケーション相手の「会話内容」と、その人の姿勢、仕草、呼吸、眼球の動き、極微筋肉の動き、話し声、言葉使いなどの「外的行動」を同時に意識することができるようになります。これをNLPではマルチ・タスク・プロセッシング(複数のタスクを同時に処理すること)と呼んでいます。

マルチ・タスク・プロセッシングの能力は、通常、右脳と左脳を結んでいるブリッジ部分である脳梁という器官が太い場合に高められると言われています。脳梁は、一般的に、男性よりも女性の方が太いので、女性は複数の仕事を同時に遂行できる傾向があります。また、NLPのさまざまな演習を行うことによって、自然に脳梁が太くなり、マルチ・タスク・プロセッシングの能力が高まってきます。

脳梁のイメージ
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