パーツとは、NLPにおいて、非常に重要かつ基本となる概念です。パーツとは、本質的には、さまざまな表出システム(VAK)の組み合わせによって同一化できる複数のサブ・パーソナリティ(副人格)であると言えます。それは、異なる意識の状態であり、個人の中で発達した異なる反応とプログラムから進化したものです。

パーツ間には、しばしば対立が見られます。その対立は、直接的あるいは間接的に、ホルモン分泌、身体の生理的状態、心拍数や血圧、呼吸、基礎代謝、免疫システムのコントロールといった神経システムの情報処理に影響を与えます。

パーツ同士の矛盾によって起こる不適当な反応の組み合わせを「不一致」と呼びます。そして、パーツは、連続して、あるいは同時に、自分の意見を述べることがあります。連続して起こる不一致というのは、例えば、「私は会社に行かなければならない。しかし、会社を休んで家でゆっくりしていたい」、「私はダイエットをしたい。しかしケーキを食べたい」といったケースによって象徴されます。また、同時に起こる不一致というのは、例えば、「はい」と言っておきながら、同時に「いいえ」の身体反応が出ているというケースがによって象徴されます。後者の不一致は、NLPの「カリブレーション」というスキルで検知することができます。

NLPでは、対立するパーツを統合するためのテクニックがいくつか用意されています。

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