New Code NLP School

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士とNLP共同開発者カルメン・ボスティック・サンクレア女史が監修するニューコードNLPスクールの公式ブログです。

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2016年02月

自触媒的な治癒を促す(2)

心身のコミュニケーション精神精神生物学

心身コミュニケーションの新しい言語

自触媒的な治癒を促す

自触媒的な治癒を促す方法をいつどのように使うかを知るには、葛藤のさい典型的に見る夢を利用するのが一番いい。セラピストはクライアントに、手のひらを上にして両手を広げ、夢の中で体験していることを感じてみるように求める。そして夢の中でどんな姿あるいは力が対立しているかに応じて、たとえばどちらの手が夢を見ている自分で、どちらの手が自分を追いかけてくる怪物だと感じられるかをクライアントに尋ねるのだ。これは指針9の指信号法でイエス、ノーを表わす指を決めるようにクライアントに求める第一段階と、いくぶん似通った作業である。典型的なアクセス質問法としては、次のようなものがある。

「どちらの手が夢の中のあなたで、どちらの手があなたを批判する監督者だという感じがしますか」

「夢の始めの部分で、あなたはどちらの手に冷たさを感じますか。また、どちらの手に、突然現れた火山のような熱さを感じますか」

「夢の中であなたが感じた痛みを、どちらの手が感じましたか。そしてどちらの手が、その痛みを治すために飲んだ魔法の薬のように感じましたか」

「どちらの手があなたに怒りを感じさせ、どちらの手が恐れを感じさせますか」

「あなたの身体の左右のどちら側があなたの母親(あるいはクライアントが対立している他の重要な人物)で、どちらがあなた自身のように感じますか」

「どちらの手があなたの中の大人の部分で、どちらの手が子供の部分と感じますか」

「あなたの性的な面はどんな感覚を感じますか。また、恐怖の面ではどんな感覚を感じますか。それに注意してください。そして、それらはそれぞれ身体の左右のどちら側なのか、教えて下さい」

「あなたはその頭痛〔その他何でも〕を、何とかしたいのですね。(・・・・・)両方の手のそれぞれにじっと集中してください。どちらの手が、その頭痛を多少でも感じていますか。(・・・・・)その手が感じる頭痛がほんのちょっとの間、だんだん強くなっていきます。あなたの中で何かが起きてきますか。(・・・・・)〔クライアントはしばしば、頭痛がもとの場所からどちらか一方の手に自然に移動したと言う〕さあ、どうしてあなたの手が頭痛を感じているのに、頭には何も感じないのかという、その不思議さを感じてみて下さい。それで、もう一方の手は何ともありませんか。そっちの手で、痛い方の手を助けられますか。さあ、その痛痛くない方の「癒しの手」がどうやって痛い手を助けるのかという、不思議さを感じて下さい。(・・・・・)

そこで探っている葛藤が何であれ、クライアントが、どちらの手がどう感じるかを告げたら、セラピストは第二段階に進んで。こう告げる。「さあ、ともに活動を始めたあなたの2つの面の間でこれから起こることを、ただ感じて下さい。− 2つの手に何が起こるか(間)見てみましょう」本当に重要でどうしても知りたい問題がからんでいれば、クライアントは普通、何かに魅せられたように両手を見つめる。両手は普通、クライアントの特性に従って、上がったり下がったり動いたりし始め、無意識レベルで起きているであろう葛藤を表わす、観念力学的感覚 − 知覚的行動、または運動 − 自己受容的行動を表現し始める(指針1の「流れにまかせる」p.120参照)。このプロセスを端的に言えば、「無意識がもつ観念力学が、目に見える行動に表現されている」ということである。

とらえどころがなく包括的ともいえないフロイトの「自由連想」、私的な面をもつユングの「能動的創造(アクティブイマジネーション)」、そして、F・パールズの「ゲシュタルト療法の外面的な対話」(クライアントのあるがままの外面的状態に対し治療的介入の言葉をかける)が、「自触媒的な治癒」(autocatalytic healing)というさらに包括的で自己生成的な新しいプロセスにまとめられたわけである(夢のワークにおける「新たなる創造」の例を多くあげた、Rossi, 1972/1985を参照)。この方法はセラピストによる解釈をほとんど必要とせず、それ自体で洞察と治療を完結させるので、クライアントは自分が力を得たように感じる。自触媒的な治癒と発見の真のプロセスにおいては、クライアントとセラピストはともに参加者であり観察者なのである

セラピストは、その場にふさわしい不思議と驚異の念をもってこの自己発生的なプロセスを観察し、支えるだけでいい。とくにクライアントがしばしば自然に自己洞察と問題解決に至る第三段階にあっては、セラピストは多くの未完了のフレーズやセンテンスを使って、期待を抱いているような、断定を避けた口調を保ちながら問いかけ、その合図によってクライアントが内面の「空所を埋めていく」プロセスを促すのが賢明な方法である。セラピストが通常の高揚感のある声の調子にやや懐疑的な態度を混ぜるといいこともある。そうしてセラピストが疑いの念を表わすことで、懐疑的なクライアントが疑いを表明する必要性を和らげるのである。セラピストにもクライアントにも最初は何だかわからないとしても、何か創造的なことが起こっていたりするのだ。実際、この治療的プロセスが自触媒的、創造的なものになるには、真の驚き、ある程度の無意識性(自分の思考、感情、行動を方向づけ、コントロールしているというふつうの感覚の外にあること)、何が起きるかわからないという予測不可能性がなければならないそうでなければ、刺激−反応型の心理学にもとづく時代遅れの権威主義的なセラピストが映画の中でやっているような、クライアントに指示にプログラムする「専門家」の役割を演ずるセラピストとの、伝統的な「対話療法」と変わらないものになってしまう。(精神生物学p.170-173から引用)

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〔指針10〕自触媒的な治癒を促す

1.葛藤の両面を同時に体験する
「あなたは自分の精神的な面と、過食する面との間で戦ってきました。それでは、手のひらを上にして両手を前に出し、どちらの手が自分の精神で、どちらの手が過食する自分のように感じられるのか教えて下さい」

2.内的葛藤を体験し、外面化する
「今は一緒に活動しているあなた自身のその両面の間で何が起こるか、ただ体験してみて下さい」〔クライアントの体験がどんなものであれ、セラピストはただ能動的想像による内的なドラマを促す。その間に、指針1にあげたあらゆるモードで、驚くような体験が両手の間で無意識に外面化する〕

3.葛藤の解消と自己強化を促す
「そうです。その二つの面で続けさせてください・・・・・それでいいのです。さあ、今度は自然に何が起こるでしょう・・・・・これが続いていく中でも、いちばん興味深いのは何でしょう・・・・・どうすればすべてが一つにまとまるのでしょう・・・・・」

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自触媒的な治癒を促す(1)

心身のコミュニケーション精神精神生物学

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自触媒的な治癒を促す

これは基本的アクセス質問法のバリエーションの1つであり、手、指、その他あらゆる種類の無意識に発せられる身体的信号を、比較的形を定めずに用いる方法である。より創造的な、自由な体験から自触媒的な治癒を促す方法であり、これに適したクライアントであれば、短期間で洞察を得、症状や葛藤を解消することができる。「閉じ込められた」あるいは「わからない」と感じるような体験が、指針8の三段階問題解決法を適用する指標となるのと同様に、行動あるいは人格表現での複数の選択肢の間で「葛藤がある」と感じる体験が、この自触媒的治癒を行う指標となる。

人が「葛藤」を抱くのは、その人の人格のそれぞれ異なった面が自然に解離した形でいろいろな時に現れるという、自然ではあるが奇妙な心理的特性のゆえである。たいていの人にとっては、愛と憎しみを同時に感じるのは難しいように見える。普通は「闘争か逃走か」であって、同時に両方ということはまずない。このような葛藤は、治療の中でクライアントに両方を体験させる心身の間のサイコドラマ(心理劇)を組み立て、洞察へと導くことで解消できる(Lightfoot, 1992)。セラピストが最初にするべきことは、クライアントが人格内の対立する両面の力を自ら体験し、この両面が自触媒的な治癒に入っていけるよう、アクセスのための基本的な質問を組み立てることである。(精神生物学p.169から引用)

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NLP体験会のお知らせ

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「やめたいけどやめられない行動を自然に手放す行動修正法」

夜遅くにお菓子を食べてしまう…、スマホのゲームに時間を費やしてしまう…、朝起きるのが苦手…。こうした習慣を改善したいと願っても、なかなか思うようにならず、自責の念にかられた経験はありませんか。NLPの手法を使えば、自分を責めることなく、やめたいけどやめられない行動を自然に手放していくことができます。

自然に手放すためには、やめたいと思っていてもやめられない行動に隠された「意図」を知ったうえで、潜在意識にある「望み」に焦点を当て、その意図を持つ自己のサブパーソナルと真摯な気持ちでコミュニケーションをとる必要があります。サブパーソナルも完全に同意する健康的な行動を、創造の泉である潜在意識から直感で導き出す素晴らしいNLPのテクニックをご紹介します。

このワークショップでは、自分の肉体と真摯にコミュニケーションを取りながら、無理なく、自然に行動修正していくためのNLPテクニックを体験できます。ご興味のある方のご参加をお待ちしています。


【プログラム】

(1)自分の身体と真摯にコミュニケーションを取るためのテクニック
  ・やめられない行動を取っているサブパーソナルとコミュニケーションを取る
  ・やめられない行動に隠された「真の意図」と「望み」を導き出す
  ・サブパーソナルと信頼関係を築くテクニック

(2)自分の潜在意識にある創造の泉につながる
  ・やめられない行動に代わる健康的な行動を、創造の泉から引き出す
  ・自分の中にある「すべてを知っている」部分とつながって情報を得る
  ・サブパーソナルを統合し、ゆるぎない中心意識を確立するテクニック

【スケジュール&募集要項】
●講師:中島志保(NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定トレーナー)
●日時:2016年2月11日(祝)13:00〜17:00
●会場:GBJセミナールーム
●定員:20名
●受講料:6,000円(税込)
●主催:ゲリーボーネル・ジャパン


お問合せ&お申込みは、ゲリーボーネル・ジャパンにご連絡下さい。
ゲリーボーネル・ジャパン公式サイト

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