プレゼンテーションをしている最中に、自分の内側から声が聞こえることがあります。例えば、『ああ〜また馬鹿なことをやってる』とか、『ああ〜何をやったらいいのかわからなくなってきた』といった声です。そういうときは、深呼吸をして、ハイパフォーマンス状態になるよう自分自身に働きかけたあと、『そのフィードバックは何時にどの場所でやってほしい』と交渉します。例えば、プレゼンテーションが終わったあとの振り返りの時間でもいいですし、一日が終わって就寝する前の時間でもいいのです。
私は毎晩必ず、「今日の一日」というフィルムを見るようにしていて、フィルムを見ながら『これはいいパフォーマンスだわ』とか、『これは不必要なパフォーマンスだわ』とか、『これはちょっと違うことをやったらよかったわ』とか、自分の内側でそういった会話をします。そしてそのとき、現場で私に語りかけたがっていた声と対話をし、さらにそこでフィルムの編集をするのです。
私のプレゼンテーションはパーフェクトに見えるかもしれませんが、実際はパーフェクトであるかのように振舞っているだけです。そして、自分の行動に対して毎晩必ず、「今日の一日」というフィルムの編集作業をしています。なぜなら、いつだって完璧ではないからです。私は自分に対して怒ったり批判したりはしません。そして私はいつも自分自身に対してオープンにしています。
カルメン・ボスティック・サンクレア女史より
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記事更新日:2023/04/05