【NLPモデルにおける前庭感覚(Vs)】

前庭感覚(vestibular sensation)は平衡感覚(sensation or equilibrium)とほぼ同義ですが、文献によっては厳密に言うと少し違うととらえているものもあり、それによると、平衡感覚は、前庭感覚、深部感覚(運動感覚)、皮膚感覚、視覚などが総合的に作用して維持されている感覚のようです。

Sパターンに関する参考資料等にもありますように、NLP共同創始者グリンダー博士は、厳密な前庭感覚というより(前庭感覚を含む)平衡感覚を重視していると拝察されます。


【前庭感覚(Vs)を体感覚に入れるか?】

体感覚(体性感覚)を、基本的に抹消由来の皮膚感覚(圧力、振動、熱さ、冷たさ、痛み等)、運動感覚、内臓感覚等ととらえますと、前庭感覚はこれらとは全く違う神経系(前庭嚢、半規管→前庭神経→延髄)を通して得られる感覚ですので、これを体感覚とは一緒にせずに、別の感覚として特だしすることには一理あるように思えます。(また、通常五感の感覚は意識されますが、前庭感覚(平衡感覚)は意識されないというところも他の感覚と違います。)

ブランコ








NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
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記事更新日:2021/06/26