サンクチュアリー(Sanctuary)は、1980年代にジョン・グリンダー博士によって開発されたモデルで、ニューコードNLPのもっとも実質的なパターンによって構成されています。

サンクチュアリーという言葉は、一般的に「聖域」や「神聖な場所」などと訳されますが、ニューコードNLPのモデルでは 'A safe place which nothing can touch you' 「誰もあなたに触れることができない(自分自身を保護するための)完全に安全な場所」を意味します。

サンクチュアリーのパターンは、エクスプローラー(エクササイズを行う者)が、望まないステートXの、一番早くに起きるトリガーポイント(反応を引き起こす瞬間)に気づき、そのトリガーポイントと、エクスプローラーによって設計され、構築されたサンクチュアリーステートをつなぐことを目的としていまます。

サンクチュアリーのパターンの成果は、エクスプローラーが、望まないステートXにどっぷり漬かってしまっていることに気づいた状況を経験したときに、自分で自動的にサンクチュアリーステートにアクセスできるようになることです。

サンクチュアリーは、次の2つのステートに対応します:

a)あまりにも早くエクスプローラーを呑みこんでしまう、そのステートに入る速さが原因で、そのステートにはまってしまうステート。カッ!となるような激しい怒り(rage)や、ビクッ!とするような恐怖や心配(fear)はこういった速い動きのステートの例です。

b)あまりにもゆっくりとエクスプローラーに忍び寄るために、その中にすっかり取り込まれてしまい、また抜け出せなくなってしまうまで、エクスプローラーが探知しないステート。気分の落ち込みや鬱(depression)は非常に強力な資源に欠いたステートへと積み重なって変化してしまう、遅いステートの型の一例です。

サンクチュアリーのエクササイズを行うことによって、過去のトラウマを思い出したり、ストレスがかかる状況に置かれたときに、自分自身で完全なる安心感と無限のリソースに満ちたサンクチュアリーのステートを選択し、それを維持することができるようになります。

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