New Code NLP School

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士とNLP共同開発者カルメン・ボスティック・サンクレア女史が監修するニューコードNLPスクールの公式ブログです。

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トランス

バイブレーショナル・メディスン(3)

【人間の潜在力としてのサイキック・ヒーリング〜その進歩の歴史〜】(その3)

1778年、ひとりの革命的なヒーラーが探究の道をさらに一歩前進させました。患者がキリストやヒーラーの力を信頼していなくても著しい治療効果が得られると主張する人物が現れたのです。それは、ドイツの医師フランツ・アントン・メスメル(独:Franz Anton Mesmer,仏:Frederic-Antoine Mesmer,1734-1815)です。

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フランツ・アントン・メスメル
(独:Franz Anton Mesmer,仏:Frederic-Antoine Mesmer)









メスメルは、患者が治療したのは、宇宙に遍満する流体(fluide)というエネルギーを利用したからであると主張しました。メスメルは、この流体が、宇宙に遍満する微細な液状物質で、人間とほかの生命体、生物どうし、地球や天体と結びつける媒体であると主張しました。(この説は、パラケルススの医学体系における宇宙観と同じです)。メスメルは、自然界のすべての存在は特定の力を持っており、その特殊な力の働きによって他の存在の上にそれ自身の存在を顕現させられると述べています。彼は、あらゆる物体・動物・植物、そして鉱物の中にまでその不思議な媒質が浸透していると考えていました。

メスメルは、ウィーンにおける医学研究時代の初期の頃、患者の病変部位の上に磁石をかざすと病気が治る場合が少なからずあることに気づきました。また、神経疾患をもつ患者においては、磁石の刺激が異常な運動を引き起こす傾向があることもわかりました。メスメルは、磁気治療が成功している時は筋肉の大きな痙攣(けいれん)や反射が頻繁に発生すると記録しています。やがてメスメルは、治療がうまくいくのは、磁石を伝導体として、彼自身の体内から生じたエーテルの流れが患者の体内に注入され、微細エネルギー的な治療効果が生まれたためであると信じるようになりました。そして、その「生命力の流れ」が磁気的な性質を帯びているものと考え、それを(無機物や鉄に対してはたらく磁気と区別するために)動物磁気(magnetisme animal,Animal magnetism)と名付けました。

動物磁気をもちいた治療によって、筋肉の不随意的な痙攣(けいれん)や振顫(しんせん)が起こることから、メスメルは研究を通じて、微細エネルギーの流れが神経系と関連しているのではないかと考えるようになりました。彼は神経と生命力の流れが全身に流体を輸送し、流体が供給された部位が活力を取り戻すという仮説を立てました。メスメルの流体という概念は、古代中国の「気」とも通じているように見えます。気エネルギーも、経絡系を流れて神経と身体組織に生命力を供給するものです。

メスメルは、健康とホメオスタシスの基礎には、生命を維持し、制御している磁気的な流体のはたらきが欠かせないと確信しました。彼は、このような生体磁気と適切な相互作用をもち、基本的な自然法則と調和しているときに、人は健康でいられる。そして、病気は、肉体と、そうした自然の微細な力とのあいだの調和が乱れたときに発生すると考えました。

メスメルはさらに、その普遍的な力を生み出す最良の供給源は人体そのものであると確信するようになりました。そしてそのエネルギーの流れの最も強い放出点は手のひらであると考えました。これによって、治療家が手を患者の身体に触れて治療を行えば、患者に向かってエネルギーが直接流れるという磁気的パスを考案しました。この治療法は、フランス革命をむかえていたこの時期において、彼自身の影響力によって、フランス国民の間で大流行することになりました。

しかし不幸なことに、当時の科学者の多くは、メスメルの治療法を、単なる催眠術、あるいは暗示効果であると考えていました。一部の科学者は、いまだに催眠のことをメスメリズム(mesmerism)と呼ぶことがあり、「メスメライズ」という言葉は、現在でも「催眠状態にする」という意味に使われています。

1784年、フランス国王は、メスメルの治療実験の真偽を調査委員会に諮問しました。その委員会のメンバーには、科学アカデミー会員、著名な医学者、そして、アメリカの政治家であり科学者でもあったベンジャミン・フランクリンなどが参加しました。彼らが計画した実験は、「治療に成功した症例の背後には磁気的な流体という力が存在する」というメスメルの主張の真偽を確かめるものでしたが、残念ながら、委員会によって計画された検査のいずれもが、流体の医学的な効能の測定とは無関係なものとなりました。この権威ある委員会が最終的に下した結論は、「流体は存在しない」というものでした。患者に対する治療効果そのものは否定しませんでしたが、その効果は、感覚的興奮、想像力、(他の患者の)模倣によるものだと考えられました。興味深いことに、医学アカデミーは、1831年に、動物磁気の再検討を行い、メスメルの視点を一部ではあるが公的に認めました。しかし、そのような評価にもかかわらず、その後、メスメルの研究が広く世間に認められることはありませんでした。

手かざし療法の生理学的作用に関する最近の研究によって、治療作用をもつ微細エネルギーが磁気的性質を帯びていることが確かめられてから、研究者たちは、メスメルが人体の微細エネルギーの磁気的性質を何世紀にもさきがけて理解していたことを立証していきました。しかし後述するように、そうした微細エネルギーを従来の電磁気的測定機器によって直接測定する試みが困難であることは、現代でもメスメルの時代とさほど変わりはありません。

メスメルは、この微細な磁気的な力が水に蓄えられることや、治療家が処理した水に含まれるエネルギーが、患者の握る「鉄の棒」を通じて伝わることを発見しました。そして、水に蓄えられた治癒のエネルギーを患者に中継するために、「桶(バケ,baquet)」と呼ばれるエネルギー貯蔵庫を考案しました。

ともあれ、こんにちでは、メスメルを偉大な催眠術師だと考える人は多くても、微細な磁気的治癒エネルギーについての彼のパイオニア的な研究を知る人はほとんどいません。

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バイブレーショナル・メディスン―いのちを癒す「エネルギー医学」の全体像 [単行本]
p.354-357

バイブレーショナル・メディスン(2)

【人間の潜在力としてのサイキック・ヒーリング〜その進歩の歴史〜】(その2)

治癒のメカニズムを調べていた初期の研究者の多くは、そこに磁気のようなエネルギーが関わっているという仮説を持っていました。当時、注目を集めた「生体磁気説」の代表的な論者のひとりに、テオフラストゥス・フィリップス・アウレオールス・ボンバストゥス・フォン・ホーエンハイム(Theophrastus Philippus Aureolus Bombastus von Hohenheim)というルネサンス初期のスイスの医師がいましたが、彼はパラケルスス(Paracelsus)という名前でも知られている有名な人物であり、のちに大論争の火付け役となりました。

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パラケルスス(Paracelsus)









パラケルススは、新しい薬物療法の数々を発見し、人間と宇宙との照応関係にもとづく独自の医学体系を築きあげました。その説によれば、人体は、微細な放射物や、空間を隅々まで満たしている流動体を通じて、星やさまざまな物体(とくに磁石)の影響を受けているというものです。パラケルススの説は、人間と天体との結びつきを説明しようとするものでした。彼の医学体系は、人間の病気や行動に対する惑星と恒星の影響に関する、初期の占星術的な考察であるとみることができます。

ここで言及されている人間と天界との結びつきは、微細で浸透的であり宇宙に遍満する流動体、おそらくは「エーテル」の初期的構成物によって成り立っています。パラケルススは、その微細な物質には犲Уづ畧質が備わっていると考え、これが治癒をうながす独特の特性をもたらしていると考えました。そして、その力が手に入り、活用できるのであれば、病気の進行を遅らせたり、治癒に導いたりすることができるだろうとも結論づけていました。パラケルススは、「生命力というものは、個人の体内に閉じこめられているものではなく、光輝く天体のように身体の内外に放射しており、遠く離れた場所にも作用するものである」と述べています。身体周囲のエネルギー場に関する描写が実に正確であることから察して、彼自身が人体のオーラを観察することができたのではないかと思われます。

パラケルススの死後、磁気説は、当時の医師であり神秘家であった英国人ロバート・フラッド(Robert Fludd,Robertus de Fluctibus,1574-1637)に受け継がれました。フラッドは、17世紀初期の代表的な錬金術理論家のひとりと考えられています。
 

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ロバート・フラッド(Robert Fludd,Robertus de Fluctibus)








彼は、光と生命の源としての、健康における太陽の役割を強調し、太陽は地球上に存在するあらゆる生き物に必要な「生命の光線」を供給してくれると考えていました。また、天上から送られてくる不可視の力が何らかの方法であらゆる生命体に顕現しており、その生命力は犖撞曚箸箸發某搬里貌ってくる瓩塙佑┐泙靴拭これは、インドのプラーナという概念と似ており、太陽に内在する微細エネルギーをあらわす概念であり、呼吸を通じて体内に取り入れられるというものです。

神秘家の多くは、ヒーラーが行う「癒しのわざ」は、体内に取り入れたプラーナの流れを視覚化し、意識的にコントロールすることによって、エーテル・エネルギーを患者の体内に手から送り込むことだと考えています。フラッドは、人体に磁気が存在するという説の信奉者でもありました。

(続く)

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バイブレーショナル・メディスン―いのちを癒す「エネルギー医学」の全体像 [単行本]
p.353-354

バイブレーショナル・メディスン(1)

NLPマスタープラクティショナーコースでは、「トランス」について学んでいくなかで、トランスの歴史についても触れていきます。これについて、「ヒーリング」という観点からまとめている本がありますので下記のご紹介します。

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バイブレーショナル・メディスン―いのちを癒す「エネルギー医学」の全体像 [単行本]

下記に、この本の一部を、ご紹介します。
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【人間の潜在力としてのサイキック・ヒーリング〜その進歩の歴史〜】(その1)

手かざし療法の歴史は、何千年も昔にさかのぼります。古代エジプトにおいて、それが治療目的でもちいられていたことを示す証拠は、紀元前1552年頃のエーベルス・パピルス(Ebera Papyrus)にすでにみとめられています。

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エーベルス・パピルスの癌治療に関する記述










キリストが誕生する4世紀も前のギリシャ人たちも、アスクレピオス神殿などにおいて、病人を治療するために手かざし療法をもちいていました。アリストファネスのいくつかの作品には、失明した男性の視力が手かざし療法によって回復したり、不妊の女性が子を授かったりするさまが詳しく描写されています。

聖書には、手かざし療法の医学的な応用や霊的な応用について、数多くの記述が見られます。キリストの奇跡的な癒しが手かざしによって行われたことは、よく知られているところです。キリストはこう言っています。「わたしが行っていることは、あなたがたにもできることです。あなたがたならもっと上手にできるだろう」。初期のキリスト教聖職者にとっては、手かざし療法は、説教や秘蹟と同じ仕事の一部だと考えられていました。初期の教会では、手かざしは、聖水や聖油といっしょに、秘蹟において使われていました。

それから何百年間かのあいだに、教会における癒しの職務は次第に衰退していき、ヨーロッパでは、癒しのわざはロイヤル・タッチとして行われるようになりました。ヨーロッパ諸国の王たちは、結核(瘰癧・るいれき)のような病気を手かざしによって癒したと伝えられています。この治療法は、イギリスでは、エドワード証聖王(Edward the Confessor 1004-1066)によってはじめられ、その後700年以上も続き、懐疑的な王ウィリアム4世(William Henry 1765-1837)の統治時代に廃止されました。

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エドワード証聖王(バイユーのタメストリー)








初期に行われたさまざまな癒しのわざの試みは、イエスやイギリス王、あるいは特定の治療家のもつパワーに対する、患者の信頼感や信仰心に基づくものだと考えられていました。また、現代になると、自然界の特殊な生命力や作用力によって治療が生じると考える医学者たちもあらわれました。

(続く)

トランスの歴史

NLPマスタープラクティショナー福岡1期では、トランスの歴史に関する全体的な流れを把握するために、下記のような4つの項目について学びました。

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【古代エジプトの眠りの寺院】

近代催眠との関係で、最も有名な古代の遺跡は、エジプト、ギリシャ、ローマにあった眠りの寺院(Sleep Temple)です。最も古い遺跡は、エジプトのナイル川のほとりに、紀元前5世紀頃、豊穣の神イシスを祀る寺院として建立された、眠りの寺院です。イシスは治癒力をもつ神としても信仰されていました。

眠りの寺院では、心身が病んでいる者が、神官の呪術的な儀式によって深い眠りに誘われ、そこにイシスの神が現れて、診断と治療法を告げるというものでした。

この眠りの儀式は、紀元前4世紀頃、エジプトからギリシャへと伝わり、200〜300年という長い年月をかけてアスクレピオス神殿が建設されたと言われています。アスクレピオスはギリシャ・ローマ時代の医学の神ですが、夢にあらわれて病を治療すると信じられていました。

 アスクレピオス神殿(世界遺産)

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アスクレピオスの座像
左にシンボルの蛇











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【フランツ・アントン・メスメルが考案したメスメリズム】

ウィーンの医師フランツ・アントン・メスメル(1734-1815)は、人間の体内において、エーテル体が不足したり、そのバランスが崩れたりすることによって病気になると考え、宇宙に充満している磁気を帯びたエーテル体(ethereal medium)を患者に送りこむことによって、病気を治療できると考えました。メスメルはこのエーテル体について動物磁気(Animal magnetism)という名称をつけ、この動物磁気を使った治療法はメスメリズム(Mesmerism)と呼ばれました。

 
メスメル医師の治療法がきっかけとなった「ラポール」という言葉の誕生

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フランツ・アントン・メスメル










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【ジェームズ・ブレイドが考案したヒプノティズム】

19世紀には、メスメリズムを研究していたスコットランドの医師ジェームズ・ブレイド(1795-1860)が、メスメリズムの生体磁気が科学的に証明できるものではないと結論づけ、生体磁気を使わなくても、ある一点を凝視することによって目の筋肉が疲れると自然にトランス状態に入るということに気づきました。このとき、トランス状態に入っている人が眠っているような状態だと判断し、「眠り」を意味するギリシャ語のヒプノシス(hypnosis)から、ヒプノティズム=催眠術(hypnotism)という言葉を生みだしました。今日使われている「催眠」や「ヒプノセラピー」という言葉は、ここからきています。

19世紀から20世紀にかけて、催眠による治療は、精神面での適用、あるいは外科の麻酔薬の代用など痛みを緩和するものとして、世界各国に広まっていきました。

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ジェームズ・ブレイド










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【ミルトン・エリクソンが行ったエリクソン催眠(現代催眠)】

アメリカの精神科医ミルトン・エリクソン(1901-1980)は、催眠の研究者として膨大な数の催眠実験を行い、実証的科学的な実験結果を蓄積し、催眠についての研究を実証科学の域に高めた催眠療法家です。1957年、55歳のときに、米国臨床催眠学会(ASCH)を創設したことも功績のひとつです。

エリクソンの催眠手法は、それまでの伝統的催眠と異なり、被催眠者は催眠をかけられているという意識はなく、話を聞いているうちにトランス状態に導かれるという自然かつ間接的な手法を用いていました。このような催眠手法をエリクソン催眠を呼んでいます。

〔伝統的催眠とエリクソン催眠の違い〕
●伝統的催眠
 ・被催眠者に対して、指示的あるいは儀式的に誘導を行う。
 ・催眠誘導に直接暗示を使う。
  →「あなたは、これから、○○○をします」
 ・催眠者の指示に従って、被催眠者が行動するように仕向ける。
 ・誰に対しても同じやりかたで誘導することが多い。

●エリクソン催眠
 ・被催眠者に対して、普通の会話をしながら自然に誘導を行う。
 ・催眠誘導に間接的な方法を使う。
  →「過去にトランスに入ったことはありますか?そのときのことを思い出してください」
 ・被催眠者が表現したもの、あるいは、もともと持っているものを利用して誘導する。

 The Milton H. Erickson Foundation

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 催眠の歴史(History of hypnosis)

トランスと脳波活動

脳波(electroencephalogram:EEG)とは、ヒト・動物の脳から自発的に発生する電気活動を、頭皮上などに置いた電極で記録したものです。脳波は、精神活動(覚醒度)、年齢、薬物等の感覚刺激、意識標準によって変化します。脳波の基礎律動は、周波数帯域ごとに以下のように名前が付けられており、それぞれ異なった生理学的な意義を有しています。(ギリシャ文字が周波数順になっていない点に留意が必要です)

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【脳波活動:β波(ベータ波)】

●周波数帯域:14〜30Hz
●トランスのレベル:覚醒した状態

〔日常の状態〕
●通常の活動をしている状態
●時間と空間の枠内で生きている感覚
 ・思考をする(判断、批評、計算など)
 ・感情が高まる(喜び、悲しみ、怒りなど)
 ・緊張感がある

〔催眠の状態〕
●催眠誘導を行うときの初期の段階
 ・能動的催眠
 ・感情を誘引する暗示を与えたときなどに見られる

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【脳波活動:α波(アルファ波)】

●周波数帯域:8〜13Hz
●トランスのレベル:軽いトランス状態

〔日常の状態〕
●リラックスしている状態
 ・精神的な安定感
 ・集中力が高まる
 ・想像力が高まる
 ・知覚が鋭敏になる

〔催眠の状態〕
●催眠誘導が進んで、リラックスする状態
 ・選別的思考(1つのことに意識を集中できる)

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【脳波活動:Θ波(シータ波)】

●周波数帯域:4〜7Hz
●トランスのレベル:中度のトランス状態

〔日常の状態〕
●浅い睡眠の状態(覚醒時と睡眠時の境目)
 ・1日に2回(朝と夜)はシータ波を通過する
 ・心拍数、血圧、筋肉の活動は制御される
 ・夢見心地の状態
 ・インスピレーション、ひらめきや発見が起こる

〔催眠の状態〕
●トランスが深化して、深くリラックスする状態
 ・受動的催眠
 ・催眠性睡眠に移行する状態

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【脳波活動:δ波(デルタ波)】

●周波数帯域:0.5〜3Hz
●トランスのレベル:中度のトランス状態

〔日常の状態〕
●深い睡眠の状態(夢を見ている)
 ・脳内の活動が休息している
 ・体内の新しい細胞が生産される

〔催眠の状態〕
●深い催眠状態
 ・催眠性睡眠に移行した状態

Forest

トランスについて

【トランスの定義】

●トランスの意味(一般的な意味)
 ・夢うつつ、夢中、恍惚
 ・失神、昏睡状態、人事不省(知覚をまったく失い、意識不明になること)
 ・忘我、トランス状態(一時的な神がかり状態)

●トランスの意味(心理学的な意味)
 ・催眠状態などの場合に見られる、平常の状態とは異なる精神状態。
 ・トランス状態では、通常の意識が失われ、自動的な活動や思考が現れる。

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【トランスの特徴】

●意識がバイパスされる。
 ・意識が低下する。(判断能力が低下する)
 ・無意識の領域とアクセスしやすくなる。
 ・選別的思考(意識の焦点をある1つのことだけに合わせること)が可能になる。

●観念力学的な運動信号が現れる。(ideo-motor signal)
 ・身体のある部位に不随意的な筋肉運動(意志に基づかない不合理な運動)が現れる。

●知覚の変化が起こる。
 ・五感が変化する。
 ・肯定的幻覚や否定的幻覚が現れる。
  →肯定的幻覚(positive hallucination)…無いものを有ると感じる幻覚。
  →否定的幻覚(negative hallucination)…有るものを無いと感じる幻覚。

●時間の歪曲が起こる。
 ・時間の感覚がなくなる。
 ・1時間が10分くらいに感じたり、10分が1時間くらいに感じたりすることがある。
 ・時間の歪曲を利用して、年齢退行(幼児退行)、過去世退行、未来世順行などができる。

●記憶の変化が起こる。

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例えば、テレビを見ているとき、私たちは自然にトランス状態に入ります。番組の内容が面白いものであれば、その番組は短く感じられますが、面白くないものであれば、その番組は長く感じられます。(時間の歪曲)

また、テレビを見ることに夢中になっているとき、テレビの画面を見ているはずなのに、そのテレビのフレームは眼中に入らなくなります。(否定的幻覚)

このように、私たちは日常生活の中で自然発生的に起こるトランス状態を体験しています。

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