NLP共同創始者リチャード・バンドラーは、サブモダリティを応用して、内的状態を短時間で変化させることを目的としたスイッシュ・パターン(Swish Pattern)というモデルを生み出し、1985年に出版された著書 “Using Your Brain” の中で紹介しました。

スイッシュ(Swish)とは、直訳すると、「ヒュッという音」、「(鞭などを)音をたてて振る」などを意味します。

スイッシュ・パターンは、過食や喫煙など、自分が問題だと思っている行動について、イメージを使って即効的に改善させるテクニックです。

演習の手順は、まず最初に問題行動のトリガー(問題を誘引するポイント)を見つけて、視覚、聴覚、触覚などの感覚モダリティとそれらを細分化したサブモダリティを認識したあと、その状況をあらわす「色」を直観的に選びます。次に、問題行動を改善した場合に得られるポジティブな状況について、視覚、聴覚、触覚などの感覚モダリティとそれらを細分化したサブモダリティを認識したあと、その状況をあらわす「色」を直観的に選びます。そして最後に、自分が発声しやすい掛け声(擬音)とともに、問題のイメージを、改善された後の新しいイメージに塗り替えていきます。

スイッシュ・パターンの演習を成功させるポイントは、問題行動のトリガー(問題を誘引するポイント)を見つけることにあります。演習後も問題の行動が改善されない場合は、別のトリガーを見つけて再度試してみると、必ず必要があります。