New Code NLP School

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士とNLP共同開発者カルメン・ボスティック・サンクレア女史が監修するニューコードNLPスクールの公式ブログです。

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視野と視細胞

周辺視野を広げること

周辺視野が広がっているときは、遠くから飛んでくるボールを見なくても、無意識に手でキャッチできるようになります。そのような「特別なことができている状態」が起きているときは、右脳優位になっていて、身体の内部がいつもと違う感じになっているはずです。ですから、自分自身にどのような変化が起きているのかを意識してみると、周辺視野が広がっているときのステートを理解することができます。

by ジョン・グリンダー博士(2010年5月・東京にて)

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周辺視野を広げること

1986年3月に、米国カリフォルニア州サンフランシスコで、NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士とNLP共同開発者ジュディス・ディロージャ女史が共同で、「個人的な天才になるための必要条件」という5日間のワークショップを開催しました。このワークショップの初日、「命綱を備えて世界を止める」というテーマの中で、ジョン・グリンダー博士は、自分の視野を、中心視野から周辺視野に移すことによって、内的対話(悩みや苦しみ)を沈黙に変えることができると説明しています。そしてこのワークショップ以後、ニューコードNLPにおいて、「周辺視野を広げる」というエクササイズは必須となっています。

以下に、ワークショップの内容転記(抜粋)をご紹介します。

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ジョン・グリンダー博士&ジュディス・ディロージャ女史共同ワークショップ「個人的な天才になるための必要条件」第1日目、「命綱を備えて世界を止める」より

ジュディス・ディロージャ女史:
皆さんは、「世界を止める」の表現の元は誰か知っていますよね・・・・・・。

ジョン・グリンダー博士:
・・・・・・カルロス・カスタネダです。世界を止めるというのは、内的対話を止めることです。
「世界を止める」状態を達成するには、2つの最小限の必要条件があります。理解と、経験をすでに自分が知っていることに関連づけることで理解する方法についての議論を思い出してください。これは、あなたが自分の世界を維持させる1つの方法です。どの新しい入力も、特に中枢神経系と意識に達する前に自分がすでに知っていることに再コード化される場合は、一方ではホメオスタシスのレベルに混乱が起こりませんし、他方では何も新しいことは学ばないことになります。ですから、世界についての継続的な口頭による記述は、自分がすでに知っている世界を維持し、分類化し、再コード化する1つの方法です。2つ目は「中心視野」です。ご存知のように、網膜には1億6千万の錐体細胞と桿体細胞があります。数がはるかに少ない視神経路が存在します。ここで視神経を交差まで移動し、さらに各レベル、各シナプスまで移動すると、還元主義的な機構が使用されています。変形に継ぐ変形に継ぐ変形に継ぐ変形・・・・・・が起こります。

あなたは、私を見ているのではありません。自分の後頭葉で起こっている出来事を見ているのです。

グレゴリー・ベイトソンは、「目を閉じて見る木の方が、目を開けてみる木よりもさらに自分の真実に近い」と言いました。「木を見る」というあの後頭葉の出来事に影響を与える外的パターンは存在しないので、外的に調整すべきものをもたない場合、木を変えることは私にはより容易です。人間の神経系の喜びと危険性は、知覚フィルターを周辺部に向かって押し出しすぎて、何を削除しているか自分でわからなくなる点です。それは、アランとブリットが提示した、現代文化では「常識」と呼ばれている認知ストラテジーを、中枢神経系である状態を達成する前に差異が破壊されてしまうような形で周辺部に向かって押し出してしまうことです。私たちの神経系は、信じられない程度まで、すでにそのことを行っています。網膜には1億6千万の錐体細胞と感覚器官があり、視神経路の数ははるかに少ない事実は、私たちが見ているのはそこにあるものではないということを示唆しています。それは、網膜上の該当の物体からの反射される光のパターンを特殊な形に変形したものです。

期待とは何でしょうか?求心性神経と遠心性神経の間の連絡がどういうものであるか説明できる知識のある人はいますか?私の視野の外にあるものを私の手または足が触った場合、私は、その信号が私の中枢神経系に達する前にその手または足を引っ込めます。そのループは、脊髄で起こります。そして、生物体への損傷を防止するという観点からは、このことは非常に意味があります。しかし、自分の先入観を、筋肉緊張の使用と不使用、萎縮とパターンの同じ機構によって、周辺器官に向かって押し出すと、私たちは、学習することができない自己本位の不浸透性の体系になってしまいます。なぜならば、私たちは、このとき周辺部での差異を破壊しているからです。中心視野から周辺視野に移り、内的対話を沈黙に変えることが、私たちがこのワークショップで達成しようとしている審美的な設計に基づき、二次的注意にアクセスを確立する方法として極めて重要となります。

カルロス・カスタネダ風に言うと、「世界を止める」という集中した状態、すなわち、内的対話と中心視野を排除し状態を達成するには多くの方法があります。ミルトン・モデルのような二次的注意のスキルを用いることができるのであれば、トランスを使ったワークでこれを達成することができます。N ステップ・リフレーミングのようなツールを使うこともできます。これは、一次的注意と二次的注意の関係性を確立して、あなたがこの種類の経験をもっていることを一次的注意から提案し、不随意の二次的注意シグナルによって、その提案を受け入れられたことを確認するというものです。

ジュディス・ディロージャ女史:
あるいは、自分が実際に、あまりにも集中して、内的対話をもっていなかったことに気づくことがあるでしょう・・・・・・。

ジョン・グリンダー博士:
・・・・・・それから再アクセスします。

ジュディス・ディロージャ女史:
・・・・・・その状態に。そしてその状態を「アンカー」します。

(ジョン・グリンダー博士&ジュディス・ディロージャ女史「ニューコードNLPの原点−個人的な天才になるための必要条件」北岡泰典訳、メディアート出版p.121-124から引用)

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ニューコードNLPの原点 個人的な天才になるための必要条件

中心視野と周辺視野

私たちは、中心視野が働いているときと、周辺視野が働いているときは、それぞれ心身の状態が異なります。中心視野が働いているときは、交感神経が活発になることによって心身が緊張した状態になります。周辺視野が働いているときは、副交感神経が活発になることによって心身がリラックスした状態になります。

【中心視野】(Foveal vision)
●周辺視野が働いているときより情報量が少ない。(1/100)
Fight(戦い、争い、競争、喧嘩、奮闘、努力)
Anxiety(心配、不安、気がかり、気づかい、切望、熱望)

【周辺視野】(Peripheral vision)
●中心視野が働いているときより情報量が多い。(99/100)
Dream(夢、夢心地、望み、願い、理想、想像、非現実)
Relaxation(休憩、休息、休養、心身のリラックス、筋肉の弛緩、くつろぎ)
Creativity(創造性、創造力、独創性、独創力)

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桿体細胞と錐体細胞

人間の網膜には、約1億6,000万の視細胞(photoreceptor)があります。

視細胞は、網膜の視細胞層から外網状層にかけて存在し、光刺激を吸収し、電気信号へと変換する役割をもちます。視細胞には、網膜の中心部に約500〜600万ほど分布している錐体細胞(すいたいさいぼう)と、網膜の周辺部に約1億2,000〜1億4,000万ほど分布している桿体細胞(かんたいさいぼう)があります。

【錐体細胞】(Cone cell)
●光を感じる視細胞の一種で、網膜の中心部に約500〜600万ほど分布している。
●光に対する感度が低い。
●明るい場所で機能する。
●解像力に優れる。
●色を認識する。

細胞錐体

【桿体細胞】(Rod cell)
●光を感じる視細胞の一種で、網膜の周辺部に約1億2,000〜1億4,000万ほど分布している。
●光に対する感度が高い。
●暗い場所で機能する。
●解像力に劣る。
●明暗を認識する。(色は認識しない)

細胞桿体

※桿体細胞は、光刺激に非常に敏感で、光子(Photon)1つでも視神経に信号を送り出すことができ、分子よりも小さいものを見ることができる。(肉眼で見えないものも見ることができる)

私たちは、明るい場所にいるときは、視野の中心(中心視野)、すなわち錐体細胞を利用して「色」を認識しています。また、暗い場所にいるときは、中心視野から外れた視野(周辺視野)、すなわち桿体細胞を利用して「明暗」を認識しています。

錐体細胞 (Wikipedia, the free encyclopedia)
桿体細胞 (Wikipedia, the tree encyclopedia)

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中心視野と周辺視野

人間の眼は、中心視野周辺視野という2つの視野を持っています。

【中心視野】Foveal vision
●視線を中心にした約20度の範囲をいう。
●この視野は、物の形を細部にわたって判別したり、色を認識したりすることができる。

【周辺視野】Peripheral vision
●中心視野から外れた上下130度左右180度の範囲をいう。
●この視野は、見えてはいるが、物の形はぼんやりしており、色もほとんど認識できない。
動いているもの点滅しているものなど、時間的に変化する物に対して察知する能力がある。

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世界を彩色する

〜世界を彩色する〜

感覚情報が、どれだけ狒和づ瓩肪粒个気譴襪を感じ取るには、「色覚」を例に取って検討するといい。網膜では、実は桿状体および円錐体と呼ばれる網膜の小さな細胞が、まず外界から最初の視覚情報を受け取る。

円錐体には3種類あり、それぞれがスペクトル上の特定の位置にある光に対して敏感に反応する。(スペクトルとは、目に見える色の全範囲をいい、紫、青、緑、黄、橙、赤の順に並んでいる)この仕組みに従ってスペクトルの特定の光を受け取った円錐体は、大脳にメッセージを送る。円錐体は、今目に映った狄Л瓩何色だったのかということは正確に把握していない。ただ、それが自らの担当範囲内の光であることを承知しているにすぎない。あるタイプの円錐体は紫から青緑までの波長の光を拾い上げ、紫色の光に最もよく反応する。別のタイプの円錐体は青から黄までの光を拾い上げ、緑色の光に最もよく反応する。残りのタイプの円錐体は緑から赤までの光を拾い上げ、黄色の光に最もよく反応する。3種類の円錐体の担当範囲が特に重なり合うのはスペクトルの中央部分にある色(緑と黄)であり、その結果、これらの色は、赤や青より狒やかに甦兇犬蕕譴襦3匿Г鮓鎚未妨〆困靴新覯漫△修譴召譴料やかさに差はないことが立証されている(Gordon, 1978, p.228)

大脳の情報入手先が、担当範囲の重なり合う3種類の円錐体のみだとしたら、大脳はどのようにして犖充造砲修海砲△覘畤Г鯣獣任垢襪里世蹐Α8積りを作っているというのがその答えだ。大脳は、視覚野の特定の狄Л疥琉茲砲いて、隣り合ういくつかの円錐体から届いた結果を比較し、実際にどの色がそこに存在しているのかを解き当てるために3種類のサンプルを作成する(Cairns-Smith, pp.163-4)。私たちが犖ている畤Г蓮極めて複雑な推量の産物だ。それどころか、隣りにある色次第で、その色が変わって見えることにも気づいているのではなかろうか。青は、隣りに緑があるといかにも爐いご兇賢瓩世、隣りに赤があると爐匹つく甦兇犬蕕譴襦5佞發泙秦海蠅任△襦ある色を暗い色で囲うと、その色の濃さ、あるいは純度が減じたように感じる(Gordon, 1978, p.228)。さらに、どんな色に見えるかは、その時にどういう感情を抱いているかによっても左右される。普段の会話にも「今日はブルーな気分だ」とか「世の中がバラ色に見える」などといった言い回しが出てくる。すでに述べたことだが、感情にまつわる情報が色の知覚を変えるというプロセスは、実際、外側膝状体にある視覚システムにしっかり組み込まれているのである。

最終的に色を判断する視覚野は、正確な位置がわかっている。脳卒中などによって大脳のこの部位に損傷が生じると、突然何もかもが白黒にしか見えなくなる(後天的脳性色盲)。時には、視野の半分に色彩があり、残りの半分は白黒にしか見えない状態になることもある(Sacks, 1995, p.152)。この現象が初めて報告されたのは1888年のことだが、1899年から1974年までの間、医学文献でこれに関する論議はほとんど行われていない。医学研究者オリバー・サックスは、どのような狎渋げ當瓩鯆未辰討發里見えるのかを示す事実に対して、文化的に不快感を覚えるためにそういうことが起きるのではないかと述べている。

1957年、ポラロイドカメラを発明したエドウィン・ランド(Edwin Herbert Land)は、人間の脳が色を犧遒蠑紊欧覘疂法について、驚くべき実演をしてみせた。彼は、黄色の光フィルターを使って静物写真を撮ったあと、その画像の白黒のスライドを作った。このスライドに黄色の光を当てると、静物の像が浮かび上がったが、見えたのは黄色の光を発している部分だけだった。次に、橙色の光フィルターを使って同じ静物の写真を撮り、白黒のスライドを作って、橙色の光を当てた。今度は、橙色の光を発している部分のみが見えた。最後に彼は、スクリーンに黄色と橙色の光を当てながら、2枚のスライドを1度に写した。見物者は、黄色と橙色のついた像が見えるだろうと思っていた。しかし、実際に見えたのはフルカラーだった。赤、青、緑、紫・・・実物どおりの色がすべて見えたのだ!最初に黄色の像と橙色の像をそれぞれ見て、両者に差異があることを知っただけで、見物者の脳は犖気慮従讚瓩砲△辰燭呂困凌Г里鮨篦蠅靴燭里任△襦フルカラーに見えたのは錯覚だ。しかし、これを同じ錯覚を脳はこの瞬間にも行なっている(Sacks, 1995, p.156)。いうなれば、今あなたが見ている色は、そこにある色ではなく、あなたの脳が作りあげている色なのだ。(RESOLVE 自分を変える最新心理テクニック神経言語プログラミングの新たな展開p.29-32から引用)

RESOLVE
RESOLVE 自分を変える最新心理テクニック―神経言語プログラミングの新たな展開

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