New Code NLP School

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士とNLP共同開発者カルメン・ボスティック・サンクレア女史が監修するニューコードNLPスクールの公式ブログです。

ニューコードNLPスクールの公式ブログです。

ニューコードNLPスクール公式ウェブサイトはこちらです。
http://www.nlp-school.jp/

−NLP基礎情報

右脳と左脳のはたらき

●右脳のはたらき(Right Hemisphere)
 ・アナログ
 ・非言語の情報処理(図形や音楽など)
 ・感覚的、総合的
 ・時空間超越的
 ・左半身の感覚と運動

●左脳のはたらき(Left Hemisphere)
 ・デジタル
 ・言語の情報処理(文字や記号など)
 ・論理的、分析的
 ・時間的連鎖
 ・右半身の感覚と運動

脳









NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール



脳分離理論(1+1=1)

1950年代〜1960年代、カリフォルニア技術研究所(the California Institute of Technology)の脳分離(Split-Brain)に関する研究は、脳の研究にまったく新しい領域を開拓しました。

アメリカの神経心理学者ロジャー・スペリー(Roger Sperry)の指導下で同研究所のグループは、脳梁と関連した交連の切断手術によって、てんかんの発作が抑制された患者についての研究を行いました。この手順は、そのあいだにあるコミュニケーション通路を切断することで、脳の右半球と左半球を切り離すことを目的としていました。

この研究の主な結果は、脳の各半球の専門化(a hemispheric specialization)を示唆しています。脳の各半球は異なる様式の情報を処理するようです。

思考し、情報を処理するために脳のさまざまな部分を活性化させるときに行う眼球動作によって、この脳機能の専門化は模擬的に実行されている可能性があります。

J.E.ボーゲン(J. E. Bogen)による下のリストは、平行的な「認知形態」を示しています。図は脳の2つの半球と、「利き手」としてもっとも明らかな左右の交差を表示しています。右利きの人は左半球支配が、左利きの人は右半球支配が特徴です。


脳分離理論












脳








NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール

脳分離理論(Split-Brain Theory)

「脳の情報交換」に関する大きな発見は、1950〜60年代、アメリカの神経心理学者ロジャー・スペリー(Roger Sperry)ロナルド・メイヤーズ(Ronald Meyers)によって始まりました。

彼らは、ネコの右脳と左脳をつなぐ神経接続(脳梁)を切断する実験を行い、右脳と左脳が独立して機能していることを発見しました。また、人間の場合、脳梁を切断することによって精神活動が損なわれることはないと判断し、重症のてんかん患者に対して、一方の脳だけにあるてんかんの原因がもう一方の脳に広がるのを防止する目的で、脳梁を切断する手術である
脳梁離断術(corpus callosotomy)を施すことを試みました。その結果、この手術は、てんかんを軽減する治療として成功をおさめました。このような、脳にある2つの大脳半球を接続している脳梁が切断された状態を、分離脳(Split-brain)と呼びます。

分離脳(Sprit-brain)となった患者は、その患者の左視野(つまり両目の視野の左半分)に画像を呈示された際、それが何の画像なのかを答えることができません。その理由は、多くの人々において、言語優位性半球は左半球なのですが、左視野にある画像は、脳の右半球のみに伝えられるためと考えられています。2つの大脳半球の連絡が切断されているために、患者は右半球が見ているものを答えることができません。しかし、患者は、左視野にある物体を左手でつかんだり認識したりすることはできます。これは、左半球が右大脳半球によってコントロールされているためです。

脳分離理論

















初期の分離脳の研究はロジャー・スペリーによって行われましたが、その後は、アメリカの心理学者
マイケル・ガッツァニーガ(Michael Gazzaniga)によって続けられました。マイケル・ガッツァニーガ
は、てんかんを治療する手術で脳を分割された患者を調べ、右脳と左脳では、「情報の変換」あるいは「情報の処理」のされ方に本質的な違いがあるということを発見しました。たとえば、左脳は、「論理性」すなわち言葉を発する際の言語的変換や分析的思考などを担当し、右脳は、「全体性、類推性」すなわち情動やイマジネーションを担当しているというものです

脳








NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール


バーバル・パッケージの例文

コミュニケーションの間柄:
Aさん:NLPプラクティショナーコースの受講生
Bさん:NLPトレーナー

--------------------------------------


Aさん「私、混乱しています」

■フレーミング
Bさん「Aさんが混乱していることについて、いくつか質問してもよろしいでしょうか?」
Aさん「はい」

■特定質問(名詞の特定)
Bさん「具体的に何について混乱しているのですか?」
Aさん「いま習ったバーバル・パッケージについて混乱しています」
Bさん「具体的にバーバル・パッケージのどの部分について混乱しているのですか?」
Aさん「パラフレーズについてです」

■特定質問(動詞の特定)
Bさん「具体的にどのようにパラフレーズについて混乱しているのですか?」
Aさん「パラフレーズをしようとすると、バックトラッキングになってしまうのです」

■パラフレーズ
Bさん「わかりました。Aさんは、パラフレーズとバックトラッキングの違いを明らかにしたいのですね。それではこれから詳しく説明いたします」
Aさん「ありがとうございます」


Aさん「ありがとうございます」


ここに投稿内容に合った写真を添付する










NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール


バーバル・パッケージの構成要素

バーバル・パッケージ(Verbal Package)は、3つの構成要素から成り立っています。

■フレーミング(Framing):枠組みを作る
 ・言語的に文脈を特定する(Frame)
 ・意図を表明する(Intention)

■特定質問(Specifier Questions):具体化させる
 ➀名詞を特定する(noun)…意識への志向性(What, Which) 
 動詞を特定する(verb)…無意識への志向性(How)


■パラフレーズ(Paraphrase):言い換える
 ・結果を確認する
 ・内的地図の整合性を確認する

▲妥当性チェック(Relevancy Challenge)
 ・フレーミングのあと、どこで行ってもよい。

ニューコードNLPスクールのプラクティショナーコースでは、バーバル・パッケージの構成要素とその解説について、詳しい説明のあと、習得に向けたエクササイズを行います。

 
John_GrinderCarmen_Bostic




















NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール


バーバル・パッケージの成り立ち

バーバル・パッケージ(Verbal Package)は、NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士と、ニューコードNLP共同開発者カルメン・ボスティック・サンクレア女史により、特にビジネスの状況で使用することを目的として開発されました。

●メタモデル(Meta Model)
 ・1975年にNLP共同創始者ジョン・グリンダー博士と
リチャード・バンドラーが開発。
 ・心理療法家フリッツ・パールズとヴァージニア・サティアの言葉をモデリング。
    ↓
    ↓後継モデル
    ↓
●明確モデル(Precision Model)
 ・1980年にNLP共同創始者ジョン・グリンダー博士とマイク・マックマスターが開発。
    ↓
    ↓後継モデル
    ↓
●バーバル・パッケージ(Verbal Package)
 ・
ジョン・グリンダー博士と、カルメン・ボスティック・サンクレア女史が開発。
 ・オリジナルのメタモデルを単純化した、完全なる言語モデル。
 ・特にビジネスの状況で使用することを目的として開発された。



John_GrinderCarmen_Bostic






















NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール


メタモデルの基礎的な理論

1975年に出版されたグリンダーとバンドラーの共著「魔法の構造」第1巻の中で、「メタモデル」というモデリングプロセスの特徴について、次のような用語を使って説明されています。

Universal Modeling Process
普遍的モデリングプロセス


Deep structure
深層構造

Surface structure
表層構造

Generalisation
一般化

Distortion
歪曲

Deletion
削除







ニューコードNLPスクールのプラクティショナーコースでは、これらの用語をひとつひとつ解説したあと、このモデルのパターンを応用したエクササイズを行うことにより、自分自身の制約されている内的地図を拡張し、先入観や固定観念を解除していきます。

John_Grinder





















NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール


メタモデルの理論的な背景

アメリカ合衆国の哲学者、言語哲学者、言語学者、認知科学者、論理学者エイヴラム・ノーム・チョムスキー(Avram Noam Chomsky, 1928-)は、彼自身が提唱した言語学の理論「生成文法」(Generative Grammar)において、私たちが自分自身の経験を言葉にする際に、「深層構造」(Deep Structure)と「表層構造」(Surface Structure)という2つの文法構造が存在すると仮定しました。

エイヴラム・ノーム・チョムスキー(Avram Noam Chomsky, 1928-)
Noam_Chomsky












NLP共同創始者ジョン・グリンダーは、カリフォルニア大学サンタクルーズ校で言語学の助教授を務めていた時期に、ノーム・チョムスキーの「変形生成文法」(transformational grammer)を研究し、後に、その理論の中で説明されている「深層構造」と「表層構造」という2つの文法構造の概念を取り入れて、メタモデル(Meta Model)というモデルを生みだしました。

ジョン・グリンダー博士
John_Grinder




















NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール


メタモデルが誕生した経緯

NLP共同創始者ジョン・グリンダーとリチャード・バンドラーは、当時、アメリカで活躍をしていた2人の卓越したセラピスト、フリッツ・パールズとヴァージニア・サティアが、セラピーで行っていた「クライアントから情報を聞き出す際の効果的効果な質問方法」を分析し、言語学の知識を適用して体系化し、それをモデル化しました。これをNLPでは、メタモデル(Meta model)と呼びます。メタモデルは、1975年に出版されたグリンダーとバンドラーの共著「魔法「魔法の構造」第鬼において完全記述されました。

 ・
The Structure of Magic, Vols., Bandler, R. & Grinder, J., 1975.
 ・The Structure of Magic, Vols., Bandler, R. & Grinder, J., 1976.


The Structure of Magic: A Book About Language and Therapy





上記2冊の日本語版が亀田ブックサービスより出版されました。
(2冊が1冊にまとめられています)


魔術の構造
リチャード・バンドラー
亀田ブックサービス
2000-08



NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール



チャンキングのルールについて

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士は、この世界にあるものを「概念化」する方法として、次のような2つのチャンキングのルールがあると示唆しています。

〔チャンキングのルール機
「論理的包含」チャンキング(logical-inclusion)…「論理レベル」と関連している
「部分/全体」チャンキング(part/whole hierarchies)…「論理タイプ」と関連している

〔チャンキングのルール供
内包的チャンキング(intensive-chunking)
外延的チャンキング(extensive-chunking)

上記のようなチャンキングのルールに基づき、概念化を客観的に認識することによって、物事を考えたり、コミュニケーションを行ったりする上で、言葉の整合性が生まれます。

チャンキングに関してはNLPプラクティショナーコースおよびマスタープラクティショナーコースの中で、さまざまな演習を通じて習得していきます。

クローバー








NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール


マジックナンバー7±2の例

電話番号やクレジットカード番号などは、10桁以上あり、人間が短時間で記憶できる容量(7±2)を超えてしまいます。従って、多くの場合、ハイフンを入れて、短時間で記憶できるように、チャンク(塊)をわけています。

電話番号
●警察:110番(3桁)
●救急:109番(3桁)
●一般電話:092-716-5436(10桁の番号を、334に分けている)

クレジットカードの番号
●クレジットカード:0000-0000-0000-0000(16桁の番号を、444桁、4に分けている)

ホテルの客室番号
●ホテルの客室番号は4桁であることが多い

人の名前や土地の名前も、人間の短期記憶の容量(7±2)の範囲内でつけられています。

人の名前
福澤諭吉:ふくざわ(4桁)、ゆきち(3桁)
●Wolfgang Amadeus Mozart:
 ヴォルフガング(6)、アマデウス(5)、モーツァルト(5

土地の名前
●福岡県福岡市中央区:ふくおかけん(6桁)、ふくおかし(5桁)、ちゅうおうく(6桁)

日常生活で、短期容量(7±2)を適用したものを見つけてみましょう!
クレジットカード








NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール


マジックナンバー7±2

アメリカの心理学者ジョージ・ミラー(George Armitage Miller, 1920-2012)は、「マジックナンバー7±2」(The Magical Number Seven, Plus or Minus Two )という論文を発表しました。

この論文では、人間が短期的に記憶する能力、すなわち、人間が一度見ただけで、あるいは一度聞いただけで、ひとまず覚えられるものは「7±2」、すなわち7つ前後(5〜9程度)であるという見解を示しました。

ここでいう「7つ」というのは、数字や単語などにおけるひとつの塊(かたまり)、すなわち「チャンク」を意味します。

ジョージ・ミラー(George Armitage Miller, 1920-2012)
ジョージ・ミラー
















NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール


チャンクについて

【チャンクという言葉について】(一般的な意味)

●チャンク(chunk)の直訳は、「塊(かたまり)」です。
●チャンクは、コンピューター用語で「物事を情報の基本単位に分割すること」を意味します。

----------------------------------------------------------------
【チャンクという言葉について】(NLPの用語)

NLPの用語としての「チャンク」とは、「人間のバイオコンピューターが、完全なグループとして処理することができる、情報の最小単位」を意味します。

脳のイメージ









NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール


リフレーミングの例「人間万事塞翁が馬」

「人間万事塞翁が馬」

塞翁が馬の「塞翁」、北方の国境の近くにあった塞(砦・とりで)に住んでいた翁(老人)のことであり、出典は中国前漢時代の思想書『淮南子(えなんじ)』にあります「人間訓」という故事より。

---------------------------------------------------------------------------------
昔、中国の北方の塞(砦・とりで)に占いの得意な翁(老人)が住んでいました。その老人は、自分の馬を何よりも大切に飼っていました。その馬は、周りからも評判が立つほどの駿馬(優れてよく走る馬)でしたが、ある日突然、その馬は蜂に刺された拍子に飛び出して逃げてしまいます。馬は一向に帰る気配がなく、人々は老人に同情して慰めにいきましたが、老人は「これがきっかけで何かいいことが起こるかも知れない」と言いました。

数ヵ月後、逃げた馬は、別の馬を連れて帰ってきました。しかも、連れてきた馬は、逃げた馬も負けず劣らずの駿馬で、周りの人々は何と幸運なことかと口々に囃し立てましたが、老人は「これがきっかけで何か悪いことが起こるかも知れない」と言いました。

その後、老人の息子が帰ってきた馬に乗って遊んでいたら、落馬して、足の骨を折ってしまいました。周りの人々が老人の息子のもとへお見舞いに行くと、老人は「これがきっかけで何かいいことが起こるかも知れない」と言いました。

その後、隣国との戦争が勃発し、若い男性は全員、戦争に借りだされ、次々と戦死しました。しかし老人の息子は足を骨折していたため、徴兵されず、命拾いをしました。そして戦争は終わり、老人は馬と息子と一緒に末永く暮らしました。
---------------------------------------------------------------------------------

この故事は、幸福と思えることが、状況によって不幸になることもあり、不幸と思えることが、状況によって幸福になることもあり、表面的なことで「幸福」や「不幸」を判断してはならないということを意味しています。人間のあらゆること(人間の禍福)を意味する「人間万事」を加えて、人間万事塞翁が馬と呼ばれることもあります。

馬









NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール


コンテント・リフレーミング(6)

書籍









【エクササイズ】

今から20分間、皆さんで意味と状況のリフレーミングを実習してみましょう。3人1組になって、1人がクライエント、1人がプログラマー、もう1人はオブザーバーをやります。役割は適宜交代してください。

クライエントの役目は、何かを訴えにくることです。ご自分が担当しているクライエントがよく訴える、強烈な悩みを話しても結構ですし、クライエントの役割を演じる振りをして、自分自身の悩みを訴えても結構です。ただし、パートナーが答えやすいように、一定の型式で訴えてください。その型式で、相手はどのリフレーミングが適当かわかります。

(1)一定の出来事と反応とを結びつける、等価の複合観念の型式。
「Yが起きると、Xの気分になります」。

(2)誰かに関する、状況抜きの、相対的な一般化の型式。
「私はZすぎる」
「彼はQすぎる」

プログラマーの役目は、問題のリフレーミングの方法を考え、それを、インパクトを与えるような形で伝えることです。これはトレーニングセミナーですから、即座に応答する必要はありません。リフレームのためのヒントをあげるのです。クライエントの出した訴えの型式を識別すれば、どの方法が適当かわかります。等価の複合観念には、意味のリフレーム、相対的一般化には、状況のリフレームが必要なのです。次に、相手から受けた訴えを心の中で再現してみます。視覚的に描くなり、触運動覚的に想像するなり、聴覚的に描写するなりしてください。

状況のリフレーミングの場合は、「この人が訴えている行動は、どういう状況でならふさわしいだろうか」と自問してください。行動の評価が変わる状況が見つかるまで、いろいろと考えてみてください。

意味のリフレーミングの場合は、「この行動が肯定的な意味合いをもつようなフレームはないだろうか」、「同じ場面にも違った意味のフレームをもたらすような、別の見方があるのではないか」、あるいは、もっと単純に「この行動には、他にどんな意味があるのだろう」、「この場面を他にどう描写したらよいだろう」と自問してみてください。

行動の新しいフレームが見つかったら、それを伝える方法をしばらく考えてから、最大の反応を引き出せそうな方法を選びます。ここで、〈ペーシングとリーディング(pacing and leading)〉が非常に重要なのです。難しいと思ったら、オブザーバーを脇へ呼んで、助言を求めなさい。

リフレーミングを思いついたら、クライエントに訴えを繰り返してもらい、それに答えるリフレームを伝えます。その答えを検討している時の、クライエントの表情や身振りのノンバーバルな変化をよく観察しなさい。

プログラマーとオブザーバーは、クライエントが行動について訴える状態から、違ったフレームの中ではその行動が彼にプラスになることもありうる、と一応認める状態へ移る時にみせるノンバーバルな変化について、感覚的に描写する役目もあります。

何かご質問は?

女性:リフレーミングの前に間を置くのはどうしてですか?
講師:言葉による内容のリフレーミングを思いつくために、先ほどのヒントを役立てる余裕をもってほしいのです。意識内容のリフレーミングに熟練して即座に対応できるのなら、すぐおやりになって結構です。しかし、少しでもためらいがある時は、一息入れてください。自分の内的経験に照らして、どうすれば訴えの内容を言葉でリフレームできるかが、視覚、聴覚、触運動覚に納得できるまで、代表システムを全部あたってみて行なってください。

リフレーミングに慣れている人でも、一呼吸置いて、その間に、自分の得意とする意識内容のリフレーミングはどの方向か、を考えて違う種類を用いてみることは、自分の幅を広げる点で有益です。ふだんは状況を探すのも、誘導するのも、視覚によっているのなら、触運動覚や聴覚による方法を試してみるのです。

二種類の意識内容のリフレーミングの、両方の成功例と、クライエントの変化の感覚的描写をもち寄れるようにしてください。その描写を比べて、観察から一般論を引き出しましょう。では始めましょう。

(星和書店「神経言語的プログラミング『リフレーミング』心理的枠組の変換をもたらすもの」p.14-16より)

リフレーミング―心理的枠組の変換をもたらすもの
リチャード バンドラー
ジョン・グリンダー
星和書店
1988-04-08


NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

コンテント・リフレーミング(5)

書籍









男性:意味を変えるにあたって、等価の複合観念(complex equivalenceをもち込むのではありませんか?
講師:もち込むのではなくて、すでにあるのを変える、取り換えるのです。婦人は、すでに自分なりの等価の複合観念を作っています。すなわち、「じゅうたんについた足跡は悪い主婦を意味するから、気がとがめる」、これに対して、「等価の複合観念なら、もっといいのがありますよ。じゅうたんの足跡は、大切な人達がまわりにいるしるしだから、気分が良くなるでしょう」というのです。

リフレーミングを行なううえでは、逆のやり方をした方が良いこともあります。レスリーは婦人に向かって、とんでもない、あなたの考えはまるで間違っています。足跡は、大切な人達がまわりにいるしるしですよ」と言うこともできますが、それはインパクトがなくて、内的経験や反応が変わらないでしょう。そこで伝達の順番と表現力とが非常に重要になるのです。

「じゅうたんを思い浮かべなさい。一つのしみもありません完壁に掃除してあって、ケバまでまっ白です」。これが〈ペーシング(pacing)〉です。婦人は、等価の複合観念に反応しています。だから次のように誘導するのです。「それは、あなたがひとりぼっちでいるしるしだ、と突然気がつきます」。これは、婦人が思ってもみなかったことです。よく考えてみればそうとは限らなくて、家族は隣の部屋にいるかもしれないのですが、この状況ではもっともらしく聞こえるので行動に影響を与えるのに役立つのです。それから、「じゅうたんに足跡をつけて、愛する人達がそばにいると考えなさい」と切り返します。

「私は記録をとることができないんです。間抜けなんです」という人には、どちらのリフレーミングがふさわしいでしょうか。両方とも用いられますが、すぐに役に立つのはどちらでしょうか。この例のような等価の複合観念は、意味について語っているものです。私は何かが嫌いだ、とか、誰か他の人について何か気に入らないという場合は、たいてい意味が問題なのです。「バイロンは私のグループには実際興味がないのだ。後ろのすみっこにすわっている」と言えば、その行動の意味に関する言葉です。

「Xが起きると、いらいらします」という陳述には、どちらのリフレーミングが向いているでしょうか?……。意味のリフレーミングですね。状況のリフレーミングがふさわしい陳述とはどのようなものですか?
女性:この部屋にすわっていると、どうも幸せな気分になれませんわ。
講師:これに役立つリフレーミングは、どちらでしょう。状況でしょうか、意味でしょうか?彼女が言っていることの本質は、〈ここにすわっていることの意味が好きではない〉ですから、意味のリフレーミングです。

「私は暴君だ」と言ったらどうでしょう?これは状況に係わることですね。どういう点で、誰に対して暴君なのか?二つの陳述の、型式の違いは何でしょうか。どちらも一種の一般化ですが、その違いがわかりますか。型式の識別ができれば、どちらのリフレーミングを用いればすぐ役立つかがわかります。

行動そのものには、決まった価値はありません。どんな行動も役に立つ場所があり、それを決めてあげるのが状況のリフレーミングです。また行動そのものには、特定の意味はありませんから、どんな意味でももたせることができます。それが意味のリフレーミングです。これは、皆さんが各々の場合をどう描与するかの能力にかかっており、創造性と表現力の問題なのです。

さて、少し実際にやってみましょう。何か困っていることを私に訴えてください。リフレーミングしてみましょう。
女性:夜のコーヒーがなくてつまらないんです。
講師:このところよく眠れますか?
男性:一度にいろいろな研究発表がありすぎます。一つのワークショップに出ることに決めても、別な方も聞きたくなるんですが、午後から別な方に行っても、話が進んでしまっていて、どうもついていけません。
講師:よくわかりますがね。ところでワークショップがそういうふうに組まれていることの利点の一つは、意思決定のいい練習になることですよ。
女性:今の言葉のどこがリフレーミングなのかわかりませんが。
講師:彼の述べたことを、別の機能、すなわち意思決定の練習というフレームの中に置き換えたのです。
男性:妻は心を決めるのにひどく時間がかかるのです。洋服を買うにも、店中の品物を全部見比べないと選べないのです。
講師:慎重に決断する性格なのですね。では、世界中の男性のなかからあなたを選んでくれたというのは、光栄の至りではありませんか。
男性:妻に、セックスについての私の希望をもらしたくないんです。言えば、彼女にがまんを強いることになりますから。
講師:でもあなたの希望を言わなければ、奥さんがあなたを喜ばせたいと思っているのを、がまんさせることになりますね。
女性:私の子ども達は、ひどくわめいたり、走り回ったり、たいへんなものです。
講師:外で遊んでいる時や、スポーツの催しの時には、お子さん達の、そののびのびした姿を見て、ご主人とともに、子ども達を育てたことに、きっと満足なさることでしょうね。

今度は私が訴えを出しますから、皆さんでリフレーミングしてください。
「上役にしょっちゅう注意されて、みじめな気分なんです」。
男性:彼は、あなたの仕事に注目していて、好意をもっているからこそ、もっとよくやってほしいと思うのですよ。
講師:結構です。次は、
「私は、だらしないわ」。
女性:したくないことを頼まれて、それに過度に適応しようとして心臓発作を起こす人達のことを考えてみましょうか。

(星和書店「神経言語的プログラミング『リフレーミング』心理的枠組の変換をもたらすもの」p.10-13より)

リフレーミング―心理的枠組の変換をもたらすもの
リチャード バンドラー
ジョン・グリンダー
星和書店
1988-04-08


NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

コンテント・リフレーミング(4)

書籍









もっと一般的なアプローチをしてみましょう。皆さんが変えたいと思っている行動を、一つ決めてください。声に出さなくて結構ですから、自分がいやだと思っている行動を一つ選んでください。

さて、その行動を起こす部分(part)に直接あたるかわりに、自分のなかに、同じ行動であっても、それが望ましいと思われる状況を考えつく部分(part)があるかどうか、を尋ねてみてください。

次に、自分のなかのその行動をさせる部分(part)に、「その状況でだけ主導権を発揮して、その行動を見事に、そして一致して取り行なうことに同意するか」と尋ねてください。

これも状況のリフレーミングのバリエーションの一つです。リフレーミング・モデルは、すべてなんらかの意識内容のリフレーミングに基づいています。頑固さの例では、行動の意味はそのままにしておいて、新しい状況においたのでした。

じゅうたんの足跡と婦人の例では、何を変えましたか?状況はそのままにしておいて、その中の行動の意味を変えたのです。行動の意味以外はそのままにしておかれました。

別な例を挙げてみましょう。自分の中に貪欲な部分(part)があって、それをいけないことだと思っている人がいる、とします。一つの方法は、貪欲であることが大切になるような状況を思いつかせることです。核戦争の後であるとか、何か新しいことを学ぶためとか。行動の意義が変わるような状況は必ず考えられるはずです。

もう一つの方法は、その人がどんな行動を〈貪欲である〉と考えているのかを見つけ出して、それに新しい意味をもった新しい名前をつけることです。〈貪欲〉は否定的な意味合いを含んでいますが、同じ行動を〈自分に必要なものを手に入れること〉とでもいうように、肯定的な意味合いをもった言い表わし方をすれば、行動の意味が変わります。

ヴァージニア・サティアの〈パーツ・パーティ(parts party)〉とは、まさにこれを何回も繰り返していろいろな形で行なうものです。自分の中に不正で意地の悪い部分(part)があれば、それに〈創造的建設的能力〉とか何とか、別な名前をつけるのです。肯定的な意味合いをもっていれば、どんな名前でもかまいません。つまるところは、「あなたの中の部分(part)はどれも大切な、良いことをする部分(part)です。いろいろな部分(part)が協力して作業するようにまとめて、その目指すところをより明確にしてやれば、もっと良い機能を発揮しますよ」ということなのです。

頑固な娘の例では、父親の経験のなかで、〈頑固さ〉が、彼に対する反抗から彼の気分を良くすることに変わりました。理由は、この行動は娘が生きていくうえで必要なことだ、と父親が了解したからです。それが彼の内的反応を変えました。

もう一つの例の婦人は、じゅうたんについた足跡を見ると、それは、自分が悪い主婦で家事をきちんとしていないという非難だ、と考えました。その足跡の意味を、「大切な人達がそばにいるしるしですよ」というふうに変えれば、経験が変わります、この経験の変化こそがすべてのリフレーミング・モデルの肝要なところ、リフレーミングの目指すところなのです。

(星和書店「神経言語的プログラミング『リフレーミング』心理的枠組の変換をもたらすもの」p.8-10より)

リフレーミング―心理的枠組の変換をもたらすもの
リチャード バンドラー
ジョン・グリンダー
星和書店
1988-04-08


NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

コンテント・リフレーミング(3)

書籍









意識内容のリフレーミング(content reframing)には、二種類あります。私は今、両方の例を挙げましたが、その違いがおわかりですか。二つの例の本質的な違いに気づかれましたか。

男性:一方は、状況の変換で、一方は、意味の変換です。
講師:その通りです。後の例でヴァージニアは状況を変換しましたね。頑固であるというのは、家族という状況の中では悪いことと判断されますが、銀行業や、失礼な振る舞いをする男とのデートという状況では、良いことになるわけです。
ビル:つまり、父親が娘の行動を評価するための状況を、変換するのですね。
講師:その通りです。父親は、娘が父親に対して頑固であることを反抗とみなすのをやめて、父親の業績だと思うようになるでしょう。彼が娘に、悪い男から身を守るように教えたのだ、というふうにです。
ビル:つまり、想像の中で状況を切り換えて、別な反応を引き出し、その反応を、現実の状況に置き換えるのですね。実際には起きていないことに反応させるわけですね。
講師:ええ、彼はすでに〈実際に起きていないこと〉に反応しています。もっと別の、実際には起きていないことに反応させるわけです。クライエントの行動のうちで最もわかりにくいのは、その行動を引き起こしている状況が主として内的なもので、こちらはまだそれを知りえないでいる場合です。夫が妻に「愛しているよ」と言うと、妻が「このろくでなし」と答えるとすれば、それは、彼女が独特な内的状況に動かされていることの現われでしょう。探ってみると、以前この言葉を彼女に言った男は、それきり背を向けて出て行って帰ってこなかった、ということがわかるでしょう。クライエントとの間に意志の疎通したラポールを保ちたいのであれば、その人の行動が奇妙でおかしく思えるというのは、その行動を引き起こしている状況があなたに理解できていないのだ、と考えてください。

こちらから新しい状況を押しつけずに、クライエント自身の内部から見つけ出すこともできます。クライエントが「Xをやめたいのです」と言ったら、「その行動が適切で役に立つ場合もありますか?」と聞くのです。「そういう時もありますが、ひどい結果に終わってしまうこともあるのです」という答えであれば、その行動の所属がわかります。そこで行動の状況づけを行ない、Xが失敗であった状況には、別の行動を代わりにおけばよいのです。

クライエントが、「それがふさわしい場合は全くありません」と言ったら、特定の代表システム(representational systemの指示を与えて、ぴったりくる状況を探す手助けをします。「その行動をしているところを思い浮かべて、よく聞いてごらんなさい。−どこで起きたことですか?」。
「教会です。私は立ち上がって畜生!とわめき、人々が私を外へ引きずり出しました」。
「よろしい。教会で、大勢の人の中で立ち上がって畜生!とわめくのはよい結果にならないし、二度と起きてはいけない、とわかっているわけですね。同じ行動が役に立つ場所を探しましょう。教会でのご自分が見えますね。では、背景を、祭壇やベンチ、その他の教会の内部から、別のものに代えてごらんなさい。次々に別な背景を思い浮かべてみて、あなたが立ち上がって、畜生!と言ったとしても、あなたの全部の部分(part)が、それが正しい反応だと同意するような背景、まわりの人もそれに賛成しているのがわかるような背景を見つけてください。そのような状況が見つかったら、立ち上がって、畜生!とわめかせた自分の内部の部分(part)に向かって、その状況でしか力を発揮しないようにしてくれるかどうか、尋ねなさい」。

これは、視覚による誘導です。新しい状況を探すためには、代表システムという角度から、その人の内的な過程に合わせる必要があります。聴覚、ないし触運動覚による方が向いている人もあるでしょう。

(星和書店「神経言語的プログラミング『リフレーミング』心理的枠組の変換をもたらすもの」p.1-4より)

リフレーミング―心理的枠組の変換をもたらすもの
リチャード バンドラー
ジョン・グリンダー
星和書店
1988-04-08


NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク






コンテント・リフレーミング(2)

書籍









意識内容のリフレーミング(content reframing)について学びたい方は、ぜひヴァージニア・サティアを研究してください。彼女はその道の達人で、家族の中に新しい反応を定着させる手段の一つとして、これをよく用います。私が実際にみた一例を挙げましょう。(実は、その時あやうく吹き出して、セラピーをぶちこわすところでした。家族療法でそんなことになっては困りますから、私は咳き込むふりをしました。これはうまいごまかし方ですよ。笑い出しそうになったら、すぐ咳をすれば誰も気がつきません)。

ヴァージニアは、ある家族を治療中でした。父親は銀行家で、職業柄、堅苦しい人物でした。それも並たいていの堅物ではなかったようです。悪い人間ではなく、善意に満ちており、家族の面倒をよく見、自分でも気にしてセラピーを受けにくるくらいなのですが、基本的に気むずかし屋なのです。妻の方は、ヴァージニアの言葉によれば、典型的な「プラケーター」(placater)でした。ご存知でない方のために説明しますと、「プラケーター」というのは、何を言われても賛成したり謝ったりする人のことです。「いいお天気ですね!」と言うと「そうですね、どうもすみません!」と答える、といった具合です。

面白いことには、娘は両親の性格を混ぜ合わせてもっていました。彼女は、悪いのは父親で、母親はすてきな人だと思っていて、いつも母親の味方をするのですが、自分では、父親とそっくりの振る舞いをするのです。

セッションで父親が繰り返し訴えたのは、母親が娘の育て方を誤ったので娘が頑固になった、ということでした。何度目かの訴えの途中で、ヴァージニアはそれをさえぎり、父親を見つめてこう聞きました。
「あなたは人生の成功者ですね?」。
「そうです」。
「あなたの財産は、誰かにもらったものですか。お父様が銀行をもっていて、 『お前のものだよ』と言われたのですか」。
「とんでもない。私は自力で出世したんです」。
「じゃあ、あなたには、粘り強さがありますね?」。
「ええ」。
「それが、あなたを今の地位につけ、銀行家として成功させた部分(part)というわけですね。それから、時には他人の要求に対して、聞き入れたいとは思っても、後でよくない結果になるとわかっているから拒まざるをえないことがありますね?」。
「ええ、ありますよ」。
「それは、大事なところで、あなたを守ってくれる頑固な部分(part)というわけですね」。
「まあそうです。野放しにするわけにはいきませんからな」。
「さて、振り返って、お嬢さんをよく見てください。そして、お嬢さんに、自分を頑固に主張することを教えたのはまさにあなた自身であり、頑固なこと、それは貴重な性質だということを認めてください。それは、どこにも売っていないあなたからの贈り物で、それによって生命を救われることだってあるかもしれません。お嬢さんがよくない下心のある男とデートしたとすれば、この性質がどんなに大切なものになることでしょう」。

皆さんはこの話を聞いていて、あるパターンに気がつかれたでしょうか。どんな経験もどんな行動も、ある状況、あるフレームの中では適切なものとなるのです
(星和書店「神経言語的プログラミング『リフレーミング』心理的枠組の変換をもたらすもの」p.4-6より)

リフレーミング―心理的枠組の変換をもたらすもの
リチャード バンドラー
ジョン・グリンダー
星和書店
1988-04-08


NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

コンテント・リフレーミング(1)

書籍









〈意識内容のリフレーミング(content reframing)〉というのがセラピーではよく用いられます。この名前は、意識内容(content)を明確に知らないとリフレームできないところからきています。意識内容のリフレーミングには二種類ありますが、両方の例を挙げましょう。

かつてレスリー・キャメロン=バンドラー(Leslie Cameron-Bandler)がワークショップで担当した婦人のケースを紹介しましょう。彼女は強迫行為に悩まされていました。電球のほこりを払うほどの潔癖症なのです。家族は、母親であるこの婦人とだいたいのところうまく折りあっていましたが、じゅうたんの件では困っていました。この婦人は、誰にもじゅうたんの上を歩かせないようにと懸命でした。足跡がつくというのです。泥よごれなどではなく、じゅうたんがただへこむだけなのですがね。

私が子どもの頃、親類にこんな人達がいました。彼らはじゅうたんを買うと、その上にプラスチック製の通り道を敷いてその上しか歩かせないようにする、といった具合でした。ピアノを買えば、鍵盤を拭くのがいやだから誰も弾けないように鍵をかけておくような人達です。この人達は、写真の中で生きていればよかったのです。家の中に立って、写真をとり、死んでからは、家のあるべき場所に写真を掛けておけば、ずっと楽だったでしょう。

さて、件の婦人がじゅうたんに足跡がついているのを見つけた時の反応は、それを消すための本能的な反射運動ともいえるものでした。つまり、掃除機をとりに飛んでいって、じゅうたんを掃除するのです。彼女は専業主婦だから、一日に三〜七回もじゅうたんを掃除していました。そして、家族に、裏口からはいることや、靴を脱いでそっと歩くことを守らせようと必死になり、そうしてくれないと小言を言うのです。

皆さんは、足に体重をかけずに歩いてみたことがありますか?私の知る限りでは、そんなことができたのは、昔のテレビ番組「カンフー」の中で、薄紙を広げた上を足跡を残さずに歩いてみせた俳優だけですよ。そういう人だけが、この婦人と結婚して同じ家に暮らせるわけです。

ところで、この家族には非行少年や麻薬常用者がいたわけではありません。三人の子どもは、セラピストであるレスリーの応援をしてくれたくらいです。この婦人は、自分の家でなければうまくいくらしいのです。食事に行ったり、休暇で出かけたりすれば何の問題もないのですが、家にいると、彼女は皆からガミガミ屋といわれるようにやるのです。彼女はいろいろなことについてガミガミ言いましたが、主な原因はじゅうたんでした。

レスリーは、婦人にこう言いました。「目を閉じてじゅうたんを思い浮かべなさい。どこにも、一つの足跡もついていなくて、清潔でふっくらとしたじゅうたんを・・・」。婦人は目を閉じて、このうえなく幸せそうに、極楽にいるようにうっとりと微笑みました。次にレスリーが、「そのきれいなじゅうたんが意味しているのは、こういうことです。あなたが全くひとりきりで、愛する大切な人達は誰もまわりにいない、ということなんですよ」と言うと、婦人の表情はがらりと変わって、みじめな気分になったのです。そこでレスリーは「今度はじゅうたんに足跡をいくつかつけてみて、それは、あなたにとって何よりも大切な人達がそばにいるしるしだと思ってごらんなさい」と言うと、婦人の気分はまた良くなりました。

このような介入を、〈感情の交換(trade feelings)〉とも、〈方針の転換(a change of strategy)〉とも、〈アンカリング(
anchoring)〉とも呼ぶことができますが、〈リフレーミング(reframing)〉というふうに考えると、都合が良いでしょう。この種のリフレーミングにおいては、外界からの刺激自体は変わらないけれども、その意味するところが変わるのです。問題行動の原因をなす刺激が、それ自体は悪いものではなく、実際に変える必要がない場合には、いつもこのリフレーミングを用いることができます。

この婦人の場合、別な解決法があるとすれば、矛先を家族に向けて、体重を軽くして足跡を残さないようにさせることぐらいでしょう。婦人の母親は、そうしようとしたのですが、むろんうまくいきませんでした。

人が何かの感覚体験を不快だという場合、実際には、その感覚が引き起こす反応を不快がっているのです。反応を変える一つの方法は、感覚体験そのものが反応の原因ではないのだ、と理解することです。経験の内的意味を変えれば、反応も変わります。

潔癖症の婦人については、どういう時に気が済まなくなるかについて、ある内部作戦(strategy)があるのがわかっていました。休暇のときや、レストランでは何ともないのですからね。私の推定によれば、彼女の反応は場所の所有と関連しているので、よその家であれば汚くても気にならないのです。自宅は彼女の領域であって、その範囲でだけ気が済まなくなるのです。あるいは、車庫や裏庭は領域にはいっていないかも知れません。家中きれいにしておくけれど、子ども部屋は家の一部と考えないことにして、汚くても平気だという人もいます。

こういう人達は、否定的な動機づけという内部作戦を働かせています。台所にはいってみて、よごれた食器がたくさんあるとゾッとして、その気分を追い払うには全部洗うしかないのです。洗い終えると、眺め渡して満足の声を上げます。しかし、清潔なホテルの部屋に入っても、別に満足の声は上げません。その理由は、自分のものではないからです。これを見ても、ある種の判断の方針があることがわかります。

婦人の家族を手助けする一つの方法は、彼女の内部作戦を変えることでしょう。この内部作戦は彼女自身にも困る点があるのですから。しかし、当面の問題を解決してセラピーの上で一定の前進をみるためには、ただ一つ、じゅうたんに関して肯定的な感触をもたせるだけでよいのです。この変換は全体的なものではありませんが、あなた方でもやれることです。ビジネス界に関係ある人は特にそうです。セールスの本質とは、意識内容のリフレーミングそのものなのですから。

〈再定義(redefining)〉とか〈呼びかえ(relabeling)〉とか呼ぶ人もありますが、呼び方はともかく、皆さんが実際に行なうのは、一定の感覚経験に新しい反応を結びつけることです。意識内容はそのままにしておいて、別な意味、本人がすでに考えているのと同じ種類の別な意味をつけ加えるのです。潔癖症の婦人は、じゅうたんの足跡という感覚経験を気分が悪くなるほど重要なこととして判断しているわけですが、同じ足跡を、気分が良くなるほど大切なことだと考えさせれば反応が変わるはずです。

変化を起こすには、リフレームする際、一致したノンバーバルな表現をして、それを裏づけることが絶対に欠かせません。つまり、まじめな表情と声の調子をもって、行なってほしいのです。
(星和書店「神経言語的プログラミング『リフレーミング』心理的枠組の変換をもたらすもの」p.1-4より)

リフレーミング―心理的枠組の変換をもたらすもの
リチャード バンドラー
ジョン・グリンダー
星和書店
1988-04-08


NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

「アズ・イフ」フレーム

人間の脳には、外部の情報をアナログで処理する部分(脳神経組織)があります。この部分は、現実と想像を区別することができません。従って、私たちが、『あたかも…であるかのように』とか、『もし…であるとしたら』などと想像しながら振る舞うことによって、脳は実際にそれらを経験しているかのように反応します。

私たちは、自分の中に、『あたかも…であるかのように』とか、『もし…であるとしたら』などといったイマジネーションのフレームを持つことによって、外界に対する固定的な視点を外し、無限の選択肢があるクリエイティブな視点を持つことができます。このようなフレームを、「アズ・イフ」フレーム('as if' frame)と呼んでいます。

「アズ・イフ」フレームを使って自由に想像してみましょう:

(1)「もし明日1日、好きなことをするとしたら、何をしますか?」

(2)「もし明日から1ヶ月間、好きなことをするとしたら、何をしますか?」

(3)「もし明日から自分が本当にやりたいことをするとしたら、一年後は何をしていますか?」

時間













NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

オープンフレーム

NLPにおける「フレーミング」(framing)という言葉は、コミュニケーションの中で、会話の文脈(context)を言語的に操作することを意味します。フレーミングを行うことによって、会話をある特定のテーマや方向にフォーカスさせることができます。

一方、特定の枠組みに縛られず、自由に話し合いをすることを「オープンフレーム」(open frame)と呼びます。例えば、会議などで特定のテーマや方向性を定めずに参加者が自由に発言したり、喫茶店で友だち同士が気ままにおしゃべりをしたりすることなどが挙げられます。

会話の目的に合わせて、「フレーミング」と「オープンフレーム」を使い分けることで、その場で必要としているアイデアや意見を幅広く入手することができるようになります。

補足:
ここでいう “open” という言葉には次のような意味合いがあります:
I am open to suggestions. ご提案があればなんなりと伺いましょう。
open discussion 本音の話し合い



デスク














NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

フレーミングという言葉について

【一般的な意味】

「フレーム」 frame という言葉は、12世紀よりも前に使われていた古期英語 framian が語源です。これは、「役に立つ、ためになる、利する」という意味があります。この言葉から派生したものが中期英語 framen です。これは、「(材木を)用意する」という意味があります。この言葉からさらに派生して、「推進する、建設する」という意味になり、現在使われている frame という言葉は、「枠、枠組み、骨組み」という意味に変遷しています。frame と forward (前進する)は同じ語源です。

材木









【NLPの用語としてのフレーミング】

NLPにおける「フレーミング」(framing)という言葉は、コミュニケーションの中で、会話の文脈(context)を言語的に操作することを意味します。フレーミングを行うことによって、会話をある特定のテーマや方向にフォーカスさせることができます。

ビジネスや日常会話でもっとも一般的なフレームは「意図のフレーム」です。


会話













NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク


人間の潜在力としてのサイキック・ヒーリング〜その進歩と歴史〜(3)

1778年、ひとりの革命的なヒーラーが探究の道をさらに一歩前進させました。患者がキリストやヒーラーの力を信頼していなくても著しい治療効果が得られると主張する人物があらわれたのです。それは、ドイツの医師フランツ・アントン・メスメル(独:Franz Anton Mesmer,仏:Frederic-Antoine Mesmer, 1734-1815)です。

フランツ・アントン・メスメル
(独:Franz Anton Mesmer,仏:Frederic-Antoine Mesmer)
フランツ・アントン・メスメル















メスメルは、患者が治癒したのは宇宙に遍満する流体(fluide)というエネルギーを利用したからであると主張しました。メスメルはこの流体が宇宙に遍満する微細な液状物質で、人間とほかの生命体、生物どうし、地球や天体と結びつける媒体であると主張しました。(この説はパラケルススの医学体系における宇宙観と同じです)。メスメルは、自然界のすべての存在は特定の力を持っており、その特殊な力のはたらきによって他の存在の上にそれ自身の存在を顕現させられると述べています。彼は、あらゆる物体・動物・植物、そして鉱物の中にまでその不思議な媒質が浸透していると考えていました。

メスメルは、ウィーンにおける医学研究時代のはじめの頃、患者の病変部位の上に磁石をかざすと病気が治る場合が少なからずあることに気づきました。また神経疾患をもつ患者においては、磁石の刺激が異常な運動を引き起こす傾向がみとめられました。メスメルは、磁気治療が成功しているときには筋肉の大きな痙攣(けいれん)や反射が頻繁に発生すると記録しています。やがてメスメルは、治療がうまくいくのは、磁石を伝導体として彼自身の体内から生じたエーテルの流れが患者の体内に注入され、微細エネルギー的な治療効果が生まれたためであると信じるようになりました。そして、その「生命力の流れ」が磁気的な性質を帯びているものと考え、それを、(無機物や鉄にはたらく磁気と区別するために)「動物磁気」(magnetisme animal,Animal magnetism)と名付けました。

動物磁気をもちいた治療によって不随意的な痙攣(けいれん)や振顫(しんせん)がおこることから、メスメルは研究を通じて、微細エネルギーの流れが神経系と関連しているのではないかと考えるようになりました。彼は神経と生命力の流れが全身に流体を輸送し、流体が供給された部位が活力を取り戻すという仮説を立てました。メスメルの「流体」という概念は、古代中国の「気」とも通じているように見えます。気エネルギーも、経絡系を流れて神経と身体組織に生命力を供給するものです。

健康とホメオスタシスの基礎には、生命を維持し、制御している磁気的な流体のはたらきが欠かせないと、メスメルは確信しました。この生体磁気との適切な相互作用をもち、基本的な自然法則と調和しているときに、人は健康でいられます。病気は、肉体とそうした自然の微細な力とのあいだの調和が乱れたときに発生するのです。メスメルはさらに、その普遍的な力を生み出す最良の供給源は人体そのものであると確信するようになりました。そして、そのエネルギーの流れの最も強い放出点は手のひらであると考えました。治療家が手を患者の体に触れて治療(「磁気的パス」)をおこなえば、患者に向かってエネルギーが直接流入するというわけです。フランス革命をむかえていたこの時期において、この療法は、彼自身の影響力によって国民のあいだで大流行することになりました。

しかし不幸なことに、当時の科学者の多くは、メスメルの方法をたんなる催眠術または暗示効果であると考えていました。一部の科学者はいまだに催眠を「メスメリズム」(mesmerism)と呼ぶことがあり、「メスメライズ」という言葉は現在でも「催眠状態にする」という意味に使われています。

1784年、フランス国王はメスメルの治療実験の真偽を調査委員会に諮問しました。その委員会のメンバーには、科学アカデミー会員、著名な医学者、そしてアメリカの政治家であり科学者でもあったベンジャミン・フランクリンなどが参加していました。彼らが計画した実験は、「治療に成功した症例の背後には磁気的な流体という力が存在する」というメスメルの主張の真偽をたしかめるためのものでしたが、残念ながら、委員会によって計画された検査のいずれもが、流体の医学的な効能の測定とは無関係なものでした。この権威ある委員会が最終的にくだした結論は「流体は存在しない」というものでした。患者に対する治療効果そのものは否定しませんでしたが、その効果は感覚的興奮、想像力、(ほかの患者の)模倣によるものだと考えたのです。興味深いことに、医学アカデミーは1831年に動物磁気の再検討をおこない、メスメルの視点を一部ではあるが公的に認めました。しかし、そのような評価にもかかわらず、その後メスメルの研究が広く世間に認められることはありませんでした。

手かざし療法の生理学的作用に関する最近の研究によって、治療作用をもつ微細エネルギーが磁気的性質を帯びていることが確かめられてから、研究者たちはメスメルが人体の微細エネルギーの磁気的性質を何世紀にもさきがけて理解していたことを立証していきました。しかし後述するように、そうした微細エネルギーを従来の電磁気的測定機器によって直接測定する試みが困難であることは、現代でもメスメルの時代とさほど変わりはありません。

メスメルはこの微細な磁気的な力が水に蓄えられることにも気づいていました。水に蓄えられた治癒エネルギーを患者に中継するために「桶(baquet, バケ)」と呼ばれるエネルギー貯蔵庫を考案され、すでに使用されていました。ともあれ、こんにちではメスメルを偉大な催眠術師だと考える人は多くても、微細な磁気的治癒エネルギーについての彼のパイオニア的な研究を知る人はほとんどいません。
(バイブレーショナル・メディスンp.354-357より)

人間の潜在力としてのサイキック・ヒーリング(1)
人間の潜在力としてのサイキック・ヒーリング(2)
人間の潜在力としてのサイキック・ヒーリング(3)




NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク


人間の潜在力としてのサイキック・ヒーリング〜その進歩の歴史〜(2)

治癒のメカニズムを調べていた初期の研究者の多くは、そこに磁気のようなエネルギーが関わっているという仮説を持っていました。当時、注目をあつめた「生体磁気説」の代表的な論者のひとりに、テオフラストゥス・フィリップス・アウレオールス・ボンバストゥス・フォン・ホーエンハイム(Theophrastus Philippus Aureolus Bombastus von Hohenheim, 1493-1541)というルネサンス初期のスイス人医師がいましたが、彼はパラケルスス(Paracelsus)という名前でも知られている有名な人物であり、のちに大論争の火付け役となりました。

晩年のパラケルスス(1540年代)
パラケルスス













パラケルススは新しい薬物療法の数々を発見し、人間と宇宙との照応関係にもとづく独自の医学体系を築きあげました。その説によれば、人体は、微細な放射物や、空間をすみずみまで満たしている流動体を通じて、星やさまざまな物体(とくに磁石)の影響を受けているという。彼の説は、人間と天体との結びつきを説明しようとするものでした。パラケルススの医学体系は、人間の病気や行動に対する惑星と恒星の影響に関する、初期の占星術的な考察であるとみることができます。

そこで言及されている人間と天界との結びつきは、微細で浸透的であり宇宙に遍満する流動体、おそらくは「エーテル」の初期的構成物によって成り立っています。彼は、その微細な物質には犲Уづ畧質が備わっていると考え、これが治癒をうながす独特の特性をもたらしていると考えました。そして、その力が手に入り、活用できるならば、病気の進行を遅らせたり、治癒に導いたりすることができるだろうとも結論づけていました。パラケルススは生命力は個人の体内に閉じこめられているものではなく、光輝く天体のようにからだの内外に放射しており、遠く離れた場所にも作用するものであると述べてています。身体周囲のエネルギー場に関する描写が実に正確であることから察して、彼自身が人体のオーラを観察することができたのではないかと思われます。

パラケルススの死後、磁気説は、当時の医師であり神秘家であった英国人ロバート・フラッド(Robert Fludd,Robertus de Fluctibus, 1574-1637)に受け継がれました。フラッドは17世紀初期の代表的な錬金術理論家のひとりと考えられています。 


ロバート・フラッド(Robert Fludd,Robertus de Fluctibus)
ロバート・フラッド












ロバート・フラッドは、光と生命の源としての、健康における太陽の役割を強調し、太陽は地球上に存在するあらゆる生き物に必要な「生命の光線」を供給してくれると考えていました。また、彼は、天上から送られてくる不可視の力が何らかの方法であらゆる生命体に顕現しており、その生命力は犖撞曚箸箸發某搬里貌ってくる瓩塙佑┐泙靴拭これは、インドのプラーナという概念と似た「太陽に内在する微細エネルギー」をあらわす概念であり、呼吸を通じて体内に取り入れられるというものです。

神秘家の多くは、ヒーラーがおこなう癒しのわざは、体内に取り入れたプラーナの流れを視覚化し、意識的にコントロールすることによって、エーテルエネルギーを患者の体内に手から送り込むことだと考えています。フラッドは、人体に磁気が存在するという説の信奉者でもありました。
(バイブレーショナル・メディスンp.353-354より)

人間の潜在力としてのサイキック・ヒーリング(1)
人間の潜在力としてのサイキック・ヒーリング(2)
人間の潜在力としてのサイキック・ヒーリング(3)




NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク



人間の潜在力としてのサイキック・ヒーリング〜その進歩の歴史〜(1)

手かざし療法の歴史は何千年も昔にさかのぼります。古代エジプトにおいて、それが治療目的でもちいられていたことを示す証拠は、紀元前1552年頃の「エベルス・パピルス」(Ebers Papyrus)にすでにみとめられています。

エベルス・パピルスの癌治療に関する記述
エベルス・パピルス















キリスト生誕の4世紀も前のギリシャ人たちも、アスクレピオス神殿などにおいて、病人を治療するために手かざし療法をもちいていました。

アテネのアスクレピオス神殿
アスクレピオス神殿







アリストファネスのいくつかの作品には、失明した男性の視力が手かざし療法によって回復したり、不妊の女性が子を授かったりするさまが詳しく描写されています。

聖書には、手かざし療法の医学的な応用や霊的な応用について、数多くの記述が見られます。キリストの奇跡的な癒しが手かざしによって行われたことは、よく知られているところです。キリストはこういっています、「わたしが行っていることは、あなたがたにもできることです。あなたがたならもっと上手にできるだろう」。初期のキリスト教聖職者にとっては、手かざし療法は、説教や秘蹟とおなじ仕事の一部だと考えられていました。初期の教会では、手かざしは、聖水や聖油といっしょに、秘蹟において使われていました。

それから何百年間かのあいだに、教会における癒しの職務は次第に衰退していき、ヨーロッパでは、癒しのわざは「ロイヤル・タッチ」として行われるようになりました。ヨーロッパ諸国の王たちは、結核(瘰癧、るいれき)のような病気を手かざしによって癒したと伝えられています。この治療法は、イギリスでは、エドワード証聖王エドワード(Edward the Confessor, 1002?/1004-1066)によってはじめられ、その後700年間以上も続いて、懐疑的な王ウィリアム4世(William Henry, 1765-1837)の統治時代に廃止されました。

エドワード証聖王(バイユーのタペストリー)
エドワード証聖王












初期におこなわれたさまざまな癒しのわざの試みは、イエスや王、あるいは特定の治療家のもつパワーに対する、患者の信頼感や信仰心に基づくものだと考えられていました。また現代になると、自然界の特殊な生命力や作用力によって治療が生じると考える医学者たちもあらわれました。
(バイブレーショナル・メディスンp.352-353より)

人間の潜在力としてのサイキック・ヒーリング(1)
人間の潜在力としてのサイキック・ヒーリング(2)
人間の潜在力としてのサイキック・ヒーリング(3)




NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク






脳波について

脳波(Electroencephalogram: EEG)は、ヒトや動物の脳から生じる電気活動を、頭皮上、蝶形骨底、鼓膜、脳表、脳深部などに置いた電極で記録したものである。英語の忠実な訳語として「脳電図」という呼び方もあり、本来は脳電図と呼ぶべきであるが、一般的には「脳波」として簡略化して呼ばれることが多い。

脳波を測定、記録する装置を脳波計(Electroencephalograph: EEG)と呼び、それを用いた脳波検査(Electroencephalography: EEG)は、医療での臨床検査として、また医学、生理学、心理学、工学領域での研究方法として用いられる。

ヒトの脳波:
脳波












--------------------------------------------------------------
【脳波判読と正常脳波】

ほぼ全般性、持続性に出現し、脳波の大部分を形成する特定の脳波活動を「基礎律動」(背景脳波)という。基礎律動は覚醒度、年齢、薬物によって変化し、基礎律動が異常をしめす病態もある。基礎律動には周波数帯域ごとに以下のような名前がつけられており、それぞれ異なった生理学的な意義を有している。

名称(読み):周波数帯域:
δ波(デルタ波):1-3Hz
θ波(シータ波):4-7Hz
α波(アルファ波):8-13Hz
β波(ベータ波):14Hz


一般に健常者では、安静・閉眼・覚醒状態では後頭部を中心にα波が多く出現する。また睡眠の深さは脳波の周波数などに基づいて分類されている。健常成人の安静覚醒閉眼時では、後頭部優位に出現するα波が基礎律動となる。25〜65歳の正常成人では、9-11Hzのα波が後頭部優位に出現し、開眼、光、音刺激などで抑制される。周波数の変動は1Hz以内である。


NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士人体校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク



メンターという言葉の語源

メンター(Mentor)という言葉は、一般的に、「指導者」、「助言者」、「経験を積んだ人」などを意味します。

メンターの語源となったのは、紀元前9世紀頃、小アジアに生まれてギリシャ諸国を遍歴した吟遊詩人ホメーロスの叙事詩『オデュッセイア』に登場する男性『メントール(Μέντωρ)』です。メントールは主人公オデュッセウスの友であり、オデュッセウスの息子テーレマコスの家庭教師として武術や学問を教えていたことから、現代では、「個人的に指導する人」を意味するようになりました。

NLPでは、自分の人生において、何かを選択したり問題を解決したりするためのリソースが不足していると感じるとき、リソースとなるメンターを設定するというエクササイズをします。メンターには、歴史上、もしくは神話上の人物、先生や上司、身近な人など、自分にとってリソースフルであると思える存在を選びます。

ホメーロスの肖像
ホメーロス













テーレマコスとメントール
メンター











NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク


脳とジャグリングの関係

ヘルスアートクリニックくまもとの院長で産婦人科医の中原和彦氏は、ヘルスアート医療(芸術療法)のひとつとして、お手玉やジャグリングを推奨し、女性特有の月経前症候群、産後うつ、月経前症候群、更年期障害、あるいは一般的な不安障害やうつの治療に役立てています。

《お手玉が活性化させる脳の部分》
●ボールを持ちかえる際に活性化…頭頂葉
●ボールを目で追う際に活性化…後頭葉
●ボールを投げたり受ける際に活性化…前頭葉
●ボールを落とさないよう注意する際に活性化…前頭前野  


脳






NLP創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

脳とジャグリングの関係

オックスフォード大学の Heidi Johansen-Berg 博士らは、2009年12月、学術誌ネイチャー・ニューロサイエンスに、「ジャグリング(3個以上のものを反復して投げ上げて受けとめる技)を練習した成人には、脳の神経組織の白質(white matter)の相互連絡能力が強化した」という研究を発表をしました。(Nature Neuroscience 2009; 12)

白質は、神経細胞間の電気信号を運ぶ神経線維の部分で、脳のさまざまな部位をつなげる役割があります。私たち人間の脳は成人すると発達のピークを迎え、そこからは少しずつ退化していくと考えられていましたが、この研究結果により、成人したあとも訓練すれば脳が活発に活動し、新しいネットワークを構築するということが証明されました。(脳の可塑性)

【脳の冠状断面】
−濃い灰色の部分・・・大脳皮質(灰白質)
−薄い灰色の部分・・・白質
脳










【灰白質/白質】
脳







〔参考資料〕
nature neuroscience: 「白質でジャグリング」(日本語)


NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク






ジャグリングの目的

ニューコードNLPプラクティショナーコースのプログラムにジャグリングの実習を採用している目的は下記の通りです:

(1)2段階にわたる学習プロセスを体験する。

まず最初に、ジャグリングの基本パターンが自分の身体感覚に落とし込まれるまで繰り返し練習します。次に、自分の身体感覚に落とし込まれたいくつかの基本パターンを有機的に組み合わせてより高度な技を習得します。この2段階にわたる学習プロセスを体験します。

(2)脳全体を刺激し、ノウ・ナッシング・ステートを体験する。

脳全体を刺激するようなスポーツ、あるいはゲームを行うことによって、知覚入力経路(五感)が完全に開き、すべての入力情報に敏感に反応する、いわゆる「ノウ・ナッシング・ステート」の状態に到達します。ニューコードNLPでは、この状態こそが、あらゆる問題解決につながるとしています。

ジャグリング













写真は、2013年3月3日(日)に天神中央公園で行ったジャグリングの実習風景です。コースの受講生15名が、九州工業大学ジャグリングサークル・ピルエットのメンバーからレッスンを受けています。


NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク


ジャグリングの実習

ニューコードNLPプラクティショナーコース福岡1期では、プログラム(第10回)の中で、ジャグリングの実習を行いました。実習に参加した15名の皆さまは、3個のボールを使った「カスケード」という技を練習し、60分のレッスンで、3個のボールを操れるところまで上達しました。

ジャグリングジャグリングジャグリング



 









写真は、コース参加者の青木栄弥さんです。
練習しているうちに、あっという間に3つのボールを投げたり捕ったりしていました。

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

ジャグリングの実習

ニューコードNLPスクールでは、NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士が推奨しているジャグリング(Juggling)をプラクティショナーコースのプログラムに取り入れています。

2013年3月3日(日)にアクロス福岡で開催しましたNLPプラクティショナーコース福岡1期の第10回では、九州工業大学ジャグリングクラブ・ピルエットのメンバー4名をお招きして、20分のショーと60分のレッスンを担当していただきました。

下の写真は、ピルエットのメンバーの方によるジャグリング実演のようすです。4つのボールを使った「カスケード」という技を披露していただきました。
九州工業大学ジャグリングサークル・ピルエット公式ウェブサイト

ジャグリングジャグリング














NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク



「ラポール」の2つのタイプについて

ニューコードNLPでは、「ラポール」という言葉について、「無意識的な注意をひきつけて維持すること」と定義しています。NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士は、次のような例をあげています。

「口喧嘩をしている恋人たちという、よくあるケースを例にとってみましょう。二人の恋人によって示される劇的で情熱的な状況の真っただ中で、二人がお互いに「反応しないではいられない」ということが非常によく分かります。お互いが最終的な言葉を取ることに躍起になっています。お互いが相手の示したジェスチャー、顔の表情、コメントに反応します。このとき、二人は深いラポールを形成しています。これは、二人、そして二人の周囲の人々にとって望む種類のラポールではないかも知れません。しかし、この時点で、二人がラポールを形成しているということは明らかです」(ジョン・グリンダー博士)

Take as a not uncommon example, two lovers who are in the midst of a quarrel. It is quite clear amidst the drama and passion displayed by these two lovers that they cannot NOT respond to one another. Each insists on having the last word; each insists of responding to the last gesture, facial expression, comment by the other. They are deeply in rapport−it may not be the kind of rapport they would prefer(as well as others around them)but it is clear that they are in rapport in the sense that we propose here.(John Grinder)

このグリンダー博士の例から、ラポールには、ポジティブなラポール(positive rapport)とネガティブなラポール(negative rapport)の2つのタイプがあることがわかります。


会話












NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

「ラポール」という言葉について

【一般的な意味】

●人と人との関係における
 「親和関係」、「信頼関係」、「協調関係」、「意思疎通」など。

●対面的な場面における
 「面接者と面接対象者との間に作られる親和的、共感的関係」など。

●気持ちや考えにおける
 「共感」、「信頼」、「信用」、「同調」
 「一致」、「理解」、「好ましさ」、「思いやり」など。


【NLPの用語としてのラポール】

●無意識的な注意をひきつけて維持すること。


人々














NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

カリブレーションの方法

【カリブレーションの方法】

●周辺視野を使う。
●相手の外的反応、即ち、身体変化のパターン(差異、反復、リズム等)を観察する。
●相手の外的反応を観察することだけを行い、その意味を解釈しない。


【カリブレーションで観察する外的反応の例】

《姿勢》
身体全体の姿勢、座高と頭の高さ、胴体の重心、頭の傾き等

《仕草》
身振り、手振り

《呼吸》
呼吸の位置(胸式呼吸、腹式呼吸)、呼吸の深さや速さ、リズム
※呼吸は相手の肩のラインの上下運動で観察すると良い。

《顔面》
皮膚の張り、皮膚の色(顔全体、顔の一部)、シミ、シワ

《眼球》
視線、眼球の動き、瞳孔のようす

《唇》
唇の大きさ、厚み、形状、縁、色、張り、質感、水分、動き
※唇は、特に下唇を観察する

《口のまわり》
筋肉の緊張と弛緩

《耳たぶ》
筋肉の緊張と弛緩

《極微筋肉》
目のまわり、口もと、あご、その他

《話し声》
音量、高さ、速度、抑揚、リズム、話す間合い(長さ、規則性等)

会話













NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

カリブレーションという言葉について

【一般的な意味】

カリブレーション(Calibration)とは、一般的には次のような意味があります。
・(鉄砲などの)口径。口径測定。
・(計器などを用いた)測定。調査。調整。
・(計器の)目盛り。

鉄砲






【NLPの用語としてのカリブレーション】

進行中のコミュニケーションにおいて、相手の観察可能な無意識的反応(行動上のシグナル)を検出し、それらを特定の内的な思考反応および情動的反応と結びつけること。

対人コミュニケーションに秀でた人は、進行中のコミュニケーションにおける相手の内的反応について、先入観や思い込みを持つかわりに、無意識的反応(行動上のシグナル)のパターンを示唆する極微的な変化を読み取ることができます。


NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク


NLPモデリングを行なうための注意

●モデラーが自らモデリングを行うさまざまなアクティビティが、純粋にコンテント(内容)であること。
●アクティビティのマスターよりも、必要に応じて、ノウ・ナッシング・ステートに入って保持する能力。

モデルが見せるさまざまなアクティビティは、モデルが、ノウ・ナッシング・ステートの状態でどのようなパターンに対応できる能力があるか、その目安を示しているに過ぎません。そして、モデラーがそうしたパターンをどのくらい吸収できる能力があるのかがポイントとなります。モデリングの演習を行うときは、初歩的な場合、モデラーがそうしたパターンをどのくらい吸収できたかについてフィードバックしやすいように、ダンサーやパフォーマーなど、身体的要素が強いアクティビティを選択するのが良いでしょう。覚えておいて欲しいのは、いつものように、アクティビティの内容はたいして重要ではないということです。重要なのは、常に、それに関わるプロセスにあります。

by ジョン・グリンダー博士&カルメン・ボスティック・サンクレア女史
2013年4月30日(火)東京にて

John&Carmen

















NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

NLPモデリングを行なうための技術

NLPという分野は、20世紀の1970年代に、ジョン・グリンダー、フランク・ピューセリック、そしてリチャード・バンドラーによって作られました。NLPを作るにあたっての明確な意図は、人間の活動の様々な分野における天才の、もっとも卓越したパターンを抽出し、コード化し、そしてそれを、その分野で実践している人たちに提供することでした。上記の3人により、最初に選ばれた分野は、精神医学、心理療法、そして人に変化をもたらすワークの領域で実践されていた、変化のワークでした。

NLPがそこから発生した最初のパターンにはすべて、その元として、NLPモデリングと呼ばれるプロセスがありました。モデリングそのものは、どこにでも見られる人間の活動です。私たちが、経験したことの内なる地図を作ろうとする試みが、おそらくモデリングのもっともよく見られる形です。さまざまな科学的な体系における理論の構築もすべて、モデリングのかなりよくある例です。

NLPにおけるモデリングは、他の分野でモデリングが取る形と異なっています。それは5つの段階から成っています。

1. 天才を特定し、その人が天才としてパフォーマンスを行なう状況にアクセスできるようにアレンジする。

2.天才のパターンを、モデラー(モデリングを行なう人)が、ノウナッシングステートにおいて、極微筋肉運動などのモデリングのパターンを使って、無意識に吸収する。

3.モデラーは、無意識にパターンを吸収した状況に似た状況で、真似をする練習をする。この段階は、モデラーが天才のパフォーマンスを複製する能力を示した時、つまり、天才とだいたい同じ時間内に、同じ質をもって、同じ結果を達成できた時に、終わる。

4.パターンのコード化。3段階目に成功したということは、現段階において、パターンを示す人が2人いるということを保証するものである。つまり、オリジナルモデル(天才)と、モデラー(段階3の終わりにおいて)の2人である。

5.コード化したパターンのテスト。コード化されたパターンは、(今まで?)直接コンタクトを持たなかった人たちに渡される。モデラーは、この人たちの行動が、適当な時間内に、モデル(天才)とモデラーのパフォーマンスと同じような結果になるかを観察する。

上記のNLPモデリングプロセスの5段階の記述において、コメントが必要な言葉が2つあります。

●無意識の吸収
●ノウナッシングステート


「無意識の吸収」という言葉は、モデラーが、体験(この場合はモデリングされている天才が使うパターンと、パターンが起こっている直接の状況)から情報を捉えたり、吸収する能力のことを指しますが、この情報は、典型的に言語や理解と結びつくことが多い、分析的プロセスに影響を受けることなしに、捉えたり、吸収されることを意味します。

ノウナッシングステートとは、蓄積された知識のベース(そうした知識が見られる、内なる地図と、しばしば言及される)へのアクセスが一時停止している状態のことです。この知識のベースへのアクセスを一時停止することで、モデラーは、以前得た知識と、今入ってきていて、無意識に吸収しているデータの流れを比較するタスクを避け、それによって、その二つの間にマッチするところ、マッチしないところがあるかを決めなければならない、ということを回避しています。このノウナッシングステートを選択し、保持することで、モデラーは、フィルタリングを最小限にとどめて、天才のパターンを吸収することを促進します。


The Art of Neuro-Linguistic Modeling (NLP)


The field of NLP was created in the 70's of the last century by John Grinder, Frank Pucelik and Richard Bandler. The express intention for this discipline was to extract the most advanced patterning of geniuses from different fields of human endeavor, code them, andmake them available to practitioners in those fields. The first field selected by these three men was the art of change work as practiced in the domains of psychiatry, psychotherapy and human change work.


All the initial patterning from which NLP emerged had as their source a process called NLP Modeling. Modeling itself is a ubiquitous human activity. The attemptto construct internal maps of ourexperience is perhaps the most familiar such activity. All construction of theory in the various scientific disciplines is an additional and quite familiar set of examples or modeling.

The form that modeling takes is NLP is distinct from the form that modelingtakes in other disciplines. It consists of five phases:


1. The identification of a genius and the arranging of access to that genius in the performance context in which s/he operates as a genius

 

2. The unconscious assimilation of the patterns of the genius in a know-nothing state by the modeler, using modeling patterning such as micro muscle movements,…

 

3. The imitative practice of the unconsciously assimilated patterning of the geniuses by the modeler in contexts parallel to the contexts in which the modeler unconsciously assimilated the patterning.This phase terminates when the modeler demonstrates the ability to replicate the performance of the geniusthat is, achieves the same outcomes in roughly thesame time frames and with the same quality as the model (the genius).

 

4. The coding of the patterning success in phase three guarantees that there are now two exemplars of the patterning: the original model (the genius) and the modeler (the end of phase 3.

 

5. Testing the coded patternsthecoded patterns are given to people who havehad no direct contact. The modelerobserves whether these people's behavior converges with the performance of themodel (the genius) and the modeler in anacceptable lapse of time.

 

There are two terms in the above description ofthe 5 phases of the NLP Modeling process that require comment:

 

●Unconscious assimilation

●Know-nothing state

 

The term unconscious assimilation refers to the modeler's ability to take in or capture information from experience (inthisinstance, the patterning used by the genius who is being modeled, including the immediate context in which the patterning is occurring) without that information being subjected to the set of analytic processes typically associated with language and understanding.

 

A know-nothing state is one in which access tothe accumulated knowledge base (often referred to as the internal maps in which such knowledge is represented) is suspended. By suspending accessto this knowledge base, the modeler avoids the tasks of comparing previous knowledge acquired with the incoming data stream being unconsciously assimilated and therefore having to determine whether there is a match or amismatch between thetwo. By selecting and sustaining this know-nothing state,the modeler facilitates the assimilation of the patterning of the genius with aminimum offiltering.

会話












NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

NLPモデリングを行なうための準備

NLPモデリングを行なう際に必要なこととして、以下のパターンを復習し、これらのパターンについて自分の能力を強化しておくことを強くすすめます。

 

●無意識のプロセスとコミュニケーションするための自発的な不随意シグナルの確立。

●ノウナッシングステートに入ることと、それを保つ能力。

●クリーンで強い第3ポジションの確立。

●内的対話を鎮めること。内的対話を起こさないという選択を持つこと。

●自分の身体のステートを操作すること。

 →どのような特定のステートも再活性化できる強い能力。

●極微筋肉運動と、モデルが出す音を、どのようなものであれ内側でこだまのように繰り返すこと。 


NLPモデリングは、自然なプロセスで、すべての子どもが、言語、文化、または民族的伝統に関わらず、自分の生まれた環境の基本的スキルを吸収するために直観的に使うものです。子どもたちと同じように、私たちも、特別な学びの状態であるノウナッシングステートに生きています。

Those participants intending to participate are urged to review and strengthen their abilities with respect to the following patterns:

 

●Involuntary signals to communicate with the unconscious processes

The ability to enter and sustain know-nothing states

A clean strong 3rd position

The quieting of internal dialogue-that is, the choice to not have internal dialogue on demand

An enhanced ability to re-activate any specific state simply by manipulating your own physiology

Micro-muscle movement and echoing internally whatever sounds the model makes

 

NLP Modeling is a natural process, one which every child, independent of language, culture or ethnic heritage uses intuitively to assimilate the fundamental skill sets of their birth environmentas children, we all live in a know-nothing state, a privileged learning state.


瞑想





 









NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク






VAKOGストラテジーの引き出しとインストール

ある個人の内的経験の最小基本構成要素(VAKOG)がどのような順序で推移しているかを探ることを「ストラテジーの引き出し」と呼んでいます。

ある分野で非常に卓越した人がいる場合、その人のストラテジーはどうなっているのかということを明示的に公式化して、その卓越した部分(その人が個人的に培ったストラテジー)を簡単に複製することができます。このテクニックをNLPでは「ストラテジーの引き出しとインストール」と呼んでいます。


知覚システム









NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

VAKOGストラテジーという言葉について

【一般的な意味】

ストラテジー(strategy)という言葉の語源は、古代ギリシャ語で「将軍」を意味する strategos です。また、ストラテジーという言葉を直訳すると、「戦略、戦術、作戦、方針、政策、巧みな計画、計略、策略」といった言葉が挙げられます。このように、ストラテジーという言葉は、一般的には、目的達成や利益獲得のための具体的な計画を意味します。


【NLPの用語】

NLPにおけるストラテジーの概念は、1980年に、NLP共同創始者ジョン・グリンダーとリチャード・バンドラー、そしてNLP共同開発者ロバート・ディルツとジュディス・ディロージャら4人によって出版されたNLP最初の著作『神経言語プログラミング 第鬼』 Neuro-Linguistic Programming: Volume1, Grinder, J., Bandler, R., Dilts, R., & DeLozier, J.,1980. の中で次のように定義されています。

人間の行動パターンを形成する基本的な要素は知覚システムであり、これに従って、同じ種に属するメンバーは環境に働きかけます。ここでいう知覚システムとは、視覚(見る)、聴覚(聴く)、触覚(体感する)、嗅覚(においを感じる)、味覚(味を感じる)を意味します。現行の体験は、すべてこうした感覚をさまざまに組み合わせたものとしてコード化され、役立てられているのです。

引用:
Neuro-Linguistic Programming: Volume機The Study of the Structure of Subjective Experience p.17

Amazon:
Neuro-Linguistic Programming

John Grinder
Richard Bandler
Robert Dilts
Judith DeLozier
Meta Publications
1980-06-01



五感













NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク



左右の鼻孔による呼吸


D. ワーンツは、この大脳半球での優位性に影響しているウルトレイディアン・リズムが、〔左右鼻孔の〕鼻呼吸の同様な交代と、左右逆のかたちで結びついていることを発見した(Werntz, 1981)。すなわち左の鼻孔が開いて空気を取り入れている時、右脳の活発な活動を示す脳波が現れ、その逆も同様だったのである。さらに研究を続けたワーンツは、呼吸を左右の鼻孔の間で変化させると、左右大脳半球の優位性も変わることを発見した!(Werntzほか, 1981)。鼻呼吸のリズムは、大脳半球の活動にとって、ただ開かれているだけの窓ではなく、左右鼻孔間の空気の流れを意図的に変えることで、脳と心の最も高いレベルにある右脳と左脳の活動を変化させることができるのである! 彼女らは、この関係を自律神経系と結び付けて、次のように説明している(Werntzほか, 1981,pp.4-6)。

私たちは、鼻呼吸のサイクルと大脳半球の活動交代との相互関係は、ウルトレイディアン・リズムにもとづくひとつの振動システムのモデルによるものと考え、神経系の理解に新しい概念を打ち立てた。(中略)私たちがここで提案するのは、あらゆるウルトレイディアン・リズムと、自律神経系によるそれらのリズムの調整とをひとつにまとめる−具体的には自律神経系と左右大脳半球の活動を統合する−より完全で総合的な理論の枠組みである。ここで間違いなく言えるのは、左脳と右脳のそれぞれに局在する「別個のかたちの知性」は、その作用の全般的な傾向から見ても、脳とは左右逆の半身の代謝の活性化を必要とするということだ。そう考えれば、鼻呼吸の左右交代のサイクルは、この理論を考察するにあたり、測定が容易な指標、あるいは「窓」のようなものとみなすことができる。
(中略)したがって身体は、休息と活動、すなわち副交感神経支配と交感神経支配の間での周期交代をしながら、同時に「左半身−右脳」と「右半身−左脳」の交代を経験しているのである。そしてこれが、瞳孔の開き具合からより高次の大脳の皮質の機能や反応にいたるまでの、人間のあらゆる組織レベルでのウルトレイディアン・リズムを作り出すのである。(中略)重要なのは、これが自律神経系と大脳皮質の活動の包括的な統合という、これまで定義も研究もされていない関係を意味しているということである。鼻呼吸の周期は、何らかの中央制御のメカニズム、おそらくは交感神経と副交感神経のバランスを変化させる視床下部の働きによって調整されていると思われるので、この交代は脳を含む全身で起こり、そのしくみは、血管運動の強弱が脳血管の血流を調節し、それによって大脳半球の活動を変化させることによるものであることを、私たちは仮説として提示したい。

何千年にもわたり東洋のヨーガ行者たちは、彼らのいう「プラーナヤマ」(呼吸法)を実践して呼吸を調整し、それによって意識状態を調整できると主張してきた(Rossi, 1985, 1986a)。また彼らは、身体生理への奇跡的コントロールとされるものは、呼吸リズムの意識的調整と関連するものだと主張してきた。このような心身コントロールの達人技は、おもに自律神経系にかかわるものだから、ワーンツの研究は、古代からのヨーガの伝統への理論的、実証的な架け橋となるかもしれない。

この鼻呼吸サイクルの交代と関連がありそうな、現在なら多重人格と呼ぶであろう特に劇的な二つの症例を、N. イショロンスキーがかつて報告している(Ischolondsky, 1955, pp.8-9)。どちらの症例も、活動的な人格と受動的な人格の間には記憶喪失がみられた。これは自律神経系における交換神経と副交感神経の優位性が鼻呼吸サイクルにともなって交代し、強烈な人格変化をもたらした明白な例である。

(中略)二つの正反対の人格。一方は衝動的で無責任で意地が悪く、執念深くて、権威への反抗心と周囲の人間への憎しみに満ちていた。この人格の時の患者は極端に攻撃的で、悪態をつき、州立病院のこと、性関係のことなどでおぞましい話をしては他の患者たちを震えあがらせていた。この第一の人格に突然とって代わる正反対の行動パターンになると、患者は依存的、従順、内気、控えめで、やさしく素直にみえた。前にはののしり、悪態をついた同じ人間に対し、非常におずおずと親しみを表現し、好意と受容を求めるのだった。不穏当な言葉や表情は跡形もなく、周囲に敬意を示すこともなく、セックスになどは毛ほども触れなかった。実際、セックスのことを考えたり、関係のある言葉を聞くだけで、魂の破滅に対する極端な恐怖、罪と不安の念、憂うつ、恥の感情が起こるようだった。(中略)検査の結果、彼女の右半身と左半身で感覚刺激に対する反応に違いがあったことがわかった。右半身の感覚は鈍く、左半身は極端に敏感なのである。たとえば視覚、聴覚は右半身では不鮮明で遠く感じるのに対し、左半身では鮮明に、近く感じるのだった。触覚や痛みに対する反応は、右半身では高い閾値を示し、左半身は低かった。特徴的だったのは、嗅覚の対照的な状態である。右側は臭いに対し非常に敏感で、右の鼻孔はよく通っており、一方左側は臭いを感じず、鼻孔は詰まって閉じていた。瞳孔の開き具合、反射、唾液の分泌、発汗などその他の神経学的兆候にも、からだの左右で同様の反応の違いが認められた。攻撃的人格は、右半身で小さい瞳孔、少ない唾液分泌、足の裏と手のひらの無発汗、腹壁反射の欠如を示し、左半身では瞳孔拡大、唾液の過剰分泌、足の裏と手のひらの発汗、そして非常に強い腹壁反射を示したのである(瞳孔の大きさなどの観察結果を、鼻の詰まりと無関係に説明するのは困難である)。そして精神状態が内気、控えめでやさしい人格に切り替わったとたん、神経学的兆候もすべて反対側が優勢となり、嗅覚は今度は左が非常に鋭敏になったのに対し、右は完全に失われ、鼻孔も詰まって閉じてしまった。

(中略)カリフォルニア州ラ・ホーヤにあるジョナス・ソーク研究所のD.シャナコフーカルサは、自律神経系に関連するいかなる心身の状態あるいは心身障害の研究も、鼻呼吸リズムを利用して左右大脳半球の優位性を切り替えることによって、安全かつ容易に行うことができると述べている(Shannahoff-Khalsa, 1991)。私も以前、このやり方で左右大脳半球の優位性を切り替える方法を、いくつか詳しく解説したことがある(Rossi, 1986a, b)。私が好む方法は、ただ身体のどちらかの側を上にしてゆったりと横になるというものである。例えば、右を下にして横になると右の鼻孔が詰まってきて、反対に左の鼻孔は2,3分のうちに通りがよくなる。そしてそれにともなって、右脳の反応が高まる傾向があるのだ。左側を下にすれば左脳が活発になる。

催眠と精神生物学的なリズムとの関係を追求する近年の研究でもっとも興味深い分野が、この鼻呼吸と脳の関係である。ドイツの鼻科学者R.カイザーは、空気が左の鼻腔と右の鼻腔から吸入される度合いが大きく変わるウルトレイディアン・リズム的な変化に気づき、これを測定した功績で知られている(Kayer, 1895)。人間の場合、数時間ごとに左右の鼻腔はその大きさと形が切り替わり、通る空気の流れを変える。ワーンツは、大脳半球の活動(脳波)と鼻呼吸周期のウルトレイディアン・リズムの左右逆の関係を報告している(Werntz, 1981)。彼女は右脳の脳波が全体としてかなりの部分をしめることと、左の鼻孔での呼気支配との間に正の相関関係があり、左脳はそれと対称的であることを発見した。広範な研究を行ったワーンツらは、1つの鼻孔を閉じて強制的にもう一方の鼻孔で呼吸させることで、鼻呼吸の優位性は意図的に交代させられるとの結論を得た(Werntzほか, 1982a, b)。さらにこの鼻呼吸の優位性の交代は、鼻孔とは左右逆の左右大脳半球の優位性の切り替え、および全身の自律神経系のバランスの切り替えとつながっていたのである(Shannahoff-Khalsa, 1991)。ウルトレイディアン・リズムにもとづく鼻呼吸のサイクルは、大脳半球の活動指標となるばかりではなく、身体のほとんどの器官系、組織、細胞とのコミュニケーションを行うサイバネティック・ループにかかわる脳の高次中枢と自律神経系の活動の場を、意図的に変える手段として利用できるのだ。この鼻−脳−心のつながりが、東洋の達人たちが行う、ヨーガ古来の呼吸調整によって多くの自律神経系機能の随意的なコントロールをもたらす、本質的な経路だろうと推測する研究者もいる(Brown, 1991a, b; Rossi, 1990b, 1991)

最近発表されたD. オソーヴィエッツの博士論文は、この関係に触発されたものである(Osowiec, 1992)。彼女は鼻呼吸のウルトレイディアンリズムと、不安、ストレス症状、および人格の自己実現プロセスとの間には関係があるという仮説を検討した。そして、「(1)不安やストレス症状の傾向が低い自己実現タイプの人と、正常な鼻呼吸サイクルとは著しい正の相関関係があること、(2)不安やストレス症状の傾向が高い非自己実現タイプの人は、鼻呼吸サイクルに著しい不規則性が見られること」を発見した。この結果は、不規則な鼻呼吸サイクルは、とくに一方の鼻孔だけが極端に長期間詰まっている場合、病気や精神障害につながると強調した古い医学の教科書を思い起こさせる(Rama, Ballentine & Ajaya, 1976)。

最近行われた12週間の追跡調査で、オソーヴィエッツは、催眠誘導しやすい被験者は自己催眠を行うと鼻呼吸のウルトレイディアン・リズムに高い規則性を示すが、催眠誘導しにくい被験者はそうでないこおを立証しつつあるということだ。彼女はウルトレイディアン・リズムにもとづく鼻呼吸のサイクルについてのこの発見は、ストレス、症状、人格、催眠療法への反応性の間に見られる全般的な関係と軌を一にするという仮説を立てている。

催眠と鼻呼吸−脳との間につながりがあるという仮説をさらに検証するため、B.リッピンコットは二種類の催眠誘導の効果を調べた(Lippincott, 1992c)。すなわち、(1)「ハーバード催眠感受性集団尺度」(The Harvard Group Scale of Hypnotic Susceptibility: HGSHS)を用いる伝統的催眠と、(2)鼻呼吸リズムに従い、私の「ウルトレイディアン・アクセス法」を用いる自然主義的な催眠法である。彼は、催眠が左右大脳半球の優位性の交代と関係があるのなら(Ericksin & Rossi, 1979)、催眠誘導は鼻呼吸における左右の優位性とも関係があるのではないかという仮説を立てた。そして、どちらの催眠法を用いた被験者も、催眠導入をしていない対照群と比べると、鼻呼吸での左右鼻孔の交代をより多く行うこと、さらに自然主義的な催眠誘導のグループの方が、伝統的な催眠誘導グループより鼻呼吸の交代が著しく多いことを確認したのである。

〔指標12〕に記した簡単な方法で予備調査をしたところ、非常に興味深い結果が得られた。たとえば、単なるストレスや過労による機能性の頭痛は、ただ鼻呼吸のリズムを一方の鼻孔から他方へと変えるだけで、比較的速やかにその強さと部位が変わったのである。何人かの患者は、鼻呼吸の左右の優位性を変えることで、頭痛を心地よい暖かさや涼しさなどに、観念力学的に変えることができると報告した。不機嫌、不快感、身体的な不調は、この方法で5、6分間の感覚の変換を試みていくと、より意義深い気づきとともにイメージや実感にのぼってくる。他の文献では、ウルトレイディアン・リズムにおける休息期に大脳半球を右脳優位に変えることで、「明晰夢遊状態」(Lucid somnambulism)という深い自己催眠状態にアクセスした体験をいくつか発表したことがある(Rossi, 1972/1985)。

--------------------------------------------------------
〔指標12〕左脳大脳半球の優位性の交代と心身の状態

1.鼻呼吸での左右鼻孔の優位性と心身の状態を判断する
「今あなたが経験している心身の状態を探究し、それを変えていきたいと思われるのなら、まず左右どちらの鼻孔が通っているか確かめて下さい」

2.鼻と大脳半球の左右の優位性を交代させる
「通っている鼻孔のほうが下になるようなかたちで、横向きに寝て下さい。これによって、数分のうちに、あなたの大脳半球の優位性が下になっているほうに移ります。次の5分から20分のあいだは、感覚、知覚、情動、認知、あるいは症状などが自然に変化するのをただ受け止め、不思議さを感じていて下さい」

3.左右大脳半球の優位性の変化と、心身の状態の切り替わりを確認する
「まっすぐ座った状態で、前は詰まっていた鼻孔は今は通っていること、そしてこんどは反対側が詰まっていることに注意して下さい。こうして鼻と大脳半球での優位性が交代したときの、心身の状態の変化を覚えておいて下さい。そして自分の反応の特徴的なパターンを調べ、これからの指針にして下さい」
--------------------------------------------------------

U. アルヤ博士はその著作「瞑想と死の技法」(Meditation and the Art of Dying)(Arya, 1979)に、鼻呼吸のサイクル、性的オルガスム、および「サマディー」(瞑想の最高の境地。三昧)との興味深い関係を記している。それによると、古いヨーガの文献では、性的オルガスムや「サマディー」での最も深い瞑想状態の間は、両方の鼻孔が開くとされている。博士は、この種の瞑想におけるエクスタシーは、「クンダリーニ〔訳注・蛇の姿で象徴的にあらわされる生命エネルギー〕の急上昇によるもので(中略)、禁欲は容易となり、性行為より大きな歓びをもたらす」と述べている。この観察報告を検証するのは、西洋科学の役目であろう。

自律神経系、左右大脳半球の優位性、行動の関係についての以上のような予備研究は、催眠療法、心身相関的な治癒、人間の潜在能力の喚起に関する新しい精神生物学的な研究を発展させる、非常に広範で興味深い可能性を開くものである。ここでもう一度、p.213の図7を見ていただければ、この章でふれた多くの研究の深い広がりがわかるだろう。図7は、自律神経系の制御を受ける心と、身体と、身体の各細胞内の分子プロセスとの間の情報変換の完全な経路を示している。この情報変換の経路は、私たちが毎日の生活から得た記憶、学習、行動を状態依存的にコード化することで、無意識のレベルで常に自動的に調整されている。研究と臨床実践を続けることにより、これらの心身プロセスをより意志的に促すさらに広い道が開かれることだろう。(精神生物学p.236-243から引用)





NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク


呼吸を意識的に行うということ

呼吸は、古来から武道や瞑想などに取り入れられています。先人たちは身体の機能を効果的に働かせたり心身をマネジメントしたりするために呼吸を意識的に行うということを大切にしてきました。実際に呼吸をどのように行うかによって、自分自身のステートも変わってきます。

生理学的に見ると、呼吸というのは通常、自律神経の働きによって無意識に行っているものですが、それを意識的に行うことも可能です。息を吸うときは交換神経が刺激されて気持ちが高まり、反対に、息を吐くときは副交感神経が刺激されてリラックスします。息をゆっくりと吸うことと、吸う時間よりも吐く時間の方を長くすることで、副交感神経が刺激されて、心身がリラックスしていきます。このプロセスによって、ステートが変化し、高いパフォーマンスを発揮することができるうようになります。

状態を作り出すことができるということです。

瞑想












NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

卓越性の連鎖

私たちが High Performance State(高いパフォーマンスの状態)を作り出すために利用できる Leverage Point(てこの力点)を、ニューコードNLPでは The Chain of Excellence(卓越性の連鎖)と呼んでいます。卓越性の連鎖は、無意識の処理の力と智恵を認識し、それらを体系的に活用する方法です。


《The Chain of Excellence/卓越性の連鎖》

1. 呼吸(Respiration):意識的な呼吸、呼吸パターンの倫理的な操作
   ↓
   ↓ 呼吸が変化すると、生理機能が変化します。
   ↓
2. 生理機能(Physicology)
   ↓
   ↓ 生理機能が変化すると、ステートが変化します。
   ↓
3. ステート(State)
   ↓
   ↓ ステートが変化すると、パフォーマンスが変化します。
   ↓
4. パフォーマンス(Performance)


ニューコードNLPにおける「卓越性の連鎖」というモデルは、論理レベル(Logical level)ではなく、オペレーション(Operation)です。従って、信念や能力といったコンテンツを関連づけている他のNLPとは、エクササイズの方向性や内容が完全に異なるものとなります。

海岸01











NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

知覚ポジションについて

1986年3月に、カリフォルニア州サンフランシスコで、NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士とNLP共同開発者ジュディス・ディロージャ女史が共同で 《Turtles All The Way Down: Prerequisites to Personal Genius》 「どんどん下に重なっていく無数の亀:個人的な天才になるための必要条件」 という5日間のワークショップを開催しました。そしてこのワークショップの全記録は、のちに一冊の本となって出版されました。

Amazonより(原書)


Amazonより(日本語版)
ニューコードNLPの原点 個人的な天才になるための必要条件
ジョン・グリンダー
メディアート出版
2006-06-20



このワークショップの中で Triple Description 「三重描写」という言葉が使われていますTriple Description 「三重記述」というのは、もともと、文化人類学と精神医学の研究者であるグレゴリー・ベイトソンが《Steps to an Ecology of Mind: Collected Essays in Anthropology, Psychiatry, Evolution, and Epistemology》 「精神生態学」という著作の中で記述していた、「特定の現象を2つ以上の知覚ポジションから経験することは賢明なことである」という言葉に基づいています。

Amazon(原書)


Amazon(日本語版)
精神の生態学
グレゴリー ベイトソン
新思索社
2000-02



NLPにおける「三重描写」というモデルは、次のような言葉でも表現されています。
・Perceptual Positions 知覚ポジション
・Triple Description 三重記述
・Mu
ltiple Description 多重記述


NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

結合体験と分離体験

私たちが、普段、何かを経験するとき、あるいは、何かを思い出すとき、次の2種類の方法のどちらかで行っています。

アソシエート(associate)=自分自身と「結合」して経験すること
  ・自分の五感を使って、ありありと経験すること。
  ・自分の目で見て、耳で聞いて、肌で感じる。
  ・物事を、当事者として、主観的に経験すること。

(2)ディソシエート(dissociate)=自分自身と「分離」して経験すること  
  ・自分を外側から、他人のように眺めること。
  ・自分から離れて、映画を見るように観察する。
  ・物事を、傍観者として、客観的に経験すること。

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士は、「アソシエート(主観的な経験)より、ディソシエート(客観的な経験)の方が、実際の経験について、正確に把握することができる」とコメントしています。


東京駅











NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

ステートの中断(ブレーク・ステート)

NLPでは、ある継続しているステート(継続している状態)を解除することを「ブレーク・ステート」(break state)と呼んでいます。これによって、自分が望まないパターンを即座に解除することができます。

【一般的なブレーク・ステートの例】

■気分転換のためのブレーク・ステート
 ・お茶やコーヒーを飲む
 ・タバコを吸う
 ・部屋の外に出る
 ・散歩をする

■単調な生活のためのブレーク・ステート
 ・ドライブに行く
 ・旅行をする

■組織内のブレーク・ステート
 ・レクリエーション
 ・忘年会
 ・社員旅行

【NLPのエクササイズで使うブレーク・ステートの例】

■自分で行なうブレーク・ステート
 ・身体を揺する
 ・ジャンプする
 ・深呼吸をする

■他者を支援するブレーク・ステート
 ・身体を揺する
 ・思考を中断するような質問を行なう

コーヒー













NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク


ステートの選択

ステートを操作したり、制御することは、意志の力に似た意識的な心のプロセスであり、もしあなたが自分のステートを操作したり、制御しなくてはならないとしたら、「ステートの選択」を体験していることにはなりません。
 

ニューコードNLPでは、「ステートの選択」に焦点をあてており、ステートに内在している生物学的なプロセスを操作することや制御することに、意識的に取り組んでいるのではありません。ニューコードNLPには、人がステートに選択肢がないときに別の結果を生物学的に創造するための、パターンとフォーマットがあります。
 

パイパフォーマンスが求められるどのようなコンテキストにおいても利用できる「ハイパフォーマンスステート」、を創造する目的で作られた「ニューコードNLP」ゲーム、について書いた、ニューコードNLPに関する私の以前の記事を読まれたかもしれません。(治療)介入の前に、クライアントはある文脈の中で課題を抱えていて、そのためにハイパフォーマンス状態(ステート)を切望しているのかもしれませんし、もしくはその文脈の中であるレベルの成功を経験してはいるのだけれども、ハイパフォーマンス状態から出現するであろう異なった選択肢を得ようとしているのかもしれません。


John&Carmen














NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク



アンカーリングについて

Anchoring is a specific set of operational skills by which a facilitator identifies and marks a special state in the client. The re-accessing of the state is achieved through the triggering of the anchor. The setting of the anchor involves two essential variables:

●the timing of the anchor
●the purity of the state being anchored

アンカーリングは、ファシリテーターがクライアントの特別な状態を判定し、マーキングを行うことによるオペレーショナル・スキルの明確な一式です。該当の状態への再アクセスは、アンカーを起動することによって達成されます。アンカーのセッティングには、以下のような2つの最も重要な変数が関与しています:

●アンカーのタイミング
●アンカーリングされる状態の純粋性

Anchoring presupposes a fundamental competency in calibration and particular, the anchoring of any particular state will require that the facilitator has adequate sensory acuity to detect when the state isn fully expressed in the client physiologically in order to set the anchor at that precise point.

アンカーリングは、基本的なカリブレーション能力を前提にしています。そして特に、どんな特別な状態のアンカーリングに関しても、正確なポイント(時点)でアンカーを確立するためには、それが該当する状態が、いつ、クライアントの身体的特徴に十分に表現されているかを検出するために、ファシリテーターは、知覚の鋭敏性を備えていることが必要となります。

The facilitator cannot wait for a conscious report from the client as to their experience of when the state is most expressed as there is an unavoidable lag time between the full physiological expression of the state and the awareness consciously by the client that it is fully expressed. Thus, excellent skill at anchoring is an inherently honest activity to be developed by all NLP trainres.

ファシリテーターは、該当の状態が表現された時の経験について、クライアントからの意識的な報告を待つわけにはいきません。これは、該当の状態が、身体的特徴に十分に表現されていることと、クライアントが十分に表現されていることを意識的に認識することとの間に、時間のずれが生じることが避けられないからです。従って、アンカーリングに関する卓越したスキルは、すべてのNLPトレーナーが開発して身につけるべきものであり、切っても切り話せない、本質的に規律を必要とする活動です。

The mastery of this portion of the technology − anchoring − allows the  facilitator to capture for later use, any state of interest displayed by the client WITHOUT any necessity for “understanding” what the state the client is displaying means. Yet, a well-timed anchor allows the facilitator to re-trigger such state when useful in the future. With extended practice, the excellent  facilitator will discover that natural anchor (a very special class of anchors − typically iconic in nature) are more effective than artifical ones and further, discrete anchoring is a step toward recognition that the  facilitator is an anchor for excellence for the client by his or her presence.

アンカーリングというNLPのテクノロジーの一部を習熟することによって、ファシリテーターは、クライアントが示している状態が、何を意味しているかについて、“理解”する必要性がないまま、クライアントが示す興味深い状態を、後で活用する目的で取っておくことができるようになります。また、タイミングが適切に取れたアンカーによって、ファシリテーターは、将来、有用な時に、この状態を再起動することができます。練習を積むことにより、卓越したファシリテーターは、自然のアンカー(典型的にはアイコン的な性質の、非常に特殊な種類のアンカー)が、人工的なアンカーよりも効果的であることを発見することでしょう。さらに、トレーナーは、その存在だけで、クライアントにとって卓越性のためのアンカーになるという認識に向かって一歩踏み出すことも、独立したアンカーリングです。

John&Carmen

















NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

テーマ
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

「最新トラックバック」は提供を終了しました。
記事検索
photo garally
  • ニューコードNLPトレーナートレーニングのご案内
  • ニューコードNLPトレーナートレーニングのご案内
  • ニューコードNLPトレーナートレーニングのご案内
  • 2020年秋・ニューコードNLPトレーナーズトレーニングコースを開催します
  • 2020年秋・ニューコードNLPトレーナーズトレーニングコースを開催します
  • 2020年秋・ニューコードNLPトレーナーズトレーニングコースを開催します
  • ニューコードNLPプラクティショナーコースの内容
  • ニューコードNLPプラクティショナーコースの内容
  • ニューコードNLPプラクティショナーコースの内容
  • ニューコードNLPプラクティショナーコースの内容
  • ニューコードNLPプラクティショナーコース東京6期
  • ニューコードNLPプラクティショナーコース東京6期
  • ニューコードNLPプラクティショナーコース東京6期
  • ニューコードNLPプラクティショナーコース大阪4期のお知らせ
  • ニューコードNLPプラクティショナーコース大阪4期のお知らせ
  • ニューコードNLPプラクティショナーコース大阪4期のお知らせ
  • ニューコードNLPプラクティショナーコース福岡7期のお知らせ
  • ニューコードNLPプラクティショナーコース福岡7期のお知らせ
  • ニューコードNLPプラクティショナーコース福岡7期のお知らせ
  • ニューコードNLPワークショップ「無限の豊かさにつながる脳の秘密」東京開催
  • ニューコードNLPワークショップ「無限の豊かさにつながる脳の秘密」東京開催
  • ニューコードNLPワークショップ「無限の豊かさにつながる脳の秘密」東京開催
  • ニューコードNLPワークショップ「無限の豊かさにつながる脳の秘密」大阪開催
  • ニューコードNLPワークショップ「無限の豊かさにつながる脳の秘密」大阪開催
  • ニューコードNLPワークショップ「無限の豊かさにつながる脳の秘密」大阪開催
  • ニューコードNLPワークショップ「無限の豊かさにつながる脳の秘密」福岡開催
  • ニューコードNLPワークショップ「無限の豊かさにつながる脳の秘密」福岡開催
  • ニューコードNLPワークショップ「無限の豊かさにつながる脳の秘密」福岡開催
  • ニューコードNLPワークショップ「脳を超える。意識を超える」東京開催
  • ニューコードNLPワークショップ「脳を超える。意識を超える」東京開催
  • ニューコードNLPワークショップ「脳を超える。意識を超える」東京開催
  • ニューコードNLPワークショップ「脳を超える。意識を超える」大阪開催
  • ニューコードNLPワークショップ「脳を超える。意識を超える」大阪開催
  • ニューコードNLPワークショップ「脳を超える。意識を超える」大阪開催
  • ニューコードNLPワークショップ「脳を超える。意識を超える」福岡開催
  • ニューコードNLPワークショップ「脳を超える。意識を超える」福岡開催
  • ニューコードNLPワークショップ「脳を超える。意識を超える」福岡開催
  • ニューコードNLPワークショップ「内なるヒーラーとの出会い」東京開催
  • ニューコードNLPワークショップ「内なるヒーラーとの出会い」東京開催
  • ニューコードNLPワークショップ「内なるヒーラーとの出会い」東京開催
「Amazonライブリンク」は提供を終了しました。
「Amazonライブリンク」は提供を終了しました。
「Amazonライブリンク」は提供を終了しました。
「Amazonライブリンク」は提供を終了しました。
QRコード
QRコード
読者登録
LINE読者登録QRコード
Twitter プロフィール
NLP共同創始者 John Grinder 博士認定校《ニューコードNLPスクール》公式Twitter
  • ライブドアブログ