New Code NLP School

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士とNLP共同開発者カルメン・ボスティック・サンクレア女史が監修するニューコードNLPスクールの公式ブログです。

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−NLPモデル解説

アンカーという言葉について

【一般的な意味】

アンカー(anchor)とは、一般的には、「船の錨(いかり)」「固定させるもの」「支えとなるもの」などを意味します。また、心理学の用語では、「頼みの綱」「心のよりどころ」「心の支えとなるもの」などを意味します。

アンカー









【NLPの用語としてのアンカー】

NLPでは、私たちの内部にある「特定の内的反応を引き起こすトリガー」となるある一定の外的刺激または内的刺激をアンカー(anchor)と呼んでいます。また、ある一定の外的刺激や内的刺激が、ある特定の内的反応を引き起こすプロセスをアンカーリング(anchoring)と呼んでいます。

水











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リプレゼンテーショナル・システムの優先使用

たいていの人には、特に高く評価している表象システムがひとつあり、そのシステムを他のシステムより頻繁に使って体系化しているということ、特に高く評価されているこのシステムは、その人の話し言葉に出てくる叙述語(形容詞、副詞、動詞)を聴いているとするに特定できるということである。

例えば、視覚を特に重視している人は、視覚システムを前提とする叙述語を使って自分の体験を描写します。「あなたの言いたいことが見えてきましたくっきりと/この仕事を見ていれば、あなたにも自分の仕事の改善法が明らかになるはずだ/これがどれだけ見栄えのしない見解に映るか、イメージしてごらん」といった具合である。

触運動覚を特に高く評価している人は、触運動覚システムを前提とする叙述語を使う。例えば、「このコンセプトをしっかりつかんでいただきたい/骨の折れる問題も、君なら乗り越えられる気がする/…とコンタクトを取ってもらえるかな/この意味するところを把握する」などである。

聴覚を主たる表象システムとする人は、聴覚システムを前提とする叙述語を使う。例えば、「おもしろそうに聞こえる/あとで話がある/すぐに彼の意見を聞くつもりだ/別の言い方をすれば、皆一丸となって、この構想の共鳴板になろうということだ」などである。

さらにわかったのは、こうした有能なセラピストやヒプノティスト(催眠療法家)には、クライエントが高く評価している表象システムを利用する体系的な−必ずしも意識的ではない−方法があるということだ。クライエントが自分の体験をどう体系化しているかを、こうした表象システムの観点から理解することによって、心理療法家も催眠のプラクティショナーもきわめて大きな恩恵を得ることができる。

私たちは、このような行動パターンを明確な形で表わすに当たり、入力チャネル表象システム出力チャンネルを明確に区別している。例えば、人は言葉を聞き(入力チャネル)、イメージを描き(表象システム)、拳(こぶし)を叩きつけてそれを表現する(出力チャネル)ことができるというわけだ(こうした行動面に関する形式モデルは『魔術の構造』第局瑤念靴辰討い襦8Φ罎鮨爾瓩燭た佑砲鷲読の書である。

この段階では、私たち人間は、誰しも現実の世界とは異なる世界モデルを創っているという点に触れておくだけで充分である。そうして創られる世界モデルには、ひとつとして同じものはない。さらに、そうした地図を創るときに作動しているモデリング・パターンを示す形式モデル−メタ・モデル−は、構築が可能である。セラピストやヒプノティストがこうしたモデリング原則と取り組むときの管理規則を示すメタ・モデルも、構築が可能である。
(ミルトン・エリクソンの催眠テクニック[言語パターン編]p.9-10より)


We found, first of all, that most people have a mosthighly valued representational system, one that they use more than other toorganize their experience, and that this most highly valued system can be identifiedquickly by listening to the predicates (adjectives, adverbs, verbs) used inanyone's speech.

For example, a person with a most highly valued representational system which is visual will describe his experience with predicates whichpresuppose a visual system such as: I see what you are saying, clearly, looking at thiswork will show you how to improve your work, Imagine how this appears to bedull reading.

People whose most highly valued representational system is kinesthetic will use predicates which presuppose kinesthetic representations. For example, I want you firmly to graspthis concept; I feel you can overcome some bard problems; Can you get in touchwith, and geta bandle on, what this means.

A person whose primaryrepresentational system is auditory will use predicates which presupposeauditory representations. For example, he will say, Sounds interesting to me; Iwill talk to you later; I will be hearing from him soon; so in other words wewill all get together and be sounding boards for these ideas.

We also found that those therapists and hypnotists who were most effective in their work had a systematic, though not always conscious, way of utilizing a client's most highly valued representational system. Understanding how a client organizeshis experience in terms of these representational systems has great rewards for both the psychotherapist and the practitioner of hypnosis.

We make a distinction in our formalization of these patterns of behavior between input channels, representational systems, and output channels. A person can hear (input) words, make a picture (representational system), and express it bypounding his fist (output channel). (The formal model of this aspect of behavior is the substance of The Structure of Magic II, which you should read if you wish further study.)

It is enough to say at this point that each of us as human beings creates models of the world which differ from the world. Each of us creates a model of the world which is different from every other person's model of the world. Furthermore, formal models − Meta-models − can be built which represent the patterns of modeling which are at work when we as humans create these maps. Meta-models can be built which represent the rules, whether conscious or unconscious, governing how therapists and hypnotists work with these modeling principles. 






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ミルトン・エリクソンの総合的戦略

Milton_Erickson













神経学の主要な貢献のひとつで、催眠行動の理解に役立つのは、分離脳患者の研究である。分離脳患者と脳損傷患者との間に見られる右脳と左脳の際を観察することによって(Gardner)、人間の大脳のふたつの半球は異なる機能に役立っていることが明らかになっている。催眠を行なっているときのエリクソンの行動は、こうした差異を直観的に理解していることを示しているように思う。言語学が提供する豊かなリソースは、人間が言語の複雑な文節をどのように無意識レベルで処理しているかを理解するのに役立っている。

これら二分野の研究によって提起された問題−無意識とは何か−は、解決が延び延びになっている。これに対する完璧な回答は未だ出ていないが、エリクソンが無意識という言葉を使うときには、心理学のフロイト派の基礎が残した同じ用語がいう内容以上のものに言及していると私たちは硬く信じている。エリクソンは意識レベルの下で発生する優位大脳半球の機能に一部言及しつつ、非優位脳半球の機能にも言及している、彼はたぶん心的処理のこれらふたつの面以上に言及しているのだろうが、彼のこの言葉の使用には必ずこのふたつの機能が含まれている、と私たちは確信しているのである。

トランス誘導を行なっているときのエリクソンの総合的戦略には、以下の三つの特徴があるように思う。

(1)ペーシングして、優位(言語)半球の意識をそらす
(2)優位半球を利用し、意識レベルの下で発生する言語処理を行なう
(3)非優位半球にアクセスする



(ミルトン・エリクソンの催眠テクニック[言語パターン編]p.11-12より)


One of the major contributions of neurology thathelps us to understand hypnotic behavior is the study of split-brain patients. Observations regarding hemispheric differences made of split-brain patients, and brain-damaged patients (Gardner) reveal that the two cerebral hemispheres of the brain in humans serve different functions. Erickson's behavior in hypnosis seems to demonstrate an intuitive understanding of these differences.

The field of linguistic offers us a vast resource for understanding how humans process complex segments of language at non-conscious levels. The research in these two fields raises the long overdue question: What is an unconscious mind? We, as yet, have no complete answer to this question; however, we do believe that when Erickson uses the term unconscious mind he is referring to more than just some term left over from the Freudian foundations of psychology. We believe he is referring partially to the functioning of the dominant cerebral hemisphere that occurs below the level of awareness, and also to the functioning of the non-dominant cerebral hemisphere. He is probably referring to more than these two aspects of mental processing, but we are sure that his use of this term includes these two functions. His overall strategy while conducting trance inductions appears to have these three dimensions.

(1) Pacing and distraction of the dominant (language) hemisphere;
(2) Utilization of the dominant hemisphere, language processing which occurs below the level of awareness;
(3) Accessing of thenon-dominant hemisphere.




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地図は土地そのものではない「表層構造、深層構造」

現在までのところ、人間の表象システム(モデル)に関して、もっとも徹底した研究が行なわれ、もっとも理解が進んでいるのは、自然言語である。生成文法は人間の言語システムに関するもっとも完成された明示的形式モデルである。生成文法を研究する学者たちは、あらゆる言語に共通するこの表象システムのさまざまなパターンをいくつか導き出している。したがって、生成文法はメタ・モデル、すなわち、モデルのモデル、もしくは、言語のモデルである(訳註「表象システム」は、「表象体系」「表出体系」「代表システム」等とも訳されている)。

生成文法学者たちは、人間がコミュニケーションを取り自然言語を理解するときに示す直観的知覚を、明示的に表現するモデルを構築した。たとえば、あらゆる自然言語のいかなるセンテンスにも、はっきり区別できるものがふたつ表現されている。ひとつは、それが実際にどのように聞こえるか(書かれたものなら、どのように見えるか)を表わすもので、表層構造と呼ばれ、今ひとつは、その意味を表わすもので、深層構造と呼ばれている。たとえば、誰かが次のセンテンスを言ったとしよう。

The window was broken.
窓ガラスが割れていた。

表層構造は、話し手が発した実際の音が表現するものであり、書かれたものなら、上記のように表記された文字となる。さらにこのセンテンスは、それのもつ意味というもうひとつの表現−深層構造−とも結びついている。この場合の深層構造は以下のように表わすことができる。

PAST(BREAK [someone, window, with something] )
過去(割る [誰かが、窓ガラスを、何かで] )


この深層構造の表示は、英語を母語とする者がもつ直観的知覚を表わすためのもので、私たちが上記の表層構造を耳にすると以下のように理解することを示している。

(a) Some event occurred in the past;
  なんらかの出来事が過去に起きた。
(b) The event was complex event;
  その出来事は複合的なものだった。
(c) It consisted of the following parts:
  その出来事は以下の部分から成っていた。

An action, break, which occurred between:
 「割る」という行為が以下の三者の間で発生した。

a. The agent(主体)
−some person or thing doing the breaking, here represented by somone, and
  割るという行為をした人、もしくは、物。ここでは「誰かが」と表現されている。

b. The object(対象)
−some person or thing being broken, here represented by the window, and
  割れた状態になっている人、もしくは、物。ここでは「窓ガラスを」と表現されている。

c. The instrument(手段)
−the thing used to do the breaking, here represented by with something.
  割るという行為をするために用いられた物。ここでは「何かで」と表現されている。

注目していただきたいのは、たとえ深層構造のすべてのパーツが表層構造に表現されていない場合でも−この場合は主体と手段が表現されていない−英語を母語とする人は、このセンテンスの理解に使える情報をこれだけもっているという点である。The window was broken 「窓ガラスが割れていた」というセンテンスは、英語を母語とする人に対して、窓ガラスが割れていたということだけでなく、「誰か」もしくは「何か」が、「何かで」窓ガラスを割ったに違いないということも暗示している。

このように、表層構造はそれと結びついた深層構造の意味とは異なるものになる可能性があるわけだが、そうなるプロセスは、変形言語学者が研究する領域である。言語学者たちは、変形(transformations)と呼ばれる形式に関わる一連のマッピング操作を仮定し、それが深層構造と表層構造の違いを正確に規定するとしている。ひとつの深層構造をその表層構造につなぐ全プロセスは派生(derivation)と呼ばれている。

※図

表層構造と深層構造との各関係を表わす明示的形式モデルは、上述したモデルに基づいて作ることができる(催眠の中で発生する無意識の言語処理を理解するためには、この重要な区別を欠いてはいけない)。ゆえに、変形言語学者たちは人間行動の恐ろしく複雑な一領域を取り上げ、その形式モデルを構築して、その言語を母語とする人びとが直観的に示す−しかし意識的には理解していない−行動ルールを明示的に表示しているのである。

著者(バンドラー/グリンダー)は直観的知覚を明確な形にする手法を活用し、心理療法における言葉のやり取りを表わす明示的な形式モデルを構築してきた。私たちが行なったのは、心理療法各派の有能なセラピストがそれぞれのワークで使う直観的知覚−当人は必ずしもそれを意識していない−を一定の形で表わすことだった(セラピーのこのメタ・モデルは、『魔術の構造』第吃瑤任燭辰廚蠕睫世気譴討い襦法

私たちはモデルを形成する自分たちのテクニックを使い、人間が使う他の表象システムも探究し理解して、人間の体験を体系化し、そのモデルを創造した。その後、こうした触運動覚や視覚、聴覚、嗅覚、味覚に焦点を絞った体験マップを基盤として活用し、セラピー・モデルを拡大していった。その結果はきわめて興味深く、かつ、有用だった。
(ミルトン・エリクソンの催眠テクニック[言語パターン編]p.6-9より)



ローズマリー












To this date, the most thoroughly studied and best understood of the human representational systems (models) is natural language. Transformational grammaris explicit, formal, and the most complete model of human language systems.Transformational grammarians have extracted some of the patterns of thisrepresentational system which are common to all languages. Therefore, transformationalgrammar is a Meta-model; that is, a model of model, or a model of language.

Transformational grammarians have built an explicit representation of theintuitions which people demonstrate when communicating and understanding naturallanguage. For example, each sentence of every natural language has two distinctrepresentations: the representation of the way it actually sounds (or, if written,by the way it actually appears) called the Surface Structure, and the representation of its meaning without our consciousawareness. which is called the Deep Structure.When a person utters the sentence:


The window was broken.

 

The Surface Structure is the representation of the actual sounds made by the person speaking or, in the case of a written representation, the words written outabove. In addition to this representation, this sentence is associated withanother representation which is the meaning it has Deep Structure. In this case, the DeepStructure can be represented as:

 

PAST (BREAK [someone, window, withsomething])

 

This Deep Structure representation is designed to capture the intuitions which eachof us have as native speakers of English when we hear the Surface Structure presented above. We understand that:

 

(a) Some event occurred in the past;

(b) The event was a complex event;

(c) It consisted of the following parts:

 

Anaction, break, which occurred between:


a.The agent
−some person or thingdoing the breaking, here represented by someone, and


b.The object
some person or thingbeing broken, here represented by the window, and


c.The instrument
the thing used to do the breaking, here represented by with something.

 

Noticethat, even though not all of the parts of the Deep Structure represented appearin the Surface Structure (in this case the agent and the instrument are notrepresented in the Surface Structure), the native speaker of English has thatinformation available in his understanding of the sentence. The statement The window wasbroken implies to native speakers that not only was the windowbroken but someone or something had to break the window with something. The waysin which Surface Structures can differ from their associated Deep Structuremeanings is the research domain of transformational linguists. They have postulateda series of formal mapping operations called transformations which preciselyspecify how Deep and Surface Structures may differ. The entire process whichlinks a Deep Structure to its Surface Structure(s) is called derivation (see page 10).

 

Explicit, formal models of each Surface StructureDeep Structure relationship can be made on the above model. (Youmust make this important distinction in order to understand the unconsciousprocessing of language that occurs in hypnosis.) Transformational linguists,therefore, have taken an incredibly complex area of human behavior and built aformal model of it which explicitly represents the rules of behavior which areintuitively demonstrated, although not consciously understood, by nativespeakers of that language.

 

The authors (Bandler/Grinder) have used the approach of formalizing intuitions tobuild an explicit, formal model of the language exchange in psychotherapy. Whatwe did was to create a formal representation of the intuitions which effectivetherapists from every school of psychotherapy use in their work, although theyare not necessarily conscious of it. (This Meta-model of therapy is fully explained in The Structure of Magic I.)

 

We used our formalization techniques to explore and understand the other representational systems used by human beings to organize and create models oftheir experience. These kinesthetic, visual, auditory, olfactory, gustatorymaps of experience were then used as a basis to expand our model of therapy.The results were both fascinating and useful.





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地図は土地そのものではない「削除、歪曲、一般化」

わたしたち人間が創るモデルは、主に三つの点で現実の世界と異なっている。

第一に、体験は部分的に削除され、モデルには表現されない。これは、モデリングに不可欠な一面であると同時に、ときにその内容を乏しくする一面でもある。感覚として入力されたものを何から何まで表現しようとすれば、データに飲まれてしまうだろう。しかし、重要な面、あるいは致命的な面を表現し損なえば、さんざんな結果となる。いずれにせよ、世界モデルを創る際には、体験は必ず部分的に削除される。こうした削除のみならずモデリングに伴うあらゆるプロセスは四六時中発生しているが、わたしたちがそれに気づくことはほとんどない。

第二に、世界モデルは歪曲によって現実の世界と異なったものになる。歪曲というモデリング・プロセスを使うと、感覚データから成る体験を変更することができる。たとえば、緑色の牛というものについて、たとえ実感を伴う体験はなくとも思い描くことはできる。体験を歪め、それが現時点のことだと想像することによって未来を設計できるのである。このモデリングのブロセスは、それがどう使われるかによって、有用なものにもなれば、不都合なものにもなる。

第三は一般化である。世界モデルを構成する一要素はそれが属するカテゴリーの一例でしかない。にもかかわらず、その要素がカテゴリー全体を代表するようになるのが一般化である。このプロセスのおかげで、目を左から右に移動させることによって本を読めば、その内容を把握できることがわかるようになる。ほかのドアと同じようなドアが目の前にあれば、そのドアを見るのは初めてであっても、以前と同じやりかたをすれば開くだろうと見当がつく。世界モデルの中で一般化を行なうことによって、状況から状況へとより効率よく動くことができるようになるのである。さらには、より高次のパターニング(パターン形成)レベルで体験を再コード化しつづけることもできるようになり、その結果、人間が機能しているあらゆる分野の知識や技術が進歩する。

(ミルトン・エリクソンの催眠テクニック[言語パターン編]p.5-6より)


ローズマリー










First, the models thatwe as humans create will differ from the world of reality in three major ways.

Some parts of our experience will be deleted, not represented in our model.This is both a necessary and sometimes impoverishing aspect of our modeling processes. If we tried to represent every piece of sensory input, we would beoverwhelmed with data. However, when we fail to represent an important or vitalaspect, the results can be devastating. In any event, we do delete parts ofour experience when creating models of the world. These deletions, and all ofthe processes of modeling, go on all the time and, for the most part, without our conscious awareness.

The second way in which our model of the world will be different from the world itself is through distortions. Distortion is amodeling process which allows us to make shifts in our experience of sensorydata. For example, we can fantasize a green cow, even though we have neverexperienced one with our senses, We can distort our experience and plan thefuture by imagining that it is now. This modeling process can be an asset or aliability, depending upon how it is used.

The third process of modeling is generalization. This is the process by which one element of our model of theworld comes to represent an entire category of which it is only an example. This allows us to know that when we read a book, by moving our eves from leftto right, we will be able to extract the content. When we are confronted with adoor just like any other door, even though we have not seen this particulardoor before, we make the assumption it will open by the same process we haveused before. Generalizations in our model of the world allow us to operate moreefficiently from context to context. Generalization also allows us to keeprecoding our experiences at higher levels of patterning. This makes possiblethe advances in knowledge and technology − in all areas of human functioning. 





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地図は土地そのものではない

著者(ジョン・グリンダー、リチャード・バンドラー)の体験からいえば、医療や歯科治療、心理療法のために催眠を使う人びとは、どうやら他のいかなる業種の人びとよりも、わたしたち人間がこの世界そのものに基づいてというより、こうあるべきだと信じる世界の地図もしくはモデル(創作した表象)を使って動いていることをよく理解しているようだ。一般の人びとや特定の患者が自らの住む世界の表象をそれぞれどう創造しているかについて徹底的に理解すれば、催眠を行なう者には多くの利益がもたらされる。たとえば、トランス誘導のスピードが上がり、これまでより多くの患者を、これまでより深いトランスに、これまでよりうまく誘導できるようになる。どのように世界モデルが創られるかについて深く研究したい読者には、「魔術の構造」をお勧めする。ここでは本書の目的に従って、世界モデルを創るプロセスの基本モデルのみを提供しようと思う。
(ミルトン・エリクソンの催眠テクニック[言語パターン編]p.5より)


ローズマリー










The Map Is Not the Territory


In theauthors' experience, people who use hypnosis for medical, dental, orpsychotherapeutic purposes seem more than any other single group to understandthat we, as human beings, do not operate behaviorally directly upon the world,but rather we operate through a map or model (a created representation) ofwhat we believe the world to be. A thorough understanding of how people ingeneral, and each client in particular, create a representation of the world inwhich they live will yield the practitioner of hypnosis many advantages. Amongthese will be greater speed in trance induction, more success with a greaternumber of subjects, and deeper trances. For additional study of the processesby which people create models of the world, we re commend The Structure ofMagic I and II. For our purposes here, we wish now to provide you with only abasic model of the processes by which people create models of the world.




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ミルトン・エリクソンの催眠テクニック:読者へのガイド

Milton_Erickson

 Young Milton H. Erickson

天才セラピストはいかに語りかけるか

ミルトン・エリクソンは、医療催眠の第一人者として、世界的に賞賛されている。催眠に関する専門論文を百本以上書き、1920年代以降は、催眠を教授し、催眠による治療を行い続けている。

催眠には、人類に提供しうる大きな可能性があるが、その可能性を探究し、かつ、それを立証するエリクソンの能力は、この分野の誰よりも優れている。しかし、科学者たちはその能力に困惑した。それゆえ、眼前で彼が行なったことが否定しよもない現実であり、そこでは、人間の心には到底なしえないと思われていることが起きていたにもかかわらず、彼の業績を概して奇跡とみなすか、ありえないこととして糾弾している。

さらに、彼の弟子には、彼がいとも手軽に使う催眠技法を実際に使えるようになる者がほとんどいない。ミルトン・エリクソンが催眠誘導を行ない、意識の催眠状態を利用する間に示す行動は、きわめて複雑だ。それでいて、非常に体系的でもある。すなわち、彼の行動には特徴的なパターンがあるということだ。一方、わたしたちには、複雑な人間行動の明示的なモデルを構築するスキルがある。つまり、そうした複雑な行動パターンを示す地図をわたしたちが創れば、ほかの人びとがその地図を使ってその行動パターンを学び、利用できるようになるのである。ノーム・チョムスキーが現代の生成文法の一モデルを表わす最初の公式について語った言葉を引用しておこう。

…ひとつは、言語構造について、はっきりした形をもつ一般理論を構築し、そうした理論の基盤を探ろうとしているのである。言語学で厳密な公式を探究するのには、論理的な正確さに対する単なる関心や言語分析法を洗練して揺るぎないものにしたいという希望よりもはるかに重い動機がある。正確に構築された言語構造モデルは、発見自体のプロセスの中で、否定的にも肯定的にも、重要な役割を果たす可能性がある。正確ではあるが不充分な公式化を押し通し、容認できない結論に到ることによって、なぜ不充分なのか、まさにその原因をしばしば顕在化させることができ、その結果として、言語学的データをより深く理解できるようになる。もっと前向きにいえば、はっきりした形をもつ理論が構築されれば、元々その理論で解決しようとしていた問題以外の数多くの問題の解決法が自動的にもたらされるかもしれないということである。

本書は、これと同じことを催眠の分野で行なおうとする私たちの努力を示すものである。

エリクソンは、私たちのこのスキルを認め、催眠を行なう他の人びとが自分の強力なツールやテクニックを利用できるよう本書を構成してほしいといった。催眠を行なっている最中のエリクソンの行動パターンをいくつか本書で提示しているのは、私たち著者の意向である。私たちは読者がこれらのスキルを自分の仕事で活かせるよう、簡単に学習できる段階的な形で、明示的なモデルを提供するつもりである。第鬼は三部から成り、それぞれにおいて、モデリングの三つのレベルを説明している。

第吃瑤砲蓮▲┘螢ソンの論文を数本掲載している。彼のワークがよくわかり、わくわくする好例である。彼の行動パターンを特定する注釈を併記している箇所があるが、私たちが特定したパターンでは、エリクソンのワークで提示されているものを論じ尽くしているとは決していえない。本書は、この作業に着手すること、同時に、エリクソンの言語パターンのもっとも本質的な要素を提示することのみを目指すものである。

第局瑤任蓮△修Δ靴織僖拭璽鵑鯡詰のないグループに分類している。これによって、エリクソンのワークを理解し、催眠に関する自分自身の体験を体系化するための総合的な方法をつかんでいただければと思う。私たちの目的は、読者の皆さんにこうしたパターンに親しんでいただくこと、そして、それらがエリクソンのワークでどのように発生しているかを例示することである。そのために、すでに世に出ている彼のワークに関するさまざまな論文を部分的に引用している。その大半は、トランスクリプトの類である。

第敬瑤任蓮第機↓局瑤覇団蠅靴織僖拭璽鵑鮹奮的に系統立てて提示している。第敬瑤量榲は、各パターンの形式的な特徴を理解していただけるようにし、そのパターンを構築する際に必要なスキルを提供することである。そうすることで、読者はエリクソンの行動パターンを手に入れ、それらを自らのワークで活用できるようになると私たちは信じている。

本書を入念に読み、ある程度の時間をかけて各パターンを実践することを強くお勧めする。本書はそもそも、小説としてではなく、トレーニング・マニュアルとして計画されたものである。注意深く何度も繰り返し活用することによって、ぜひとも最高の実りを手にしていただきたいと思う。
(ミルトン・エリクソンの催眠テクニック[言語パターン編]読者へのガイドより)

ミルトン・エリクソンの催眠テクニックI: 【言語パターン篇】






森林












Milton Erickson is internationally acclaimed as the leading practitioner of medical hypnosis. He has written more than a hundred professional articles on hypnosis and has taught and practiced hypnosis since the 1920's. He, more than any other human being in this field, has been able both to explore and to demonstrate the vast potentials that hypnosis has to offer humaniry, His ability baffles the scientific mind, and his accomplishments, typically, are either viewed as miracles or denounced as impossibilities, although first-hand experience presents him as an undeniable reality, a striking contrast to what most people believe is possible for the mind to accomplish. Furthermore, few of his students have learned to exercise the skills in hypnosis that Milton Erickson uses so easily. The behavior Milton Erickson demonstrates while both inducing and utilizing hypnotic states of consciousness is extremely complex. Yet he is very systematic; that is, his behavior has distinctive patterns.

Our skill is in building explicit models ofcomplex human behavior. What this means is that we build maps of these complex patterns of behavior and these maps then allow other people to learn and use these behavior patterns. We quote Noam Chomsky's remarks concerning his initial formulation of a model for modern transformational linguistics.

... forms part of an attempt to construct a formalized general theory of linguistic structure and to explore the foundations of such a theory. The search for rigorous formulation in linguistics has a much more serious motivation than mere concern for logical niceties or the desire to purify well-established methods of linguistic analysis. Precisely constructed models for linguistic structure can play an important role, both negative and positive, in the process of discovery itself. By pushing a precise but inadequate formulation to an unacceptable conclusion, we can often expose the exact source of this inadequacy and, consequently, gain a deeper understanding of the linguistic data. More positively, a formalized theory may automatically provide solutions for many problems other than those for which it was explicitly designed. 

This volume represents our effort to perform this same service for the field of hypnosis.

When Erickson recognized this skill, he expressed the hope that this volume would be constructed so that other practitioners of hypnosis would have available to them his powerful tools and techniques. It is the authors' intention in this first volume to present to you some of the patterns of Erickson's behavior in hypnosis. We intend to give you, in an easily learnable, step-by-step manner, an explicit model which will make these skills available to you in your own work. This book has three stages or levels of modeling,each represented by a separate part.

Part I contains several of Erickson's articles, exciting examples of his own work. We will present a parallel commentary that will identify the patterns in his behavior. The patterns we will identify do not, by any means, exhaust what is present in Erickson's work. This volume is designed only to begin this process, and, at the same time, to present the most essential elements of Erickson's language patterns.

In Part II we will take these patterns and sort them into natural groupings. Hopefully,this will provide you with an overall way of both understanding Erickson's work and organizing you own experience in hypnosis. Our purpose is to familiarize you with these patterns, and to show examples in which they occur in Erickson's work. This will be accomplished by excerpting small portions of various published articles about his work, most of them of a transcriptual nature.

Part III of this volume is a step-by-step, explicit presentation of the patterns identified in Parts I and II. This Part isintended to give you the skills necessary to construct each pattern through an understanding of its formal characteristics. Our belief is that in this way thepatterns of Erickson's behavior will be made available an to you for use inyour own work.

We strongly recommend that you read this volume carefully and that you spend some time experimenting with each pattern. This book is designed primarily asna training manual, not as a novel. Careful use and re-use will real the best rewaeds for you.

FOOTNOTE
1. Syntactic Structures, Mouton & Co.,The Hague, 1957, p. 5.

 




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ミルトン・エリクソンの催眠テクニック:まえがき

Milton_Erickson



 Young Milton H. Erickson

1919年、高校を卒業してまもなく、私はポリオを発症し、数ヶ月の間ほぼ全身が麻痺しました。無事だったのは、目と耳と思考力だけでした。農場の我が家に隔離状態となったため、気晴らしになるようなことはほとんどありませんでしたが、幸い、以前から人間の行動に関心があったので、両親や8人きょうだい、さらには、私のケアをしてくれていた准看護師の行動を観察するようになりました。体を動かせないため、私の観察はどうしても、彼らが私に関してどのようなコミュニケーションを取り合っているかという点に絞られました。

当時の私には、ボディランゲージやそれ以外の非言語的コミュニケーションについて、すでに多少の知識はありました。しかし、たった1回のやり取りにも、言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーションとの間に頻繁に矛盾があることに気づいて、私は驚きました。しかもそれは、私にとって、しばしばぎょっとするような矛盾でした。これに興味をかきたてられた私は、ことあるごとにますますじっくり観察するようになりました。

「ダブルテイク〔ひとつの言葉が二重の解釈をもちうること〕」とは、しばしばまったく別の経験から来る連想を基盤とした、異なるふたつの理解レベルにおける知覚のことですが、これに気づいたことで、観察の新たな場が開けました。やがて、「トリプルテイク」も起こりうることに気づくと、私は頭の中で、ひとつのコミュニケーションについていろいろなフレージング(言葉づかい)を繰り返し練習し、異なる理解レベルで異なる知覚を発生させたり、さらには、特性が矛盾するような知覚を発生させたりするようになりました。こうした努力を重ねた結果、そのほかにも数多くの要因がコミュニケーションを支配していることを認識するようになりました。そうした要因には、たとえば、声の調子、時間的な価値、提示の順序、遠近関係、内在的な矛盾、削除、歪曲、冗語、強調の過不足、直接/間接、曖昧さ、適/不適などがあります。

また、どうやら知覚と反応には複数のレベルがあり、それらは必ずしも、普通の気づき、すなわち、意識的な気づきのレベルにあるわけではなく、自己が認識しない理解レベルにあって、それがしばしが「本能的」や「直観的」という言葉で表現されているのだということも明らかになってきました。

その好例としてわかりやすいのは、何といっても、フランク・ベーコンが舞台演劇「ライトニン」で主役として見せた演技でしょう。彼はさまざまな場面において短く「ノー」というだけで、少なくとも16種類の意味を伝えました。例えば、明確な「ノー」、微妙な「イエス」、望みをほのめかす「まだです」、面白がっていう「ばかじゃないの!」、さらには、強烈に否定する「何があろうとも絶対に」といったものまで伝えていました。声の調子が変われば、それがひとつの語彙となって、言葉によるコミュニケーションを実際に変えることができるということであり、これはボディランゲージでも同様です。

その後、私は、クラーク・L・ハルによる実験的な催眠に出会い、注意を向ける焦点の数を減らすことや具体的な焦点を選択して操作することの可能性に気づくようになりました。これがきっかけとなり、コミュニケーションの複雑さに関する自分の気づきと、催眠に関する自分の理解とを結びつけ、実験や心理療法に役立てるようになりました。

私は、いまこうして、リチャード・バンドラーとジョン・グリンダーによる本書の「まえがき」を書いていますが、本書は、私の方法論を完全に説明しきれているとは決していえません。けれども、ふたりは、自ら明言しているとおり、私が自分でするよりもはるかにうまく、私のやりかたを説明しています。私は自分がしていることを理解していますが、どのようにやっているかは、とても説明できません。

その簡単な例としては、娘のクリスティーナが医学生だったころの体験を挙げるといいかも知れません。娘はたまたま、アーネスト・ロッシと私が書いたダブル・バインドに関する論文を取り上げる機会があり、それを読んだあと、面白がって言いました。「なるほど、私はそういうふうにしているってわけね!」その場にいたロッシ博士はすぐに訊ねました。「で、君は何をそいうふうにしているってわけなんだね?」

娘は説明しました。「どんな患者さんにも直腸とヘルニアの検査を拒否する権利があって、実際、多くの患者さんがそうしています。でも、私は、検診のその段階になると、患者さんに共感を込めていうんです。『わかりますよ、こうして私に目や耳や鼻をのぞき込まれ、あちこち突かれたり叩かれたりするのは、さぞかしうんざりでしょうね。でも、直腸とヘルニアの検査が終わったら、すぐに私にさよならが言えますから』って。そうすると、患者さんたちはいつも最後まで我慢して、そのさよならを言おうとするんです」

私は、コミュニケーションの複雑性がさらに分析され催眠に役立てられることを願っていますが、本書一冊にそのすべてを収めるのは無理なようです。また、分析とは別に、入念に構成したコミュニケーションを行うと、実際にはそう請われてないことも多いのに、なぜ、どのようにして、あれほど多くの効果的な反応を患者から引き出せるのかについても、分析されることを願っています。そうした追加の研究がゆくゆく行われることは間違いありません。リチャード・バンドラーとジョン・グリンダーによる本シリーズの第挟を私は期待しています。

本書にこのまえがきを書くことを、ずっと楽しみに思い、名誉に思ってきました。本書が私の催眠技法を中心としたものだから、そういうのではありません。くだくだしい語唱や直接暗示、権威を笠に着た命令に代わって、意味のあるコミュニケーションを行なうべきだということが明確に認識される必要があり、長年の懸案だったその必要が、とうとう満たされたからこそ、そういうのです。
(ミルトン・エリクソンの催眠テクニック[言語パターン編]まえがきより)







森林











An attack of anterior poliomyelitis in 1919, shortly after my graduation from high school, rendered me almost totally paralyzed forseveral months, but with my vision, hearing and thinking unimpaired. Since I was quarantined at home on the farm, there was little diversion available. Fortunately, I had always been interested in human behavior, and there was that of my parents and eight siblings, and also that of the practical nurse who was taking care of me, available for observation. My inability to move tended to restrict me to the intercommunications of those about me.

Although I already knew a little about body language and other forms of non-verbal communication, I was amazed to discover the frequent, and, to me, often startling contradictions between the verbal and the non-verbal communications within a single interchange. This aroused so much of my interest that I intensified my observations at every opportunity.

The discovery that "double takes" were different levels of understanding, often based upon totally different experiential associations, opened a new field of observation. Then, when I discovered that a "triple take" could occur, I began mentally rehearsing the phrasing of a single communication to cause differing perceptions, even contradictory in character, at differing levels of understanding. These efforts led to the recognition of many other factors governing communication such as tonalities, time values, sequences of presentation, near and remote associations, inherent contradictions, omissions, distortions, redundancies, over- and 
under-emphases, directness and indirectness, ambiguities, relevancies and irrelevancies − to name a few.

Also, it became apparent that there were multiple levels of perception and response, not all of which were necessarily at the usual or conscious level of awareness but were at levels of understanding not recognized by the self, often popularly described as "instinctive" or "intuitive. "

Perhaps the best simple example is the instance of Frank Bacon's achievement during his starring role in the stage play "Lightnin'," in which, by the utterance of the single word no at various times, he conveyed at least sixteen different meanings. These meanings included an emphatic No, a subtle Yes, an implied promise of Not yet, an amused Don't be ridiculous, and even the exquisite negative Not even if all hell freezes over! Altered tone of voice can constitute an actual vocabulary of transformation of verbal communication, as can body language.

Then, I was introduced to experimental hypnosis by Clark L. Hull, and I became aware of the possibilities both of decreasing the number of foci of attention and of selecting and maneuvering specific foci of attention. This led to the combining of my aware nesses of the complexities of communication with my understandings of hypnosis, for experimental and psychotherapeutic purposes.

Although this book by Richard Bandler and John Grinder, to which I am contributing this Preface, is far from being a complete description of my methodologies, as they so clearly state it is a much better explanation of how I work than I, myself, can give. I know what I do, but to explain how I do it is much too difficult for me.

A simple example of this may be cited from the experience of my daughter, Kristina, as a medical student. She happened to pick up a paper by Ernest Rossi and myself, on the double bind, and, after reading it, amusedly commented, "So that's how I do it!" Dr. Rossi, who was present, immediately asked, "So that's how you do what?"

She explained,"Every patient has the right to refuse permission for a rectal and hernial examination, and many patients do. But when I have reached that part of the physical examination, I tell my patients, sympathetically, that I know they are tired of having me peer into their eyes, and peak into their ears and up their noses, and poking and thumping here and there, but that, as soon as I complete the rectal and hernial examinations, they can say good-bye to me. And they always wait patiently to say that good-bye"

While I would like still further analyses of the complexities of communication for hypnotic purposes, which would require much more than this book by Bandler and Grinder can encompass, I would also like an analysis of how and why carefully structured communications can elicit such extensive and effective patient responses, often not actually requested. Unquestionably, such additional studies will eventually be made. I look forward to Volume II in this series, by Richard Bandler and John Grinder.

It has been a pleasure and a privilege to write the Preface to this book. I say this, not because it centers around my hypnotic techniques, but because long overdue is the fulfillment of the need to recognize that meaningful communication should replace repetitious verbigerations, direct suggestions, and authoritarian commands.





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ユーティライゼーション

Milton_Erickson













ミルトン・エリクソンは、「治療に抵抗するクライアントなどいない。柔軟性に欠ける治療者がいるだけだ」という言葉を残しています。

エリクソンは、クライアントが表現しているものや、もともと持っているものは、何でも利用してしまおうという考えがありました。例えば、クライアントが普段、好んでいるものや興味を持っているもの、信念や行動の特徴、そして心理的な抵抗や症状さえも、うまく利用して、催眠に誘導したり、治療ベースに乗せたりしていました。

例えば、不安でじっとしていられないクライアントに対して、エリクソンは、部屋中を歩き回るように指示し、さらに歩き方を細かく指示しているうちに、クライアントはイスに座って静かに催眠状態に入っていったというケースがあります。

このように、クライアントがどんな問題行動を持っていたとしても、クライアント自身の中に、それを解決するためのノウハウが備わっているということを前提とした治療のアプローチをユーティライゼーション(Utilization)」と呼んでいます。

観葉植物











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ミルトン・エリクソンの催眠プロセス

Milton_Erickson













ミルトン・エリクソンが行っていた催眠誘導の方法や治療の仕方は、非常に独創的なものであり、それまでの催眠の概念を書き換えるような革命的なものでした。

エリクソンは、従来の催眠療法家が行っていたような形式的な誘導の方法はあまり用いず、むしろ、クライアントと通常の会話をしながら、いつの間にか相手を催眠状態に誘導するという方法を取っていました。

直接暗示による催眠誘導では、クライアントに心理的な抵抗が働いて、うまく催眠状態に入れないことがあります。エリクソンは、クライアントに心理的な抵抗が起こらないように、自然で間接的な誘導の方法を取りました。具体的には、「曖昧な表現」、「物語」、「メタファー」、「間接暗示」などを多用したのです。

このような間接的な方法は、治療者の意図がクライアントに気づかれにくいため、心理的な抵抗を生じさせることなく、自然な変化を引き起こすことができます。


ハーブティ













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ミルトン・エリクソンの治療プロセス

ミルトン・エリクソンは、クライアントをトランスに誘導するために、意図的に曖昧な言葉を使いました。

Milton_Erickson













【ミルトン・エリクソンの治療プロセス】

(1)セラピストは、クライアントに、意図的に曖昧な言葉で語りかける。
   
(2)クライアントは、無意識的に、自分の内的経験にあてはまる解釈を始める。
   
(3)クライアントは、セラピストの言葉について、自分の内的経験にあてはまる解釈をしながら、次第に意識が分散されていき、トランス状態になる。
   
(4)トランス状態になると、無意識との交流が深まっていく。
   
(5)クライアントは、自然に、自分の中にあるリソースを見つけはじめる。   


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世界を彩色する

感覚情報がどれだけ《創造的》に知覚されるかを感じ取るには、色覚を例に取って検討するといい。網膜では、実は桿状体および円錐体と呼ばれる網膜の小さな細胞が、まず外界から最初の視覚情報を受け取る。円錐体には3種類あり、それぞれがスペクトル上の特定の位置にある光に対して敏感に反応する (スペクトルとは、目に見える色の全範囲をいい、紫、青、緑、黄、橙、赤の順に並んでいる)。この仕組みに従ってスペクトルの特定の光を受け取った円錐体は、大脳にメッセージを送る。円錐体は、今目に映った《色》が何色だったのかということは正確に把握していない。ただ、それが自らの担当範囲内の光であることを承知しているにすぎない。あるタイプの円錐体は紫から青緑までの波長の光を拾い上げ、紫色の光に最もよく反応する。別のタイプの円錐体は青から黄までの光を拾い上げ、緑色の光に最もよく反応する。残りのタイプの円錐体は緑から赤までの光を拾い上げ、黄色の光に最もよく反応する。3種類の円錐体の担当範囲が特に重なり合うのはスペクトルの中央部分にある色(緑と黄)であり、その結果、これらの色は、赤や青より《鮮やかに》感じられる。各色を個別に検査した結果、それぞれの鮮やかさに差はないことが立証されている (Gordon, 1978, p.228)。

大脳の情報入手先が、担当範囲の重なり合う3種類の円錐体のみだとしたら、大脳はどのようにして《現実にそこにある》色を判断するのだろう。見積りを作っているというのがその答えだ。大脳は、視覚野の特定の《色》の領域において、隣り合ういくつかの円錐体から届いた結果を比較し、実際にどの色がそこに存在しているのかを解き当てるために3種類のサンプルを作成する (Cairns-Smith, pp.163-4)。私たちが《見ている》色は、極めて複雑な推量の産物だ。それどころか、隣りにある色次第で、その色が変わって見えることにも気づいているのではなかろうか。青は、隣りに緑があるといかにも《いい感じ》だが、隣りに赤があると《どぎつく》感じられる。逆もまた然りである。ある色を暗い色で囲うと、その色の濃さ、あるいは純度が減じたように感じる (Gordon, 1978, p.228)。さらに、どんな色に見えるかは、その時にどういう感情を抱いているかによっても左右される。普段の会話にも「今日はブルーな気分だ」とか「世の中がバラ色に見える」などといった言い回しが出てくる。すでに述べたことだが、感情にまつわる情報が色の知覚を変えるというプロセスは、実際、外側膝状体にある視覚システムにしっかり組み込まれているのである。

最終的に色を判断する視覚野は、正確な位置がわかっている。脳卒中などによって大脳のこの部位に損傷が生じると、突然何もかもが白黒にしか見えなくなる (後天的脳性色盲)。ときには、視野の半分に色彩があり、残りの半分は《白黒》にしか見えない状態になることもある (Sacks, 1995, p.152)。この現象が初めて報告されたのは1888年のことだが、1899年から1974年までの間、医学文献でこれに関する論議はほとんど行われていない。医学研究者オリバー・サックスは、どのような《製造過程》を通ってものが見えるのかを示す事実に対して、文化的に不快感を覚えるためにそういうことが起きるのではないかと述べている。

1957年、ポラロイドカメラを発明したエドウィン・ランド(Edwin Herbert Land)は、人間の脳が色を《作り上げる》方法について、驚くべき実演をしてみせた。彼は、黄色の光フィルターを使って静物写真を撮ったあと、その画像の白黒のスライドを作った。このスライドに黄色の光を当てると、静物の像が浮かび上がったが、見えたのは黄色の光を発している部分だけだった。次に、橙色の光フィルターを使って同じ静物の写真を撮り、白黒のスライドを作って、橙色の光を当てた。今度は、橙色の光を発している部分のみが見えた。最後に彼は、スクリーンに黄色と橙色の光を当てながら、2枚のスライドを1度に写した。見物者は、黄色と橙色のついた像が見えるだろうと思っていた。しかし、実際に見えたのはフルカラーだった。赤、青、緑、紫・・・実物どおりの色がすべて見えたのだ!最初に黄色の像と橙色の像をそれぞれ見て、両者に差異があることを知っただけで、見物者の脳は《元の現場》にあったはずの色のを推定したのである。フルカラーに見えたのは錯覚だ。しかし、これを同じ錯覚を脳はこの瞬間にも行なっている (Sacks, 1995, p.156)。いうなれば、今あなたが見ている色は、そこにある色ではなく、あなたの脳が作りあげている色なのだ。(RESOLVE 自分を変える最新心理テクニック神経言語プログラミングの新たな展開p.29-32から引用)




シャボン玉










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サブモダリティの応用

私たちは、毎日の生活で、さまざまな経験を行っています。そして、自分にとってポジティブに感じる経験もあれば、ネガティブに感じる経験もあります。

例えば、『楽しかった海外旅行』を思い出したとします。それは、視覚としては、カラーで鮮明、聴覚としては音が大きくてステレオのような響き、体感覚としては暖かくて柔らかい空気感があるとします。また、『人間関係で辛かった出来事』を思い出したとします。それは、視覚としては、暗くて不鮮明、聴覚としては音が小さくてモノトーンのような響き、体感覚としては冷たく固い空気感があるとします。この場合、両者のサブモダリティの差異を検出し、ネガティブな経験のサブモダリティをポジティブな経験のサブモダリティに変換することによって、その経験の印象や反応が変わります。

このように、サブモダリティを変換することによって、辛い経験によるネガティブな印象や反応は緩和され、楽しい経験によるポジティブな印象や反応は強化されます。

海岸01











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サブモダリティについて

NLP共同創始者のひとり、リチャード・バンドラーは、人間の脳の機能にホログラフィーの原理を応用するという独自の研究において、ブモダリティ(Submodality)というモデルを考案し、1985年に出版された著書 “Using Your Brain” の中で紹介しました。(Bandler, 1985, p.24)

サブモダリティとは、自分自身の経験を印象として思い浮かべたものについて、視覚、聴覚、体感覚等の知覚レベルでさらに細分化させた要素を意味するものです。

例えば、「昨日の夕食のようす」を印象として思い浮かべた場合、そのサブモダリティは、視覚であれば、色(カラーか白黒か)、明度(明るいか暗いか)、彩度(鮮明か不鮮明か)など、その時の印象について、さらに細分化させた要素を具体的に認識することができます。



リチャード・バンドラーが最初にリストアップした14種類のサブモダリティ:
01.色
02.距離
03.深さ
04.持続期間
05.鮮明度
06.コントラスト
07.広さ
08.動き
09.速さ
10.色合い
11.透明度
12.縦横比
13.方向性
14.前景/背景

リチャード・バンドラーがサブモダリティについて記述した著書:
 
Using Your Brain, Bandler, R., 1985

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色は、すでに1890年に、心理学の先駆的存在ウィリアム・ジェイムズ(William James)が作成したリストにすでに記述されています。

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モダリティについて

「モダリティ」(英:Modality)とは、ラテン語で「ものさし」や「尺度」を意味する modus から派生した言葉です。この言葉が転じて、次のような意味で使われるようになりました。

●計測、限界、方法、手段、様式

●(生理学における)視覚、聴覚、触覚などの五感や感覚。また、それらを用いて外界を知覚する手段。さらに、それらの感覚に働きかける人工的な情報伝達手段も意味する。

●(医療分野における)治療手段や方法。また、CT や MRI などの医療検知機器の単位として使用されることもある。

●(言語学における)法性、様相性。

花












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意図−結果モデルの例文

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意図−結果モデルの例文(1)

〔会社の総務部長Aさん/部下Bさん〕

A「社員のロッカールームに時計を設置しようと思いますので、購入してもいいでしょうか?」

B「社員のロッカールームに時計を設置する意図は何ですか?」(意図のフレーム)

A「ロッカールームにタイムカードがあるからです。」


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意図−結果モデルの例文(2)

〔会社の総務部長Aさん/部下Bさん〕

A「コピールームにあるコピー用紙を撤去しようと思います。」

B「コピールームにあるコピー用紙を撤去しようとする意図は何ですか?」(意図のフレーム)

A「無駄なコピーを削減するためです。」

ここで、コピールームにコピー用紙を置いても無駄なコピーが発生しない他の方法を何通りか編み出してもよい。

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会話












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意図/結果モデルの適用

ニューコードNLPでは、相手の行動の意図を知るために、「意図−結果モデル」「バーバル・パッケージ」の2つの質問テクニックを用います。相手とラポールのとれたコミュニケーションを行うためには、質問する内容や相手の状況によって、この2つのモデルを注意深く使い分けることが大切です。

 

「意図/結果モデル」
コミュニケーション相手に対して、意図を最初に尋ねるモデル
このモデルは欧米人に向いている。
(欧米人は単刀直入に結論を知りたい人が多い)

「バーバル・パッケージ」
コミュニケーション相手に対して、意図を最後に尋ねるモデル
このモデルは日本人に向いている。
(日本人は本音を言わない人が多い)

例えば、会社において、社員に質問をする場合、仕事に慣れていない新入社員には、ひとつひとつ丁寧に質問をしていく「バーバル・パッケージ」を使い、仕事に慣れている社員には、単刀直入に質問する「意図/結果モデル」を使うとよいでしょう。

「意図/結果モデル」と「バーバル・パッケージ」を使い分けることによって、洗練したコミュニケ―ションを行うことができるようになります。

会話









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意図/結果モデルについて

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【意図/結果モデルについて】

「意図/結果モデル」(Intention - Consequence model)とは、意図と結果が一致しているかどうかを確認する手法です。意識により表面化された目的と、無意識や各パートなどが背後にもっている目的が、それぞれ違うことがあります。また、自分が達成したい目的には、さらに抽象度の高い目的(高次の意図)が存在します。

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【高次の意図の引き出し方】

私たちが何かを話したり行動したりする際に、それを行う高次の意図を引き出す方法があります。高次の意図を引き出すことによって、その言動のモチベーションを知ることができます。多くの場合、抽象度が高いものほど、自分が本当に得たいものとなります。

高次の意図を引き出す質問:
●「それが実現したら、何が得られますか?」
●「それが実現しなかったら、何が得られませんか?」




ひまわり












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ビジュアル・スクワッシュについて

ビジュアル・スクワッシュ

 

ビジュアル・スクワッシュは、競合または対立するパートを取り出して統合する手段として、リチャード・バンドラーとジョン・グリンダー(1976年 魔術の構造Volume供砲砲茲辰導発された初期のNLPの手法です。ビジュアル・スクワッシュのプロセスでは、ある人の別々の「パーツ」を表すメンタルイメージ(多くの場合、象徴的なもの)は、その人の左手と右手にあると想像します。次に、両手を合わせ、画像を合成して先ほど区別されたパーツの組み合わせ又は「統合」を表す新しいイメージを形成します。

ビジュアル・スクワッシュの手順は、「アンカー」を視覚的につぶす又は統合する手段と見なすことができます。イメージは、ある人の特定の内的状態又は心理的パーツの象徴又は「アンカー」として機能します。2つのイメージをまとめることは、両方のアンカーを同時に「爆破する(firing)」するようなものです。

のプロセスは、最初に作られて以降、パーツ間の交渉や、異なる対立するパーツの肯定的な意図を探ることを含む、より洗練された多くの手法に進化してきました。ビジュアル・スクワッシュはまた、信念の対立(Belief Conflicts)プロセスのインスピレーションとなりました。このプロセスでは、対立する信念が特定され、リフレームされ、統合されます。



Visual Squash

The Visual Squash is an early NLP technique developed by Richard Bandler and John Grinder(The Structure ofMagic Volume

,1976) as a means to sort and integrate conflicting parts or polarities. In the Visual Squash process, mental images(often symbolic) representing different“ parts” of a person are imagined as being in one's left and right hands. The hands are then brought together and the images are synthesized toform a new picture representing the combination or ‘integration’ of the previously distinct parts.

The Visual Squash procedure can be viewed as a mean ofvisually collapsing or integrating “ anchors.” The images serve as symbolsor "anchors” or particular internal states or psychological parts of a person. Bringing the two images together is like “firing” both anchors at the sametime.

Since its initial formulation, the Visual Squash process has evolved into a number of more sophisticated techniques, involvingthe negotiation between parts, and the exploration of the positive intention ofthe different polarities. The Visual Squash is also the inspiration for the Belief Conflicts process, in which conflicting beliefs are identified, reframedand integrated.

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パーツ(副人格)について

パーツ(part, parts)とは、さまざまなリプレゼンテーショナルシステム(VAKOG)の組み合わせによって同一化できる、複数のサブ・パーソナリティ(副人格)を意味します。これは、個人の中で発達した異なる反応とプログラムによって進化したものであり、パーツそれぞれに異なる意識状態と声が存在します。

個人の中にあるパーツとパーツのあいだには、しばしば対立が見られます。その対立は、直接的あるいは間接的に、ホルモン分泌、身体の生理的状態、心拍数や血圧、呼吸、基礎代謝、免疫システムのコントロールといった神経システムの情報処理に影響を与えます。

パーツ同士の矛盾によって起こる不適当な反応の組み合わせを「不一致」と呼びます。そしてそれぞれのパーツは、連続して、あるいは同時に、自分の意見を述べることがあります。連続して起こる不一致には、「家を購入したいけど、そのお金を(家を買わないで)貯金したい」、「ダイエットをしたいけど、お腹いっぱいご飯を食べたい」といったものがあります。また、同時に起こる不一致には、ある人が口で「はい」と言いながら、同時に顏の表情には「いいえ」の身体反応が出ているというものがあります。このようなパーツ同士の不一致は、NLPのカリブレーションというスキルで検知することができます。

NLPでは、対立するパーツを統合するためのいくつかのモデルが作られています。

蓮の花













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サンクチュアリのエクササイズに関する補足

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士は、2011年4月29日に東京で開催されたニューコードNLPトレーナーズトレーニングコースにおける質疑応答の中で、サンクチュアリーのエクササイズに関して、下記のようなコメントをしています。

受講生からの質問:
サンクチュアリのエクササイズで、2.5mの距離を使う意図は何ですか?

グリンダー博士の回答:
サンクチュアリのエクササイズで、2.5mの距離を使う意図は、2.5mというのがサンクチュアリのエクササイズを成功させるために必要な距離であるということです。その理由は2つあります。ひとつは、エクスプローラーが、自分自身の肉体アンカー(ネガティブな肉体の反応)を発見できるほどよい距離が2.5mだということです。もうひとつは、サンクチュアリのエクササイズにおいてもっとも重要となるカリブレーションに関するものですが、エクスプローラー自身によるセルフ・カリブレーション(Self-Calibration)と、トレーナーがエクスプローラーに向けるトレーナー・カリブレーション(Trainer-Caribration)が十分に達成できるのが2.5mだということです。

Grinder














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サンクチュアリーについて

サンクチュアリー(Sanctuary)は、1980年代にジョン・グリンダー博士が開発したモデルで、ニューコードNLPの最も実質的なパターンによって構成されています。Sanctuary という言葉は、直訳すると、「神聖な場所」「聖域」「安らぎの場所」などを意味します。ニューコードNLPのモデルにおいては、A safe place which nothing cantouch you すなわち、「誰もあなたに触れることができない(自分自身を保護するための)完全に安全な場所」を意味します。

 

サンクチュアリーのパターンは、自分が望まないステートXの、一番早くに起きるトリガーポイント(反射的な反応を引き起こす瞬間)に気づき、そのトリガーポイントと、エクスプローラーによって設計され構築されたサンクチュアリーステートをつなぐことを目的としています。そして、サンクチュアリーのパターンの成果は、エクスプローラーが望まないステートXにどっぷり浸かってしまっていることに気づいた状況を経験したときに、自分で自動的にサンクチュアリーステートにアクセスできるようになることです。

 

サンクチュアリーは、次の2つのステートに対応します:

 

a)速い動きのステート:

あまりにも急速に自分自身を飲み込んでしまうので、自分でもそのステートになっていることに気づかない、瞬間的に起こるステート。あるいは、そのステートに入る速さが原因でそれにはまってしまうステート。例えば、カッ!となるような激しい怒り(rage)や、ビクッ!とするような恐怖(fear)などが挙げられます。

 

b)遅い動きのステート:

あまりにもゆっくりと自分自身に(忍び足のように)近寄ってくるために、深くそれを体験するまでは意識的に気づくことがないステート。長い年月をかけて少しずつ変化を起こしているのですが、その変化があまりにも小さいために、知らず知らずのうちに自分自身がその中にすっかり取り込まれていて、そこから抜け出せなくなってしまうステート。例えば、気分の落ち込みや鬱(depression)が挙げられます。

 

このエクササイズを行うことで、過去のトラウマを思い出したりストレスがかかる状況に置かれたときに、自分自身で完全なる安心感と無限のリソースに満ちたサンクチュアリーのステートを選択し、それを維持することができるようになります。
 

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サンクチュアリーでステートの選択肢を創造する

《Creating State Choice with Sanctuary》

サンクチュアリーでステートの選択肢を創造する

 

−how to break free from unwanted statesthat absorb you

−あなたを消耗させる望まないステートから抜け出す方法

 

あなたが自分のステートを操作したり制御すること(managing andcontrolling your state)は、意志の力に似た意識的な心のプロセス(a consciousmind process akin to will power)であり、もしあなたが自分のステートを操作したり制御しなくてはならないとしたら、「ステートの選択(state choice)」を体験していることにはなりません。

 

ニューコードNLPでは、「ステートの選択」に焦点を当てており、ステートに内在している生物学的なプロセス(the biological processes inherent in state)を操作することや制御することに、意識的に取り組んでいるのではありません。ニューコードNLPには、人がステートに選択肢がないときに別の結果を生物学的に創造するためのパターンとフォーマットがあります。

 

例えば、ハイパフォーマンスが求められるどのようなコンテキスト(文脈)においても利用できる「ハイパフォーマンスステート(high performance state)」を創造する目的で、「ニューコードNLPゲーム」というモデルがあります。セラピーといった介入の前に、エクスプローラーはあるコンテキストの中で課題を抱えていて、そのためにハイパフォーマンスステートを切望しているのかも知れませんし、もしくはそのコンテキストの中であるレベルの成功を経験してはいるのだけれども、ハイパフォーマンスステートから出現するであろう異なった選択肢を得ようとしているのかも知れません。

 

ニューコードNLPでは、エクスプローラーが、完全にステートの選択肢がなくなってしまっているときに介入することを目的として、「サンクチュアリー」というモデルが作られています。


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中心視野と周辺視野

私たちは、中心視野が働いているときと周辺視野が働いているときは、それぞれ心身の状態が異なります。中心視野が働いているときは交感神経が活発になることによって心身が緊張した状態になります。周辺視野が働いているときは副交感神経が活発になることによって心身がリラックスした状態になります。

【中心視野】(Foveal vision)
●周辺視野が働いているときより情報量が少ない。(1/100)
Fight(戦い、争い、競争、喧嘩、奮闘、努力)
Anxiety(心配、不安、気がかり、気づかい、切望、熱望)

【周辺視野】(Peripheral vision)
●中心視野が働いているときより情報量が多い。(99/100)
Dream(夢、夢心地、望み、願い、理想、想像、非現実)
Relaxation(休憩、休息、休養、心身のリラックス、筋肉の弛緩、くつろぎ)
Creativity(創造性、創造力、独創性、独創力)


水面














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桿体細胞と錐体細胞

人間の網膜には、約1億6,000万の視細胞(photoreceptor)があります。

視細胞は、網膜の視細胞層から外網状層にかけて存在し、光刺激を吸収し、電気信号へと変換する役割をもちます。視細胞には、網膜の中心部に約500〜600万ほど分布している錐体細胞(すいたいさいぼう)と、網膜の周辺部に約1億2,000〜1億4,000万ほど分布している桿体細胞(かんたいさいぼう)があります。

【錐体細胞】(Cone cell)
●光を感じる視細胞の一種で、網膜の中心部に約500〜600万ほど分布している。
●光に対する感度が低い。
●明るい場所で機能する。
●解像力に優れる。
●色を認識する。

細胞錐体

















【桿体細胞】(Rod cell)
●光を感じる視細胞の一種で、網膜の周辺部に約1億2,000〜1億4,000万ほど分布している。
●光に対する感度が高い。
●暗い場所で機能する。
●解像力に劣る。
●明暗を認識する。(色は認識しない)

細胞桿体














※桿体細胞は、光刺激に非常に敏感で、光子(Photon)1つでも視神経に信号を送り出すことができ、分子よりも小さいものを見ることができる。(肉眼で見えないものも見ることができる)

私たちは、明るい場所にいるときは、視野の中心(中心視野)、すなわち錐体細胞を利用して「色」を認識しています。また、暗い場所にいるときは、中心視野から外れた視野(周辺視野)、すなわち桿体細胞を利用して「明暗」を認識しています。

錐体細胞 (Wikipedia, the free encyclopedia)
桿体細胞 (Wikipedia, the tree encyclopedia)



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中心視野と周辺視野

人間の眼は、中心視野周辺視野という2つの視野を持っています。

【中心視野】Foveal vision
●視線を中心にした約20度の範囲をいう。
●この視野は、物の形を細部にわたって判別したり、色を認識したりすることができる。

【周辺視野】Peripheral vision
●中心視野から外れた上下130度左右180度の範囲をいう。
●この視野は、見えてはいるが、物の形はぼんやりしており、色もほとんど認識できない。
動いているもの点滅しているものなど、時間的に変化する物に対して察知する能力がある。


人間











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VAK叙述語の表現例

叙述語(主語に付いて、動作、状態、性質などを叙述する言葉)は、リプレゼンテーショナル・システム(視覚、聴覚、体感覚)のどれか1つと密接に関係している場合があります。このように、1つの知覚と結び付いた言葉を、NLPでは、VAK叙述語(VAK Predicate)と呼びます。VAK叙述語を使った表現例を以下に紹介します:

【VAK叙述語の表現例】


視覚の叙述語
●私はこの企画に明確なビジョンを描いています。
●あなたは明るい性格のようにお見受けします。
●いまの生活では先が見えません。
●この業界は将来の見通しが明るいです。
●白黒はっきりさせましょう。
●この色は見映えがいいですね。
●彼は目のつけどころが違います。
●あなたのイメージを形にしていきましょう。
●新しいプロジェクトの方向性が見えてきました。
●多彩なアイデアを紹介します。

聴覚の叙述語
●もっと子どもの声に耳を傾けましょう。
●彼女とは何でも言い合える仲です。
●先生の言葉は私の心に響きました。
●イベントを成功させたいので、たくさんの人に声をかけてください。
●それはもう何度も耳にしました。

触覚の叙述語
●私はあなたの提案にいい感触を持っています。
●社長はとても温かいお人柄です。
●この家は木の温もりを感じる心地よい空間ですね。
●今日の営業は手ごたえがありました。
●新しい業務内容を把握できていますか?
●この仕事は私には合わない感じがします。
●彼は頭が固いです。


ノート











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VAK叙述語について

叙述語(主語に付いて、動作、状態、性質などを叙述する言葉)は、リプレゼンテーショナル・システム(視覚、聴覚、体感覚)のどれか1つと密接に関係している場合があります。このように、1つの知覚と結び付いた言葉を、NLPでは、VAK叙述語(VAK Predicate)と呼びます。

【VAK叙述語の例】

視覚の叙述語

見る/眺める/描く/イメージする/注目する/描写する/見抜く/見分ける/はっきり/ぼんやり/色/色彩/絵/映像/光景/場面/想像する/視点/観点/盲点/明確にする/焦点を合わせる/輝く/霞む(かすむ)/明るい/暗い/鮮やか/目立つ/露呈する/目に浮かぶ/目を見張る/見晴らし/見映え/見栄え/下見/反映/空白/目利き/見通し/見通しが立つ/暗雲漂う/目を向ける/見識のある/他

聴覚の叙述語
聞く/聴く/言う/話す/会話/対話/叫ぶ/告げる/言及する/聞き取る/耳を貸す/相談する/心に響く/音/音色/声/声色/口調/無言/沈黙/静かな/単調な/尋ねる/噂/前代未聞/鳴る/雑音/共鳴する/調和する/余韻/不協和音/反響を呼ぶ/議論する/批評する/言い回し/打てば響く/アクセント/リズム/ハーモニー/トーン/怒鳴る/警告する/他

触覚の叙述語
触れる/扱う/掴む/感じる/実感する/滑らか/握る/把握する/押す/押しが強い/圧力/圧迫/威圧/感覚/感情/感触/温かい/冷たい/柔らかい/硬い/緊張する/熱中する/手ごたえ/手に入れる/手に汗を握る/手につかない/温和な/冷酷な/楽しい/苦しい/重荷になる/身軽な/敏感な/刺激的な/衝撃的な/強固な/気持ち/フィーリング/スムーズ/肌が合う/肌で感じる/心地よい/情感あふれる/手を抜く/他

【VAK叙述語以外の言葉】

知る/学ぶ/出す/止める/考える/わかる/気づく/覚える/思い出す/意識する/理解する/好き/嫌い/過程/決める/変える/認める/混ぜる/流行る/経験する/信用する/変更する

ノート











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アクセシング・キュー:体感覚へのアクセス

外界の情報を処理する方法

情報を収集する方法:
・アンテナで受信するように捉える。
・皮膚の感覚や心、感情から情報を収集する。

情報を記憶する方法:
・感覚や感情で記憶する。

外界の情報を表現する方法:
・体感覚的な言葉、感情的な言葉で表現する。

---------------------------------------------
身体の特徴


姿勢の特徴:
・自分の身体を意識して、前かがみになる。
・全身の筋肉が弛緩している。

呼吸の特徴:
・姿勢が前かがみであるため、深くでゆっくりとした腹式呼吸をする。

動作の特徴:
・自分の身体に関心があり、身振り手振りが大きい。
・自分や他人の身体に触れることがある。
・感情を身体の動作で表現することがある。

---------------------------------------------
話し方の特徴

自分の身体や心で感じたものや、記憶した感覚など、体感覚や感情による情報を、ふたたび感じながら言葉に変換しようとするため、話すペースが自然と遅くなる。また、体感覚による情報を、身体や心で再体験しながら言葉に変換しようとするため、言葉と言葉の間にゆっくりとした間を空けながら、マイペースで話す傾向がある。体感覚や気持ちを意識した深い腹式呼吸により、肺の空気量の多さで、声のピッチが低めになる。全体的にソフトな声で落ち着いて話す傾向がある。


---------------------------------------------
その他の特徴

・自分の感覚や感情を、何でも隠さず言葉にする。


デスク












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アクセシング・キューの種類:聴覚へのアクセス

外界の情報を処理する方法

情報を収集する方法:
・カセットテープに録音するように捉える。
・音、声、言語から情報を収集する。

情報を記憶する方法:
・音や言語で記憶する。

外界の情報を表現する方法:
・聴覚的な言葉で表現する。

---------------------------------------------
身体の特徴


姿勢の特徴:
・聴覚を意識した姿勢をとる。
・音や言葉を意識して、耳を左右のどちらかに傾ける。

呼吸の特徴:
・自分の声への意識と、呼吸が連動している。
・胸全体(肺と横隔膜)を広く使った胸式呼吸をする。

動作の特徴:
・身体をリズミカルに動かすことがある。
・ペンや足で音を鳴らしたりする。

---------------------------------------------
話し方の特徴

自分の耳で聞こえたものや、記憶した音声など、聴覚による情報を、時系列にそって言葉に変換しようとするため、話すペースがやや遅くなる。また、聴覚による情報を、時系列に再生しながら言葉に変換しようとするため、言葉と言葉の間に一定の間を空けながら話す傾向がある。聴覚を意識しているため、声に響きがあったり、フレーズが均等であったり、一定のテンポやイントネーションを持たせて音楽的に話したりすることもある。


---------------------------------------------
その他の特徴

・段階を追って学習したり記憶したりする。
・口頭で説明することが得意。

デスク












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アクセシング・キューの種類:視覚へのアクセス


外界の情報を処理する方法


情報を収集する方法:
・カメラのレンズを通して見るように捉える。
・画像や図表から情報を収集する。

情報を記憶する方法:
・画像や図表で記憶する。

外界の情報を表現する方法:
・視覚的な言葉で表現する。

---------------------------------------------
身体の特徴


姿勢の特徴:
・視野を意識した姿勢をとる。
・背筋を伸ばして直立している。
・肩や背中の筋肉が緊張している。

呼吸の特徴:
・胸の上部で呼吸をする。
・浅くて速い胸式呼吸をする。

動作の特徴:
・身体はあまり動かさない。
・手で何かを描くようなジェスチャーをする。

---------------------------------------------
話し方の特徴

自分の目で見たものや、頭に浮かんだ画像など、視覚による情報をすべて言葉に変換しようとするため、話すペースが自然と速くなる。また、視覚による情報を、瞬時に言葉に変換しようとするため、言葉と言葉の間を空けずに、かつ、明確に話す傾向がある。視野を意識した浅い胸式呼吸により、肺の空気量の少なさで、声のピッチが高めになる。


---------------------------------------------
その他の特徴

・語学を学ぶとき、スペリングに強い

デスク












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眼球動作パターンの活用法

眼球の動きを観察することによって、相手が優位としている感覚を推測することができます。例えば、よく視線が上に動く人は視覚が優位であったり、よく視線が右下に動く人は身体感覚が優位であったりします。


眼球動作パターン












標準的な眼球動作パターンは、右利きの人の約90パーセントに適用されます。また、左利きの人の場合は50パーセントの割合で左右のパターンが逆になることがあります。

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士は、眼球動作パターンについて、次のように述べています。

NLPを活用していくことに際して大切なことは、すでにある規則性を当てはめるということではなく、『どのようにしたらそれが見つかるか?』ということを自分で探究していくことです」

Grinder


















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眼球運動パターン

私たちは通常、視覚的な情報、聴覚的な情報、体感覚的な情報など、ある一定の情報にアクセスする際に、眼球をある一定の方向に動かすことによって、大脳の特定の領域を刺激し、その部位から情報を集めています。このシステムをNLPでは眼球動作パターン(Eye Movement Patterns)と呼んでいます。

(1)眼球を上方に動かした場合には、視覚にアクセスしている。
  ・上方右側:視覚の構築(Visual Construction)
  ・上方左側:視覚の記憶(Visual Memory)

(2)眼球を水平に動かした場合には、聴覚にアクセスしている。
  ・水平右側:聴覚の構築(Auditory Construction)
  ・水平左側:聴覚の記憶(Auditory Memory)

(3)眼球を下方に動かした場合は、体感覚または内的対話にアクセスしている。
  ・下方右側:体感覚(kinesthetics)
  ・下方左側:内的対話(Internal Dialogue)


眼球動作パターン














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前庭感覚について

2011年5月に東京の渋谷で開催されましたニューコードNLPトレーナーズトレーニングコース(後期課程)において、NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士は、「4タップル」のモデルに Vestibular sensation(略語:Vs) を追加しました。これにより「4タップル」というモデルの名称は「5タップル」に変更されました。

【Vestibular sensationの説明】
Vestibular sensation は「前庭感覚」という意味を持ちます。前庭感覚系(平衡感覚系)は、頭の位置と運動の情報を検知して、体のつり合いと平衡の感覚を伝え、頭と眼球の協調的な運動(前庭眼反射)と体の姿勢の調節とを助けています。前庭系は、重力に対して反応し頭の向きを検出する前庭嚢(卵形嚢、球形嚢)と、頭の回転運動の変化(角加速度)を検出する半規管からなります。前庭系が正常に働くとき、私たちはそれを直接感じることはありません。


前庭感覚








ブランコで揺られることは三半規管の機能強化と平衡感覚の向上に役立ちます。
ブランコ









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4タップルから5タップルへ

2011年5月に東京の渋谷で開催されましたニューコードNLPトレーナーズトレーニングコース(後期課程)において、NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士は、「4タップル」のモデルに Vestibular sensation(略語:Vs) を追加しました。これにより「4タップル」というモデルの名称は「5タップル」に変更されました。

●4タップル(4-tuple)…1978年に開発されたモデル
 →感覚入力の経路は V
,A,K,O/G

●5タップル(5-tuple)…2011年に修正されたモデル
 →感覚入力の経路は V,A,K,O/G,Vs

Vestibular sensation に関する補足はこちらをクリックしてください。

2011年5月に開催されたNLPトレーナーズトレーニングコース(後期課程)の参加者。
(東京・渋谷にて)

集合写真















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触感と直感的感覚について

NLPの初期に生み出された4タップル(4-tuple)というモデルでは、視覚や聴覚と同じように、触覚も「外部生成」と「内部生成」の2種類に区別されました。

外部生成による触覚、すなわち接触によって身体が知覚する感覚を「触感」、内部生成による触覚、すなわち情動および自己刺激に対する感応を「直感的感覚」と呼びました。

●外部生成による触覚:
 →接触によって身体が知覚する感覚…触感

●内部生成による触覚:
 →情動および自己刺激に対する感応…直感的感覚


ローズマリー











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デジタル聴覚について

NLP共同創始者ジョン・グリンダーとリチャード・バンドラー、NLP共同開発者ロバート・ディルツとジュディス・ディロージャの4人は、大脳には(まるで言葉が感覚であるかのごとく)言葉専門の処理システムがあることに気づきました。そして、この言葉による情報をデジタル聴覚(Auditory Digital)と名づけ、音楽や風の音などに耳を澄ませることで得られる聴覚データ(Tonals)と区別しました。

言葉を使った思考、すなわち内的対話(internal dialogue)では、声の奏でる音楽ではなく、各単語にコード化された「意味」に特に注目しています。


若葉











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4タップルについて

NLP共同創始者ジョン・グリンダーとリチャード・バンドラー、NLP共同開発者ロバート・ディルツとジュディス・ディロージャの4人は、「NLP」という名称を初めて使用した共著「神経言語プログラミング、第鬼」(1980年)を出版した際、その著書の中で、「人間の体験は5つの知覚システム(視覚、聴覚、体感覚、味覚、嗅覚)と2つの情報アクセス(外部生成と内部生成)のそれぞれの要素を組み合わせることによってシンプルにコード化することができる」と記述しています。この概念を4タップル(4-tuple)と呼んでいます。(Grinder, Bandler, Dilts, DeLozier, Neuro-Linguistic Programming, 1980, p.17)

《知覚の要素》
●視覚(Visual)・・・略語「V
●聴覚(Auditory)・・・略語「A
●触覚(Kinesthetic)・・・略語「K
●嗅覚(Olfactory)・・・略語「O
●味覚(Gustatory)・・・略語「G

《経験の要素》
●外部生成(external)・・・略語「e
●内部生成(internal)・・・略語「i

リプレゼンテーショナル・システム:行動の構成要素(1)

知覚システム









Neuro-Linguistic Programming
Meta Pubns
1980-06








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リプレゼンテーショナル・システムの優先使用

私たちは、五感を使って外界の情報を取り入れた後、大脳皮質の専門領域で情報を処理する際に、3つの主要なリプレゼンテーショナル・システム(視覚、聴覚、体感覚)を平等に使うのではなく、1つの感覚だけを優先的に使用していることが多いのです。これを、リプレゼンテーショナル・システムの優先使用(Representational System Preferences)と呼んでいます。Preference とは「好みによって選択する」という意味があります。

脳








Representational System preferences(優先使用のリプレゼンテーショナル・システム)を示すシグナルには以下のものがあります:

●Eye movements
 眼球動作

●Predicates
 述語(主語に付いてその動作、状態、性質などを叙述する語)

●Other non-verbal signals(including voice qualities)
 他の非言語シグナル(声の性質を含む)

●Overlap of representational systems
 リプレゼンテーショナル・システムの重複

●Input channel representational systems
 入力経路リプレゼンテーショナルシステム

●Representational systems/representational systems
 リプレゼンテーショナル・システム

●Sub modalities(V/A/K)
 サブモダリティ(V/A/K)


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主要なリプレゼンテーショナル・システム

私たちがもつ5つの知覚システム(視覚、聴覚、体感覚、味覚、嗅覚)のうち、視覚、聴覚、体感覚の3つの知覚システムを、主要なリプレゼンテーショナル・システム(Primary Representational system)と呼んでいます。

脳







《Primary Representational system》
視覚(Visual ヴィジュアル)…Visual/Sight
聴覚(Auditory オーディトリー)…Auditory/Hearing
体感覚(Kinesthetic キネステティック)…Gustatory/Taste


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リプレゼンテーショナル・システム

私たちは、5種類の知覚システム(視覚、聴覚、体感覚、味覚、嗅覚)を通して、外界の情報を取り入れています。そして、大脳皮質の専門領域で情報を処理し、コード化を行っています。このような知覚システムの神経経路を、リプレゼンテーショナル・システム(Representational system)と呼んでいます。

脳








《Representational System》
視覚(Visual ヴィジュアル)…Visual/Sight
聴覚(Auditory オーディトリー)…Auditory/Hearing
体感覚(Kinesthetic キネステティック)…Kinesthetic/Body Sensations
嗅覚(Olfactory オルファクトリー)…Olfactory/Smell
味覚(Gustatory ガスタトリー)…Gustatory/Taste


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リプレゼンテーションという言葉について

プレゼンテーション presentation という言葉は、自分の目の前に現われているものをそのまま提示することを意味します。また、リプレゼンテーション representation という言葉は、自分の目の前に現われているものを、他の手段を使って再提示することを意味します。

例えば、目の前にあるリンゴをそのまま提示するのはプレゼンテーション presentation と言い、目の前にあるリンゴを絵画や言葉など、他の手段を使って再提示するのはリプレゼンテーション representation と言います。

リンゴ








【現代美術用語辞典artscapeより】
「表象」あるいは「再現」「上演」「代理」など。もっとも広い意味においては、人間が経験を通じて生み出す観念や図像を含めたイメージ全般のこと。この言葉そのものは、ギリシャ語の「phantasia」およびラテン語の「repraesentatio」に由来する古い言葉であり、プラトン以来の哲学においてもっとも多くの議論が重ねられてきた概念のひとつである。その定義は論者によってさまざまだが、アリストテレスが人間の本質を「表象能力」に定めて以来、「表象」が主体としての人間にとって不可欠な能力であるという点はおおむね共有されている。この種の議論における「表象」とはいわば人間が日常的に抱く心理的なイメージのことであり、そこでは人間が世界を経験するときの認識のあり方が問われていると言える。他方、「表象」とは人間の心理的なイメージばかりでなく、私たちの身の周りに存在する具体的なイメージを意味する言葉でもある。例えば絵画や彫刻にとどまらず、ある言語記号や指示記号のように、他の何かを直接/間接に指し示しうるものはすべてこの「表象」に含まれる。特に20世紀後半になると、ミシェル・フーコーやエドワード・サイードらの議論を契機として、「表象」は実際の政治や文化の背後にある権力関係を分析するための操作概念として広く用いられるようになる。以上のような多義性を踏まえ、英語の「representation」をはじめとする同系列の言葉は、現在の日本語では文脈によって訳し分けられることが一般的である。いくつかの例を挙げれば、造形芸術の文脈ではある事物の「再現」や「描写」、演劇の文脈では作品の「上演」や「演出」、政治の文脈では「代表(制)」となる。これ以外にも、場合によって「代理」「表現」「再呈示」などさまざまな訳語が充てられるが、本項の最初に挙げた「表象」がその他の意味を包含しつつ使用されることが一般的である。(星野太著)

引用:
現代美術用語辞典artsape:「リプレゼンテーション」


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クラシックNLP用語「等価の複合観念」

等価の複合観念(complex equivalence)

言葉と、それに対応して感覚上で起きてくることの結びつきを表わしている。たとえば、ある人は「リンゴ」という言葉から、視覚的に〈赤くて、特有な形〉をイメージしたり、聴覚的に〈歯でかむときのサクサクした音〉を聞いたり、触覚的に〈手ざわり〉を感じたり、味覚として〈甘酸っぱい味〉を感じたりする。

ノート










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クラシックNLP用語「代表システム」

代表システム(representational system)

人間の感覚器官を通して入ってきた情報は、内部でさまざまに処理・加工され、その一部が意識化される。私達は現実の世界そのものをとらえているのではなく、それぞれの人が独自の地図のようなものを心の中にもっていて、それを通して現実の世界を理解している。その意味で、とらえている現実像は現実そのものではなく、その人にとって現実の世界を代表するものである。こうして、一部代表して意識化される過程は、知覚システムに対応して行なわれているもので、視覚、聴覚、触運動覚、嗅覚、味覚に区別することができ、これを代表システムという。人によって、特定の決まった知覚システムを代表システムとして用いる傾向がある。

ノート










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クラシックNLP用語「ストラテジー」

ストラテジー(strategy)

感覚入力した情報を処理し、一点の反応が引き出されるまでの内部で起こる過程。たとえば、一定の状況(刺激)で一定の反応をする場合、そこには刺激−反応過程として働くストラテジーを持っている。

ノート










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NLPという名称について

NLP という言葉は、Neuro-Linguistic Programming の略称で、日本では「神経言語プログラミング」と訳されています。Neuro-Linguistic Programming(神経言語プログラミング)という名称は、NLP の特徴を端的に表すものとなっています。

Neuro
(神経の)
外側の世界との接点は、五感の感覚受容体です。感覚の情報は、受容体から脳の皮質に投射され、変換されて、感覚に基づいた外側の世界の表象(
representation)が作成されます。

Linguistic
言語の)
私たちは、言語を通して感覚的経験をコード化し、個人的な意味を作り出します。私たちは、現在の感覚情報を以前にコード化した表象(
representations)と比較してマッピングし、次に、言語の記述をラベルすることにより、これを行います。

Programming
(プログラミング)
(上述の)処理がされてきたものに反応する私たちの内側及び外側の出力パターン。


脳










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NLP最初の著作

NLPが誕生するきっかけとなった4冊の著作があります。

ジョン・グリンダーとリチャード・バンドラーは、当時、心理療法の分野で高い成果を上げていた2人のセラピスト、フレデリック・パールズ(フリッツ・パールズ)とヴァージニア・サティアの治療プロセスに注目しました。グリンダーとバンドラーは、彼らの言葉と行動のパターンについて、深く観察して模倣し、評価し、コード化しました。このプロセスについて書かれているのが下記の2冊です:

The Structure of Magic, Vols., Bandler, R. & Grinder, J., 1975.
The Structure of Magic, Vols., Bandler, R. & Grinder, J., 1976.

The Structure of Magic: A Book About Language and Therapy
John Grinder
Richard Bandler
Science & Behavior Books
1975-06








上記2冊の日本語版が亀田ブックサービスより出版されました。
(2冊が1冊にまとめられています)

魔術の構造
ジョン・グリンダー
リチャード・バンドラー
亀田ブックサービス
2000-08

亀田ブックサービスの公式サイトはこちらです:
亀田ブックサービス


その後、3人目のセラピスト、ミルトン・エリクソンの研究を加えました。グリンダーとバンドラーは、彼の言葉と行動のパターンについて、深く観察して模倣し、評価し、コード化しました。このプロセスについて書かれているのが下記の2冊です:

Patterns of the Hypnotic Techniques of Milton H.Erickson, M.D, Vols., Bandler, R. & Grinder, J., 1976.
Patterns of the Hypnotic Techniques of Milton H.Erickson, M.D, Vols., Bandler, R. & Grinder, J., 1977.

Patterns of the Hypnotic Techniques of Milton H. Erickson, M.D.
John Grinder
Richard Bandler
Metamorphous Advanced Product Services
1975-06


Patterns of the Hypnotic Techniques of Milton H. Erickson VOLUME2
John Grinder
Richard Bandler
Metamorphous Advanced Product Services
1997-06



上記2冊の日本語版が春秋社より出版されました。
 
ミルトン・エリクソンの催眠テクニックII: 【知覚パターン篇】
ジョン・グリンダー
リチャード・バンドラー
春秋社
2012-04-25

春秋社の公式サイトはこちらです:
春秋社


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NLPが誕生した経緯



NLP(Neuro-Linguistic Programming: 神経言語プログラミング)は、1970年代初頭、アメリカのカリフォルニア州サンタクルーズ校(UCSC)で、2人の創始者によって誕生しました。人間の卓越性に関する明快なモデルを作成するということが目的でした。

カリフォルニア大学サンタクルーズ校: University of California, Santa Cruz, UCSC
公式サイト−UC Santa Cruz(英語版)

UCSC & Santa Cruz aerial view.
The Great Meadow is the undeveloped area between city and university.
サンタクルーズ
















Baskin Engineering Plaza
サンタクルーズ
















Organic farm rows
サンタクルーズ
















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【NLP共同創始者】


ジョン・グリンダー博士(John Grinder, Ph.D 1940-) 
Grinder
















・NLP創始時は36歳。
・カリフォルニア大学サンタクルーズ校の言語学助教授。
・専門は変形生成文法(transformational-generative grammar)。
・短期療法(Brief Therapy)のひとつの潮流となったNLPをバンドラーと創始。


リチャード・バンドラー(Richard Bandler, 1950-)
Bandler01














・NLP創始時は25歳。
・カリフォルニア大学サンタクルーズ校の学生。
・専門は心理学。
・ゲシュタルト療法を研究する過程でジョン・グリンダーと出会い、共同でNLPを創始。


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【NLP最初の研究対象】


グリンダーとバンドラーは当時、心理療法の分野で高い成果を上げていた2人のセラピスト、フレデリック・パールズ(フリッツ・パールズ)ヴァージニア・サティアに注目しました。その後、3人目のセラピスト、ミルトン・エリクソンの研究を加えました。彼らはそれぞれ異なるセラピーのスタイルで素晴らしい成果を出していました。

グリンダーとバンドラーは、この3人のセラピスト治療プロセス(言葉と行動のパターン)について、深く観察して模倣し、評価し、コード化しました。

 ステップ1. 卓越した3人のセラピストを観察し、模倣する。
 ステップ2. 模倣したものを評価する。
 ステップ3. コード化し、マッピングする。




フレデリック・サロモン・パールズ(Frederick Salomon Perls, 1893-1970)
Perls01













・ドイツ系ユダヤ人の精神科医。精神分析医。
・ゲシュタルト療法という心理療法の1つの学派を創設する。
・自称 “Fritz Perls”(フリッツ・パールズ)。


ヴァージニア・サティア(Virginia M. Satir, 1916-1988)
Virginia_Satir01













・アメリカの心理療法家。
・家族療法(Family Therapy)の創始者のひとり。
・家族療法の母(Mother of Family Therapy)と称される。


ミルトン・エリクソン(Milton H. Erickson, 1901-1980)
Milton_Erickson01












・アメリカの精神科医。心理学者。催眠療法家。
米国臨床催眠協会の創設者、および初代会長。
 The American Society of Clinical Hypnosis(ASCH)


以上、グリンダーとバンドラーが当時、心理療法の分野で高い成果を上げていた3人の心理療法家のセラピースタイルを研究した結果として誕生したものが NLP(Neuro-Linguistic Programming)です。


NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール

ロゴマーク


NLPが誕生した経緯

Downtown Santa Cruz, California from Mission Hill
サンタクルーズ











A Pacific Avenue street corner
サンタクルーズ














Natural Bridges State Beach
サンタクルーズ
















1972年、アメリカのカリフォルニア大学サンタクルーズ校で、当時、言語学の助教授であったジョン・グリンダーと、同大学の学生として最終学年に在籍していたリチャード・バンドラーは、お互いのことをよく知るとても親しい間柄でした。

バンドラーは、精神科医フリッツ・パールズが提唱していたゲシュタルト療法に強い関心をもっていました。そして、バンドラーは、自分の友人で、SCIENCE AND BEHAVIOR BOOKS, INC. という出版社のオーナーでもあったボブ・スピッツアーのために、フリッツ・パールズのセラピーを研究することを思いつき、彼の個人セッションをできるだけ大量にビデオに録画しました。このビデオテープは後に、SCIENCE AND BEHAVIOR BOOKS, INC. から出版された『治療の目撃者』という本の材料となりました。

ボブ・スピッツアーは、サンタクルーズに貸家を所有しており、それを友人にレンタルしていました。当時、分化人類学や精神医学の研究者でありカリフォルニア大学でも教授として教鞭をとっていたグレゴリー・ベイトソンもサンタクルーズに住んでいましたので、バンドラーは、いくつかの理由から、ボブ・スピッツアーの貸家のすぐ近くに引っ越してきました。

バンドラーは、毎週一回、月曜日の午後に、ゲシュタルト療法を使ったグループワークを行いました。このグループワークの参加者はカリフォルニア大学の学生が多く、その参加費は1回5ドルという安いものでした。バンドラーは、この定期的に開催したグループワークの中で、みずからフリッツ・パールズの模倣によるセラピーの個人セッションを行い、クライアント役になった人たちに劇的な効果をもたらせていました。

バンドラーが行っていたフリッツ・パールズのモデリングは、直感的で、非常に卓越したものでした。そして、模倣の対象となったフリッツ・パールズ自身のレベルをはるかに超えるものでした。このように、自分の意識を深い変性意識状態に置いて、モデリング対象者が達成しているのと同じ、あるいはそれ以上のレベルのパフォーマンスを無意識的に達成できるようにする方法を、今日では、ディープトランスアイデンティフィケーション(Deep Trance Identification/DTI)と呼んでいます。

バンドラーは、理論的な解釈に秀でているグリンダーに、ゲシュタルト療法がとても興味深いものであることを伝え、自分が行っているセラピーの個人セッションを観察して、理論的な分析をして欲しいと依頼しました。しかし、グリンダーは気が進まず、バンドラーの依頼を断りました。しかしその後、バンドラーからの度重なる招待の末、グリンダーはしぶしぶバンドラーが行っているグループワークの会場に足を運んでみることにしました。そこでは、バンドラーとフランク・ピューセリックが、ゲシュタルト療法のワークを行っており、創始者であるフリッツ・パールズよりもさらに短時間でセラピーの劇的な効果を出していることを目の当たりにし、グリンダーは好奇心をそそられ、そのグループワークに加わることにしました。

バンドラーは、自分が行っているゲシュタルト療法のグループワークや個人セッションを、どのようにうまく指導を行っているのか、そして、どのやり方が効果的なのかについて、まだ正確に知ることができなかったのです。実際に、ある技を持っているということと、それをどのようにうまく使っているかを明瞭に知ることとは、大きな違いがあります。

そこで、グリンダーとバンドラーは、ひとつの試みを行うという約束を交わしました。それは、まず最初にバンドラーがゲシュタルト療法のやり方をグリンダーに教えて、次に、グリンダーが、バンドラーがどのようにゲシュタルト療法を行って高い効果を出しているのかを分析して彼にフィードバックするというものです。こうしてグリンダーは、毎週一回、月曜日の午後に、このグループに参加して、バンドラーをモデリングしました。このとき、バンドラーは、特に重要だと思われるパターンを目配せしたり声の調子を変えたりしてグリンダーに知らせるようにしました。

グリンダーは、バンドラーが行っていることを観察し、素早く学び取り、明確に分析することに成功しました。そして、グループに参加した2ヶ月後には、そこで行われていることのパターンを抽出し、バンドラーと同じように実行することができるようになりました。グリンダーはその後、毎週一回、木曜日の午後に、「奇跡の再現」というテーマで、グループワークを開催するようになりました。月曜日の午後にバンドラーが行なったゲシュタルト療法のグループワークを、木曜日の午後にグリンダーが「奇跡再現」という名称で同じ内容のものを行うというものです。この2つのグループワークから生み出される成果は成功していきました。

このように、バンドラーが直感的に行っていたワークを、グリンダーが分析し、パターン化した結果、NLPの最初の著書『魔法の構造』が誕生しました。セラピーの魔法使いが駆使しているスキルとして、第1巻では「言語パターン」が、第2巻では「非言語パターン」が分析的に記述されています。

バンドラーは、次に、家族療法の母と言われるヴァージニア・サティアが、家族療法家のためにカナダで開いていた1ヶ月間という長期間のトレーニング・セミナーに参加し、ビデオに録画をするという仕事を得ました。バンドラーはもともとヴァージニア・サティアと会ったことがあり、非常に親しい間柄でした。バンドラーは家族療法のセミナーが行なわれているあいだ、ずっと録音室に閉じこもり、外界との繋がりはセミナー会場とのマイクだけでした。彼は2つに分割したイヤフォンを持っていて、片方の耳で録音レベルを調節しながら、もう一方の耳ではよくピンク・フロイドのテープを聞いていました。

このトレーニング・セミナーの最後の週に、ヴァージニア・サティアは、模擬的なカウンセリングの状況を設定して、自分がこのセミナーで教えてきた内容を使ってどのように解決するかについてセミナーの参加者に質問をしました。それに対して参加者たちの多くは回答することができず、当惑したようすで時間が過ぎていました。そのとき、バンドラーは部屋から大急ぎで駈け下りてきて、バージニア・サティアが教えてきた内容を使って、カウンセリングの中で提示された問題を見事に解決してみせました。それに対してヴァージニア・サティアは、「まさにその通り」と言いました。バンドラーはヴァージニア・サティアの治療のパターンを意識して学ぼうとはしていませんでしが、参加者の誰よりもよく知っているという奇妙な状況になっていました。バンドラーはなぜ自分がそのような状況になっているのかを自分で理解することはできませんでした。そこで、グリンダーは、ヴァージニア・サティアが教えていたものを、バンドラーからモデリングして、分析して見せました。バンドラーとグリンダーの観察対象者のモデリングの能率はかなりのレベルまで向上していました。ヴァージニア・サティアのモデリングは、2ヶ月ではなく、3週間で仕上げていました。

1976年、グリンダーとバンドラーは、ヴァージニア・サティアと共著で、『家族とともに変化』を出版しました。この著書では、セラピストが、知識をもって対応することが必要なコミュニケーションのパターンが分析され、家族療法のための基本戦略が論じられています。

−Bandler, R., Grinder, J., & Satir, V.(1976). Changing With Families: A book about further education for being human. Palo Alto, California: Science and Behavior Books.

NLP関連書籍

















Changing With Families a Book About Further Education for Being Human Vol 1. Viii, 194P
John Grinder
Richard Bandler
Virginia Satir
Science & Behavior Books
1976-12




このようにして、グリンダーとバンドラーは、ゲシュタルト療法の創始者フリッツ・パールズと、家族療法の母と言われるヴァージニア・サティアの2人の卓越した心理療法家のモデリングに成功しました。フリッツ・パールズとヴァージニア・サティアはまったく異なる性格を持っており、同じ部屋で共に過ごすことができなかったという事実があるほどです。従って、2人のセラピーモデルは対照的であり、それだからこそ、2人のセラピーをモデリングすることができたということが、グリンダーとバンドラーにとって補完的な効果をもたらしました。

そういった成果を知ったグレゴリー・ベイトソンは、門下生であるグリンダーとバンドラーに次のような提案をしました。

「アリゾナ州のフェニックスに非常に、ミルトン・エリクソンという非常に奇抜な催眠療法家がいる。エリクソンを訪問して、彼について研究してみなさい」

このベイトソンの助言を受けて、グリンダーとバンドラーは、ミルトン・エリクソンの治療プロセス、すなわち、彼が使用している「言葉と行動のパターン」を観察し、それらを分析し、実用的なモデルとして体系化し、『ミルトン・エリクソンの催眠的テクニックのパターン第1巻』(1975)、『ミルトン・エリクソンの催眠的テクニックのパターン第2巻』(1976)という2冊の本を出版しました。ミルトン・エリクソンは、米国臨床催眠協会(ASCH)の創設者で、現代もっとも広く認知され、臨床的にも多くの成功を修めた精神科医です。グリンダーとバンドラーは、ミルトン・エリクソンの言語、および行動のパターンを観察し、直感的なモデリングと緻密な分析を行い、2〜3日ほどで文章会して、本として出版しました。

Patterns of the Hypnotic Techniques of Milton H.Erickson, M.D, Vols., Bandler, R. & Grinder, J., 1976.
Patterns of the Hypnotic Techniques of Milton H.Erickson, M.D, Vols., Bandler, R. & Grinder, J., 1977.

Patterns of the Hypnotic Techniques of Milton H. Erickson, M.D.
John Grinder
Richard Bandler
Metamorphous Advanced Product Services
1975-06


Patterns of the Hypnotic Techniques of Milton H. Erickson VOLUME2
John Grinder
Richard Bandler
Metamorphous Advanced Product Services
1997-06


上記2冊の日本語版が春秋社より出版されました。
 



2人の卓越した心理療法家のモデリングに成功したグリンダーとバンドラーは、その後、カリフォルニアで、医師やセラピストの手に負えないような重度のクライアントをセラピーするビジネスを始めました。その際に、2人は、「あらゆる方法がうまくいかず、最後の最後の手段として、私たちのところに訪ねてきてください」という条件を課していました。この条件は、ミルトン・エリクソンがクライアントの家族に課していた条件と同じでした。ある意味、この条件というのは、クライアント側の「絶望的コミットメント」がなければ奇跡的治療はありえないということでもありました。

グリンダーとバンドラーは、NLPが誕生するきっかけとなる数冊の著書を出版したあと、一連のワークショップの開催を始めました。そして、これらの一連のワークショップの内容は、録音テープをもとに、後日、転記編集されて、次のような著書で紹介されています。

−Frogs Into Princes, Bandler, R. & Grinder, J., 1979.
  邦訳『王子様になったカエル』
−Trance−Formations, Grinder, J. & Bandler, R., 1981.
  邦訳『あなたをかえる神経言語プログラミング』



あなたを変える神経言語プログラミング
リチャード バンドラー
東京図書
1997-10-01



−Reframing, Bangler, R. & Grinder, J., 1981.
  邦訳『リフレーミング』






グリンダーとバンドラーが共同で行っていた一連のワークショップでは、強いトラウマを抱えた人々が数分間でそれを克服できるような劇的なセラピー効果を達成していたため、NLPの良い噂が口コミで広がっていきました。その後、NLPは、米国全土に広まり、英国をはじめとする西洋の国々にも広まっていきました。

1980年、NLP共同創始者ジョン・グリンダーとリチャード・バンドラー、そして、NLP共同開発者ロバート・ディルツとジュディス・ディロージャの4人は、『NLP』(第1巻)という共著を出版しました。「NLP」という名称が初めて登場したのがこの著書です。これらの事実から、おそらく、4人で編纂したこの『NLP』(第1巻)という著作によって、」「NLP」というものが完成されたと思われます。

−Neuro-Linguistic Programming: Volume1, Grinder, J., Bandler, R., Dilts, & Delozier, J., 1980.

Neuro-Linguistic Programming
John Grinder
Richard Bandler
Judith Delozier
Robert Dilts
Meta Publications
1980-06-01



また、1980年は、非常に重要なNLPのベストクラシック入門書『Magic of NLP』の初版が出版された年でもあり、NLPが心理療法の代替学派のひとつから、さらに適応性のある一般的なコミュニケーション心理学の方法論へと変容したという歴史的事実とも呼応しています。

−Magic of NLP demystified, Lewis, B., & Pucelik, F., 1980.


Magic of NLP Demystified
Byron Lewis
Frank Pucelik
Crown House Pub Ltd
2012-08-13


上記の日本語版が株式会社メディアート出版より出版されました。

Magic of NLP―解明されたNLPの魔法
バイロン・A. ルイス
フランク・ピューセリック
メディアート出版
2005-07



同年、NLP共同創始者グリンダーとバンドラーの師グレゴリー・ベイトソンがこの世を去り、それと同時期に、グリンダーとバンドラーのパートナーシップが解消されました。そこで、続編となる『NLP』(第2巻)の編集と出版は中止となりました。このことからも、『NLP』(第2巻)は非常に重要な位置づけをもつ著書となりました。

NLP共同開発者ロバート・ディルツとジュディス・リロージャは、未完成のプロジェクトを完成させるため、NLP事典の執筆に着手しました。そして、『体系的NLPとNLP新コーディングの百科事典』(全2巻)が完成し、2000年にNLPユニバーシティから出版されました。この事典はA4サイズで各巻800ページ、合計1600ページの大書です。

−NLP事典『体系的NLPとNLP新コーディングの百科事典』(全2巻)
Encyclopedia of Systemic Neuro-Linguistic Programming and NLP New Cording, Dilts, R., & Delozier, J., 2000
NLP関連書籍














NLPの本質的な体系は、1980年に出版された『NLP』(第1巻)がこの世に現われたあたりでほぼ完成されており、その後は、NLPの体系を各分野に適用するワークしか展開されていないように思われます。

NLP共同創始者ジョン・グリンダー氏は、NLPのモデリング局面をNLPの真髄と位置づけています。グリンダー氏は、(NLPモデリングの結果として生まれた)NLPの創始以来、ほぼ(公式を応用するだけの)NLP適用しか発展してきていないという警告を発しています。

ジョン・グリンダー氏の言葉:
「1970年代、私とバンドラーが行ったさまざまな帰納法的ワーク(例えば、卓越した心理療法家がセラピーを行っている場面のVTRを何度も繰り返して見ることによって、膨大な生のデータから、その卓越した心理療法家の言語や行動パターンの公式を見出すワーク)の結果、NLPという新しい体系を作り出しました。そして現在、NLPは、ビジネス、教育、司法、セラピー、プレゼンテーション、スポーツ、芸術など、さまざまな分野において幅広く浸透しています。そして今後も、ほぼすべての分野に深く行き渡っていくことでしょう。しかし私の見るところ、1970年代に私とバンドラーがNLPを創始したあとは、NLPの(さまざまな分野への)適用というものだけが存在してきているようで、私とバンドラーが行ったような、努力をして新しいものをクリエイトするNLP実践者が新たに出てこない限り、NLPは今後、徐々に衰退していき、やがて消滅してしまう可能性があると思っています。」

Grinder

















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