New Code NLP School

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士とNLP共同開発者カルメン・ボスティック・サンクレア女史が監修するニューコードNLPスクールの公式ブログです。

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■言語パターン編

ミルトン・エリクソンの総合的戦略

Milton_Erickson













神経学の主要な貢献のひとつで、催眠行動の理解に役立つのは、分離脳患者の研究である。分離脳患者と脳損傷患者との間に見られる右脳と左脳の際を観察することによって(Gardner)、人間の大脳のふたつの半球は異なる機能に役立っていることが明らかになっている。催眠を行なっているときのエリクソンの行動は、こうした差異を直観的に理解していることを示しているように思う。言語学が提供する豊かなリソースは、人間が言語の複雑な文節をどのように無意識レベルで処理しているかを理解するのに役立っている。

これら二分野の研究によって提起された問題−無意識とは何か−は、解決が延び延びになっている。これに対する完璧な回答は未だ出ていないが、エリクソンが無意識という言葉を使うときには、心理学のフロイト派の基礎が残した同じ用語がいう内容以上のものに言及していると私たちは硬く信じている。エリクソンは意識レベルの下で発生する優位大脳半球の機能に一部言及しつつ、非優位脳半球の機能にも言及している、彼はたぶん心的処理のこれらふたつの面以上に言及しているのだろうが、彼のこの言葉の使用には必ずこのふたつの機能が含まれている、と私たちは確信しているのである。

トランス誘導を行なっているときのエリクソンの総合的戦略には、以下の三つの特徴があるように思う。

(1)ペーシングして、優位(言語)半球の意識をそらす
(2)優位半球を利用し、意識レベルの下で発生する言語処理を行なう
(3)非優位半球にアクセスする



(ミルトン・エリクソンの催眠テクニック[言語パターン編]p.11-12より)


One of the major contributions of neurology thathelps us to understand hypnotic behavior is the study of split-brain patients. Observations regarding hemispheric differences made of split-brain patients, and brain-damaged patients (Gardner) reveal that the two cerebral hemispheres of the brain in humans serve different functions. Erickson's behavior in hypnosis seems to demonstrate an intuitive understanding of these differences.

The field of linguistic offers us a vast resource for understanding how humans process complex segments of language at non-conscious levels. The research in these two fields raises the long overdue question: What is an unconscious mind? We, as yet, have no complete answer to this question; however, we do believe that when Erickson uses the term unconscious mind he is referring to more than just some term left over from the Freudian foundations of psychology. We believe he is referring partially to the functioning of the dominant cerebral hemisphere that occurs below the level of awareness, and also to the functioning of the non-dominant cerebral hemisphere. He is probably referring to more than these two aspects of mental processing, but we are sure that his use of this term includes these two functions. His overall strategy while conducting trance inductions appears to have these three dimensions.

(1) Pacing and distraction of the dominant (language) hemisphere;
(2) Utilization of the dominant hemisphere, language processing which occurs below the level of awareness;
(3) Accessing of thenon-dominant hemisphere.




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ミルトン・エリクソンの催眠テクニック:読者へのガイド

Milton_Erickson

 Young Milton H. Erickson

天才セラピストはいかに語りかけるか

ミルトン・エリクソンは、医療催眠の第一人者として、世界的に賞賛されている。催眠に関する専門論文を百本以上書き、1920年代以降は、催眠を教授し、催眠による治療を行い続けている。

催眠には、人類に提供しうる大きな可能性があるが、その可能性を探究し、かつ、それを立証するエリクソンの能力は、この分野の誰よりも優れている。しかし、科学者たちはその能力に困惑した。それゆえ、眼前で彼が行なったことが否定しよもない現実であり、そこでは、人間の心には到底なしえないと思われていることが起きていたにもかかわらず、彼の業績を概して奇跡とみなすか、ありえないこととして糾弾している。

さらに、彼の弟子には、彼がいとも手軽に使う催眠技法を実際に使えるようになる者がほとんどいない。ミルトン・エリクソンが催眠誘導を行ない、意識の催眠状態を利用する間に示す行動は、きわめて複雑だ。それでいて、非常に体系的でもある。すなわち、彼の行動には特徴的なパターンがあるということだ。一方、わたしたちには、複雑な人間行動の明示的なモデルを構築するスキルがある。つまり、そうした複雑な行動パターンを示す地図をわたしたちが創れば、ほかの人びとがその地図を使ってその行動パターンを学び、利用できるようになるのである。ノーム・チョムスキーが現代の生成文法の一モデルを表わす最初の公式について語った言葉を引用しておこう。

…ひとつは、言語構造について、はっきりした形をもつ一般理論を構築し、そうした理論の基盤を探ろうとしているのである。言語学で厳密な公式を探究するのには、論理的な正確さに対する単なる関心や言語分析法を洗練して揺るぎないものにしたいという希望よりもはるかに重い動機がある。正確に構築された言語構造モデルは、発見自体のプロセスの中で、否定的にも肯定的にも、重要な役割を果たす可能性がある。正確ではあるが不充分な公式化を押し通し、容認できない結論に到ることによって、なぜ不充分なのか、まさにその原因をしばしば顕在化させることができ、その結果として、言語学的データをより深く理解できるようになる。もっと前向きにいえば、はっきりした形をもつ理論が構築されれば、元々その理論で解決しようとしていた問題以外の数多くの問題の解決法が自動的にもたらされるかもしれないということである。

本書は、これと同じことを催眠の分野で行なおうとする私たちの努力を示すものである。

エリクソンは、私たちのこのスキルを認め、催眠を行なう他の人びとが自分の強力なツールやテクニックを利用できるよう本書を構成してほしいといった。催眠を行なっている最中のエリクソンの行動パターンをいくつか本書で提示しているのは、私たち著者の意向である。私たちは読者がこれらのスキルを自分の仕事で活かせるよう、簡単に学習できる段階的な形で、明示的なモデルを提供するつもりである。第鬼は三部から成り、それぞれにおいて、モデリングの三つのレベルを説明している。

第吃瑤砲蓮▲┘螢ソンの論文を数本掲載している。彼のワークがよくわかり、わくわくする好例である。彼の行動パターンを特定する注釈を併記している箇所があるが、私たちが特定したパターンでは、エリクソンのワークで提示されているものを論じ尽くしているとは決していえない。本書は、この作業に着手すること、同時に、エリクソンの言語パターンのもっとも本質的な要素を提示することのみを目指すものである。

第局瑤任蓮△修Δ靴織僖拭璽鵑鯡詰のないグループに分類している。これによって、エリクソンのワークを理解し、催眠に関する自分自身の体験を体系化するための総合的な方法をつかんでいただければと思う。私たちの目的は、読者の皆さんにこうしたパターンに親しんでいただくこと、そして、それらがエリクソンのワークでどのように発生しているかを例示することである。そのために、すでに世に出ている彼のワークに関するさまざまな論文を部分的に引用している。その大半は、トランスクリプトの類である。

第敬瑤任蓮第機↓局瑤覇団蠅靴織僖拭璽鵑鮹奮的に系統立てて提示している。第敬瑤量榲は、各パターンの形式的な特徴を理解していただけるようにし、そのパターンを構築する際に必要なスキルを提供することである。そうすることで、読者はエリクソンの行動パターンを手に入れ、それらを自らのワークで活用できるようになると私たちは信じている。

本書を入念に読み、ある程度の時間をかけて各パターンを実践することを強くお勧めする。本書はそもそも、小説としてではなく、トレーニング・マニュアルとして計画されたものである。注意深く何度も繰り返し活用することによって、ぜひとも最高の実りを手にしていただきたいと思う。
(ミルトン・エリクソンの催眠テクニック[言語パターン編]読者へのガイドより)

ミルトン・エリクソンの催眠テクニックI: 【言語パターン篇】






森林












Milton Erickson is internationally acclaimed as the leading practitioner of medical hypnosis. He has written more than a hundred professional articles on hypnosis and has taught and practiced hypnosis since the 1920's. He, more than any other human being in this field, has been able both to explore and to demonstrate the vast potentials that hypnosis has to offer humaniry, His ability baffles the scientific mind, and his accomplishments, typically, are either viewed as miracles or denounced as impossibilities, although first-hand experience presents him as an undeniable reality, a striking contrast to what most people believe is possible for the mind to accomplish. Furthermore, few of his students have learned to exercise the skills in hypnosis that Milton Erickson uses so easily. The behavior Milton Erickson demonstrates while both inducing and utilizing hypnotic states of consciousness is extremely complex. Yet he is very systematic; that is, his behavior has distinctive patterns.

Our skill is in building explicit models ofcomplex human behavior. What this means is that we build maps of these complex patterns of behavior and these maps then allow other people to learn and use these behavior patterns. We quote Noam Chomsky's remarks concerning his initial formulation of a model for modern transformational linguistics.

... forms part of an attempt to construct a formalized general theory of linguistic structure and to explore the foundations of such a theory. The search for rigorous formulation in linguistics has a much more serious motivation than mere concern for logical niceties or the desire to purify well-established methods of linguistic analysis. Precisely constructed models for linguistic structure can play an important role, both negative and positive, in the process of discovery itself. By pushing a precise but inadequate formulation to an unacceptable conclusion, we can often expose the exact source of this inadequacy and, consequently, gain a deeper understanding of the linguistic data. More positively, a formalized theory may automatically provide solutions for many problems other than those for which it was explicitly designed. 

This volume represents our effort to perform this same service for the field of hypnosis.

When Erickson recognized this skill, he expressed the hope that this volume would be constructed so that other practitioners of hypnosis would have available to them his powerful tools and techniques. It is the authors' intention in this first volume to present to you some of the patterns of Erickson's behavior in hypnosis. We intend to give you, in an easily learnable, step-by-step manner, an explicit model which will make these skills available to you in your own work. This book has three stages or levels of modeling,each represented by a separate part.

Part I contains several of Erickson's articles, exciting examples of his own work. We will present a parallel commentary that will identify the patterns in his behavior. The patterns we will identify do not, by any means, exhaust what is present in Erickson's work. This volume is designed only to begin this process, and, at the same time, to present the most essential elements of Erickson's language patterns.

In Part II we will take these patterns and sort them into natural groupings. Hopefully,this will provide you with an overall way of both understanding Erickson's work and organizing you own experience in hypnosis. Our purpose is to familiarize you with these patterns, and to show examples in which they occur in Erickson's work. This will be accomplished by excerpting small portions of various published articles about his work, most of them of a transcriptual nature.

Part III of this volume is a step-by-step, explicit presentation of the patterns identified in Parts I and II. This Part isintended to give you the skills necessary to construct each pattern through an understanding of its formal characteristics. Our belief is that in this way thepatterns of Erickson's behavior will be made available an to you for use inyour own work.

We strongly recommend that you read this volume carefully and that you spend some time experimenting with each pattern. This book is designed primarily asna training manual, not as a novel. Careful use and re-use will real the best rewaeds for you.

FOOTNOTE
1. Syntactic Structures, Mouton & Co.,The Hague, 1957, p. 5.

 




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ミルトン・エリクソンの催眠テクニック:まえがき

Milton_Erickson



 Young Milton H. Erickson

1919年、高校を卒業してまもなく、私はポリオを発症し、数ヶ月の間ほぼ全身が麻痺しました。無事だったのは、目と耳と思考力だけでした。農場の我が家に隔離状態となったため、気晴らしになるようなことはほとんどありませんでしたが、幸い、以前から人間の行動に関心があったので、両親や8人きょうだい、さらには、私のケアをしてくれていた准看護師の行動を観察するようになりました。体を動かせないため、私の観察はどうしても、彼らが私に関してどのようなコミュニケーションを取り合っているかという点に絞られました。

当時の私には、ボディランゲージやそれ以外の非言語的コミュニケーションについて、すでに多少の知識はありました。しかし、たった1回のやり取りにも、言語的コミュニケーションと非言語的コミュニケーションとの間に頻繁に矛盾があることに気づいて、私は驚きました。しかもそれは、私にとって、しばしばぎょっとするような矛盾でした。これに興味をかきたてられた私は、ことあるごとにますますじっくり観察するようになりました。

「ダブルテイク〔ひとつの言葉が二重の解釈をもちうること〕」とは、しばしばまったく別の経験から来る連想を基盤とした、異なるふたつの理解レベルにおける知覚のことですが、これに気づいたことで、観察の新たな場が開けました。やがて、「トリプルテイク」も起こりうることに気づくと、私は頭の中で、ひとつのコミュニケーションについていろいろなフレージング(言葉づかい)を繰り返し練習し、異なる理解レベルで異なる知覚を発生させたり、さらには、特性が矛盾するような知覚を発生させたりするようになりました。こうした努力を重ねた結果、そのほかにも数多くの要因がコミュニケーションを支配していることを認識するようになりました。そうした要因には、たとえば、声の調子、時間的な価値、提示の順序、遠近関係、内在的な矛盾、削除、歪曲、冗語、強調の過不足、直接/間接、曖昧さ、適/不適などがあります。

また、どうやら知覚と反応には複数のレベルがあり、それらは必ずしも、普通の気づき、すなわち、意識的な気づきのレベルにあるわけではなく、自己が認識しない理解レベルにあって、それがしばしが「本能的」や「直観的」という言葉で表現されているのだということも明らかになってきました。

その好例としてわかりやすいのは、何といっても、フランク・ベーコンが舞台演劇「ライトニン」で主役として見せた演技でしょう。彼はさまざまな場面において短く「ノー」というだけで、少なくとも16種類の意味を伝えました。例えば、明確な「ノー」、微妙な「イエス」、望みをほのめかす「まだです」、面白がっていう「ばかじゃないの!」、さらには、強烈に否定する「何があろうとも絶対に」といったものまで伝えていました。声の調子が変われば、それがひとつの語彙となって、言葉によるコミュニケーションを実際に変えることができるということであり、これはボディランゲージでも同様です。

その後、私は、クラーク・L・ハルによる実験的な催眠に出会い、注意を向ける焦点の数を減らすことや具体的な焦点を選択して操作することの可能性に気づくようになりました。これがきっかけとなり、コミュニケーションの複雑さに関する自分の気づきと、催眠に関する自分の理解とを結びつけ、実験や心理療法に役立てるようになりました。

私は、いまこうして、リチャード・バンドラーとジョン・グリンダーによる本書の「まえがき」を書いていますが、本書は、私の方法論を完全に説明しきれているとは決していえません。けれども、ふたりは、自ら明言しているとおり、私が自分でするよりもはるかにうまく、私のやりかたを説明しています。私は自分がしていることを理解していますが、どのようにやっているかは、とても説明できません。

その簡単な例としては、娘のクリスティーナが医学生だったころの体験を挙げるといいかも知れません。娘はたまたま、アーネスト・ロッシと私が書いたダブル・バインドに関する論文を取り上げる機会があり、それを読んだあと、面白がって言いました。「なるほど、私はそういうふうにしているってわけね!」その場にいたロッシ博士はすぐに訊ねました。「で、君は何をそいうふうにしているってわけなんだね?」

娘は説明しました。「どんな患者さんにも直腸とヘルニアの検査を拒否する権利があって、実際、多くの患者さんがそうしています。でも、私は、検診のその段階になると、患者さんに共感を込めていうんです。『わかりますよ、こうして私に目や耳や鼻をのぞき込まれ、あちこち突かれたり叩かれたりするのは、さぞかしうんざりでしょうね。でも、直腸とヘルニアの検査が終わったら、すぐに私にさよならが言えますから』って。そうすると、患者さんたちはいつも最後まで我慢して、そのさよならを言おうとするんです」

私は、コミュニケーションの複雑性がさらに分析され催眠に役立てられることを願っていますが、本書一冊にそのすべてを収めるのは無理なようです。また、分析とは別に、入念に構成したコミュニケーションを行うと、実際にはそう請われてないことも多いのに、なぜ、どのようにして、あれほど多くの効果的な反応を患者から引き出せるのかについても、分析されることを願っています。そうした追加の研究がゆくゆく行われることは間違いありません。リチャード・バンドラーとジョン・グリンダーによる本シリーズの第挟を私は期待しています。

本書にこのまえがきを書くことを、ずっと楽しみに思い、名誉に思ってきました。本書が私の催眠技法を中心としたものだから、そういうのではありません。くだくだしい語唱や直接暗示、権威を笠に着た命令に代わって、意味のあるコミュニケーションを行なうべきだということが明確に認識される必要があり、長年の懸案だったその必要が、とうとう満たされたからこそ、そういうのです。
(ミルトン・エリクソンの催眠テクニック[言語パターン編]まえがきより)







森林











An attack of anterior poliomyelitis in 1919, shortly after my graduation from high school, rendered me almost totally paralyzed forseveral months, but with my vision, hearing and thinking unimpaired. Since I was quarantined at home on the farm, there was little diversion available. Fortunately, I had always been interested in human behavior, and there was that of my parents and eight siblings, and also that of the practical nurse who was taking care of me, available for observation. My inability to move tended to restrict me to the intercommunications of those about me.

Although I already knew a little about body language and other forms of non-verbal communication, I was amazed to discover the frequent, and, to me, often startling contradictions between the verbal and the non-verbal communications within a single interchange. This aroused so much of my interest that I intensified my observations at every opportunity.

The discovery that "double takes" were different levels of understanding, often based upon totally different experiential associations, opened a new field of observation. Then, when I discovered that a "triple take" could occur, I began mentally rehearsing the phrasing of a single communication to cause differing perceptions, even contradictory in character, at differing levels of understanding. These efforts led to the recognition of many other factors governing communication such as tonalities, time values, sequences of presentation, near and remote associations, inherent contradictions, omissions, distortions, redundancies, over- and 
under-emphases, directness and indirectness, ambiguities, relevancies and irrelevancies − to name a few.

Also, it became apparent that there were multiple levels of perception and response, not all of which were necessarily at the usual or conscious level of awareness but were at levels of understanding not recognized by the self, often popularly described as "instinctive" or "intuitive. "

Perhaps the best simple example is the instance of Frank Bacon's achievement during his starring role in the stage play "Lightnin'," in which, by the utterance of the single word no at various times, he conveyed at least sixteen different meanings. These meanings included an emphatic No, a subtle Yes, an implied promise of Not yet, an amused Don't be ridiculous, and even the exquisite negative Not even if all hell freezes over! Altered tone of voice can constitute an actual vocabulary of transformation of verbal communication, as can body language.

Then, I was introduced to experimental hypnosis by Clark L. Hull, and I became aware of the possibilities both of decreasing the number of foci of attention and of selecting and maneuvering specific foci of attention. This led to the combining of my aware nesses of the complexities of communication with my understandings of hypnosis, for experimental and psychotherapeutic purposes.

Although this book by Richard Bandler and John Grinder, to which I am contributing this Preface, is far from being a complete description of my methodologies, as they so clearly state it is a much better explanation of how I work than I, myself, can give. I know what I do, but to explain how I do it is much too difficult for me.

A simple example of this may be cited from the experience of my daughter, Kristina, as a medical student. She happened to pick up a paper by Ernest Rossi and myself, on the double bind, and, after reading it, amusedly commented, "So that's how I do it!" Dr. Rossi, who was present, immediately asked, "So that's how you do what?"

She explained,"Every patient has the right to refuse permission for a rectal and hernial examination, and many patients do. But when I have reached that part of the physical examination, I tell my patients, sympathetically, that I know they are tired of having me peer into their eyes, and peak into their ears and up their noses, and poking and thumping here and there, but that, as soon as I complete the rectal and hernial examinations, they can say good-bye to me. And they always wait patiently to say that good-bye"

While I would like still further analyses of the complexities of communication for hypnotic purposes, which would require much more than this book by Bandler and Grinder can encompass, I would also like an analysis of how and why carefully structured communications can elicit such extensive and effective patient responses, often not actually requested. Unquestionably, such additional studies will eventually be made. I look forward to Volume II in this series, by Richard Bandler and John Grinder.

It has been a pleasure and a privilege to write the Preface to this book. I say this, not because it centers around my hypnotic techniques, but because long overdue is the fulfillment of the need to recognize that meaningful communication should replace repetitious verbigerations, direct suggestions, and authoritarian commands.





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