マサイ族






テピリット・オレ・サイトティの『マサイ族の戦士』という本の中に、初めて車に乗る経験をもった部族民の記述があります。その戦士は、吐き気をもよおし、トラックから降りて歩かなくてはなりませんでした。

何が起こったのでしょうか?彼が子どもの頃から狩の訓練を受けていて、その観察力はたえず洗練されていた状況を考えてみてください。草の葉の曲がりぐあい、茂みの中の音のあるなし、新鮮な獲物の臭いなどを検知することを学んでいました。そして、これらの技能は、磨き上げられ、自分の世界を感知し、調査するパターンの一部として身についていました。

突然、この訓練の行き届いた知覚的に注意を怠らなかった生物体を、過去に経験したことのある速度の二倍以上の速度で同じ環境内を移動させると、その結果は予想できるものです。該当の生物体は、自分の知覚経路にどっと入ってくる情報に圧倒されてしまいます。これは、その速度でのフィルタリングを学んでいないからです。

by ジョン・グリンダー

Grinder















In a book called The Worlds of a MasaiWarrior by Tepilit Ole Saitoti there is a description by a tribesman of hisfirst experience of riding in a motor vehicle.
Thewarrior became nauseated and had to get out of the truck and walk.

What's going on here? Consider thecontext−from an early age he was trained to hunt, hisobservational powers were constantly refined. He learnedto detect a bent blade of grass, the absense of the soundin a thicket, the odor of a fresh kill. And these skills were honed and automated as part of his patterns ofsensing and inventorying his world.

Suddenly you movethis highly trained, sensorially alert organism throughthe environment at a speed at least twice that which he had previouslyexperienced. And the result is predictable−the organismis overwhelmed by the information racing in through his sensory channels−hehasn't learned how to filter at that speed.

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上記の記述は、1986年3月にカリフォルニア州サンフランシスコで開講した『個人的な天才になるための必要条件』という5日間ワークショップの中で、ジョン・グリンダー博士がNLPのモデルである 4T(4タップル)の説明の中で示した比喩のひとつです。このワークショップの記録は、ニューコードNLPの原点『個人的な天才になるための必要条件』という本によって出版されています。

〔引用〕
ニューコードNLPの原点『個人的な天才になるための必要条件』p.49-51

ニューコードNLPの原点 個人的な天才になるための必要条件
ジョン・グリンダー
メディアート出版
2006-06-20






NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
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