New Code NLP School

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士、ニューコードNLP共同開発者カルメン・ボスティック女史が監修するニューコードNLPスクールの公式ブログです。

ニューコードNLPスクールの公式ブログです。

ニューコードNLPスクール公式ウェブサイトはこちらです。
http://www.nlp-school.jp/

ジョン・グリンダー

NLPに関するご説明と、皆さんにご提供できる選択肢について

ニューコードNLP












 

日本の皆さまへ

いくつかのことが原因で、ニューコードNLPとは何なのか、また誰がその適切なレーニングを受け、誰がニューコードNLPのパターニングについて話すことを認定されているのかということに関して、ちょっとした混乱を招いてしまっています。

これを機に、この問題について触れさせていただき、最新のニューコードNLPのパターニングについてご説明させていただきたいと思います。これまで25年にわたり、私たち二人は、「ニューコード 神経言語プログラミング」と呼ばれる一連のパターンを開発することにプロとしての能力を捧げてきました。以下はこのパターニングについて簡単に説明するものですので、一度目を通してみてください。

ニューコードNLPNCNLP)は、カルメン・ボスティック・サンクレアとジョン・グリンダーが、英国のNLPアカデミー代表のマイケル・キャロルを含む同僚たちと共に、一連の発展的なパターンを広範囲にデザインし、検証してきた結果にできたものです。ニューコードNLPを開発してきたことにはいくつかの意図があります。

1.
クラシックNLP1970年代に、ジョン・グリンダー、フランク・ピューセリック、リチャード・バンドラーが創設)として知られるパターニングの中で説明されていたコード化のいくつかの間違いを訂正すること。このパターニングに関する洞察にご興味のある方は、『The Origins of Neuro-Linguistic Programming』 (ジョン・グリンダー、フランク・ピューセリック著、カルメン・ボスティック・サンクレアによる前書きおよび後書き)をお読みください。

2.
オリジナルのNLPのパターニングをより効率化し、簡略化すること。

3.
変化のワークのための根本的な新しいアプローチ開発し、紹介すること。

4.
最新のパターンを常に創造し開発し続け、変化の仲介者の皆さんに提供していけるプラットフォームを作ること。

ニューコードNLPとクラシックNLPの重要な違いとして、以下の2点を挙げさせていただきます。

1. 変化を起こすためのプロセスとして、無意識のプロセスを最大限利用することをひとつの中核とします。

 

今まで長年に渡って、有能な変化の仲介者の方々から、「クライアントの無意識が作動し、変化のプロセスにクライアントの無意識が参画した時にのみ、クライアントが望む非常に深いエコロジカルな変化を起こすことができる」という報告があがってきました。無意識のプロセスを変化のワークの中核に置くことによって、スピード、深さ、そしてエコロジカルな結果が生まれます。

 

伝統的な精神医学や精神療法は、クライアントに今現在制限をかけているものは何かを意識的に理解することに焦点を当て、それを見つけ出すという、飽き飽きするような長時間のプロセスを用います。これは長い時間がかかるものの、クライアントに何らかの変化をそれなりに起こすことができているのかもしれません。日本人には新幹線に乗るのかローカル線に乗るのか選ぶ自由があります。新幹線に乗れば目的地にすぐ到着できます。高速の新幹線の旅を楽しんだことのある方はおわかりになると思いますが、移動中はあまりの速さのため、今自分が目的地に対してどの辺りにいるのかをはっきりと認識するのは簡単ではありません。逆にローカル線の電車で旅をする時は、常に自分が目的地に対してどの辺りにいるのかを認識しながら、ゆっくり時間をかけて目的地に到着することができます。新幹線に乗るのか、ローカル線に乗るのか、選ぶ権利はもちろん旅人にあります。

私たちは、意識的なプロセスも、とても有益な技術であると思っています。しかし、意識的なプロセスが変化を起こすプロセス上にもつ役割は、組織的です。だからこそ、ニューコードNLPの訓練は、無意識と意識のプロセスが協力・協働できる関係を作り出すことを目的のひとつとしています。

馬と、馬に乗る人のたとえ話に似ているかもしれません。馬には大変重い仕事が課せられていて、ほとんどの仕事を引き受けます。馬に乗る人を目的地まで運ばなければならないのです。一方でもちろん、馬に乗る人も責任を分かち合います。目的地を決め、それを馬に伝えるという仕事を担うのです。

2.
クライアントの行動を変えようとするのではなく、クライアントが行動を起こすステート(状態)を変えることに注力します。これにより、非常に強力なレバレッジポイント(てこの点)に焦点を当て、変化のプロセスが進化し続け、パフォーマンスステートの向上から新たな選択肢が生まれ続けることを確実にします。これは変化のプロセスの中核をなすものです。


ニューコードNLPとクラシックNLPの違いは他にもありますが、興味のある方はご質問をお送りいただければ、できる限りお答えさせていただきたいと思っております。

2016年12月25日

ジョン・グリンダー、カルメン・ボスティック・サンクレア
クラシックNLP共同創始者、ニューコードNLP共同開発者
クオンタムリープ社ニューコードNLPプレジデント


Statement about NLP and the Choices on offer

 

To our dear Japanese colleagues

 

From John Grinder and Carmen Bostic

 

Certain events have occurred which has created some confusion about New Code NLP and who is adequately trained and who is legally authorized to present New Code NLP patterning.

 

We wish to take this opportunity to make a statement about this, the  most recent patterning in NLP. For the last 25 years, the two of us have devoted out professional skills to the continuing development of a set of patterns known as New Code Neuro-Linguistic Programming. We offer below a brief description of this patterning for your consideration.

 

New Code NLP (NCNLP) is the result of extensive design and testing of sets of advanced patterns created by Carmen Bostic, John Grinder and a number of colleagues (e.g. Michael Carroll of the NLP Academy in the UK). The creation of New Code NLP has several intentions behind it:

 

1. The correction of several coding errors in the patterning known as Classic NLP (originally created by John Grinder, Frank Puceilk and Richard Bandler in the 1970's) The interested reader can gain an insight into this body of patterning in the book The Origins of Neuro-Linguistic Programming by John Grinder and Frank Pucelik

with a forward and epilogue by Carmen Bostic.

 

2. The streamlining and simplification of the patterning of the original NLP.

 

3. The creation and presentation of a radical new approach to change work.

 

4. The establishment of a platform for the continuing creation and development of the most up-to-date patterns available for agents of change.

 

We mention two of the key differentiators between Classic NLP and New Code NLP immediately below:

 

1. The positioning of unconscious processes as one of the central key leverage points of the change process.

 

It has been long been noted by effective agents of change that clients achieve significant deep ecological changes desired if and only if the unconscious processes of change are activated and engaged in the change process. By placing the unconscious processes at the center of the change work, speed, depth and ecological results emerge.

 

Traditional psychiatry and psychotherapy, with its focus on conscious understanding and the long tedious process of unearthing what is assumed to be the sources of clients' present limitations may over a lengthy period of time result in some shifts in clients' behavior. It is equally accurate to note that in Japan, people have the choice of riding the bullet train or the local train. If you take the bullet train, you will arrive at your destination very rapidly. Those of you who have enjoyed traveling on the high-speed bullet train will have noticed that its movement is so rapid that it is sometimes difficult to know precisely where along the trajectory to your final destination you are at any moment in time on the journey. If, on the other hand, the traveler chooses to take the local train, he or she will know precisely where on the journey they are at any movement in time, and it will take a long period of time to successfully arrive at their destination. The choice belongs, of course, to the traveler.

 

We do recognize that conscious processes can serve as a useful set of skills. However the primary role they play in the process of change is organizational. Indeed, one of the objective of New Code NLP trainings is to form an appropriate working relationship between unconscious and conscious processes.

 

The metaphor of a horse and rider comes to mind: the horse has the heavy task, the bulk of the work, carrying the rider to her or his destination. The rider, of course, bear part of the responsibility to the selection of that destination and its communication to the horse.

 

2. The shift from focusing on changing behaviors to changing the states from which the behaviors of the clients flow, thereby focusing on a leverage point of enormous strength and ensuring that the processes of change continue to evolve and new choices continue to emerge from the enhanced performance states that at the core

of the change processes.

 

While there are additional distinctions between Classic and New Code NLP, we invite any interested readers to submit questions of interest to them and we will do our best to respond to them.


December 25, 2016

 

John Grinder Carmen Bostic St. Clair

Co-creator of Classic and Co-creator of New Code NLPand

New Code NLP President of Quantum Leap, Inc.


NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール

 
ロゴマーク






記事更新日:2020/06/27


モデリングの定義に関する共同声明

John&Carmen










NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士とニューコードNLP共同開発者カルメン・ボスティック・サンクレア女史は、2005年10月、NLPにおけるモデリングの定義について、A Proposed Distinction for Neuro-Linguistic Programming 「NLP(神経言語プログラミング)の用語定義の提案声明」という形で明らかにしています。


この共同声明文の全文を下記にご紹介します。

----------------------------------------------------------------------


NLP(神経言語プログラミング)の用語定義の提案声明

特に初期のパターン化をまだ組織化している最中の分野を含むどの学問分野の発展に関しても、その基本的用語に関して、正確さを期すための一定の注意深さが必要となります。従来の学問分野は、基本的用語を(一回限り、または反復的に)明確化しながら、一見して比較的安定した土台を確立した上で、さらなる研究と専門的意見交換を促進させたか、またはしばしば定義が明確でない用語の曖昧さの犠牲となり、脆弱で場合によっては致命的な弱点を背負ったまま、さらなる重要な発展を達成できないまま終わりました。このような定義が明確でない用語は、まるで土台からはみ出た棹に突き刺さった布切れのようなもので、風の動きのままあてもなく揺れ動かされ続けます。

規格化した用語について決定する際に、一定の注意を払うことが必要です。一般的には、経験における区別を定義するためには、異なった描写的用語が使われる一方で、概念的な派生は、同値類(equivalence classes)として扱われます。これは、形成時期にある学問分野の通常の手順です。これにより、いずれにせよ、理想的には、豊かな用語、描写的正確さが達成され、同時に、表現の効率性も達成されます。

本声明が特に対象としている用語は、NLP(神経言語プログラミング)で使用されている「モデリング」という用語です。特に、NLPの分野で実践されているモデリングと、一般的な他の分野で実践されているモデリングとの区別が問題となっています。

NLPという分野を創始した初期モデルの作成時のNLPモデリングは、現在の時点において、および今後のNLPにおいて、NLPのモデリングに適用される以下の二つの基準を正しく認識し尊重することを含蓄しています。

1. パターン化の自己同化の段階および以下の基準が満たされるまで、天才または卓越性のモデルのパターン化を意識的に理解しようとする分類的および分析的試み(著書『風の中のささやき』では《F1−FA−F2》という図式における《F2》と定義されているもの)をすべて一時停止する能力を有している必要があります。

2. モデラーは、類似した文脈でモデルのパターン化を複製できる能力、および、その文脈で、モデラーが引き出したパターン化の、難しいが同時に価値あるコード化を達成する前に、モデリング対象の天才または卓越したモデルとほぼ同じパフォーマンスを、ほぼ同じ質、時間的制約において、クライアントから引き出すことのできる能力を証明する必要があります。

私たちは、さらに、上記の基準を満たさないモデリング・ワークの産物は、すべて、他の論理タイプのモデルとして分類される必要があることに注目します。NLP適用の技術で使用可能なパターン化と用語を用いながらも、NLPモデリングの定義を満たしていない、このようなワークの産物を定義する一般的用語として、私たちは分析的モデリングという用語を提案します。

NLPモデリングが含蓄するさらに拡張した、要求の厳しい条件が該当しないか、または、天才または卓越した個人のパターン化の解析に関して、最も効果的で有効なストラテジーが求められるような適用(たとえば、語り部のモデリング)、または文脈(たとえば、モデルがそばに存在しない、または亡くなっている場合)が存在することも非常に明らかです。私たちは、本声明で、NLPモデリングを定義すると私たちが提案している基準は満たさないけれども、学習のためのストラテジーとして、完全に正当な他のモデリング形態も存在することを認知することを意図しています。

NLPモデリングと分析的モデリングのプロセスの結果の基本的な違いは、最終ワーク産物へのモデルとモデラーの比較的貢献度にあります。この違いは、原則的には、モデリング・プロセスの際の、モデラーの知覚的および分析的カテゴリーの押し付け(imposition)の程度の差に見つかります。NLPモデリングの場合は、この押し付けは最小限である一方で、分析的モデリングでは最大限です。この2つの両極の間には、無数の可能性があることが意味され、さらに、他の形態のモデリングを実践している人々は、さらに別の用語定義を提案したいと考えることでしょう。私たちは、このような用語定義の今後の洗練化を歓迎しますが、さしあたっては、本声明で提案されている定義で満足したいと思っています。

無意識的な自己同化の段階で、すべての認知的な表出の展開を体系的に一時停止すべきという条件と、認知的なコード化を始める前に、モデリング対象のモデルまたは天才と同じようなパフォーマンスを達成できる能力を実証すべきという条件は、これらの大きな違いの基本的要因を規定しています。

このような規定の背後にある意図は、NLPのおそらく最も画期的な貢献であるこの区別が維持され、この区別が体系的になされることで、人々が2つの論理的種類のモデルの違いと、その違いに含蓄される別個のモデリングのプロセス(すなわち、NLPモデリングと分析的モデリング)の違いを正しく認識できることを保証することにあります。私たちは本声明で提案されている区別を維持されるよう、また、どのようにして、このような基本的な区別をNLP分野において維持することができるかについて提言されるよう、適切な意図をもったNLPピアの方々をお誘いしています。

私たちは、さらに、モデリングを教えるコースに参加することを考えているNLPメンバーの方々に、そのコースで教えられているモデリングのタイプについて、コースのトレーナーから明確化を求められるようお勧めします。このような活動を通じて、NLP分野で該当の区別が間違いなく維持され、さらに、コース参加者がどのタイプのモデリングを習得したいと思うかについて判断することができるようになります。

カルメン・ボスティック・サンクレア ジョン・グリンダー

カリフォルニア、ボニー・ドーン
2005年10月17日


A Proposed Distinction for Neuro-Linguistic Programming

The development of any discipline, and especially one still organizing its initial patterning requires a certain attentiveness to precision in its fundamental vocabulary. Older disciplines have either clarified their fundamental terms(once or repetitivery) and have established an apparent relatively stable platform on which further investigations and professional dialogue may be based. or they have fallen upon the sharp points that often protrude from their ill-defined terms, suffering debilitating and sometimes even fatal wounds that have precluded significant further development. Such ill-defined distinctions sway in the wind, impaled on these sticking points.

Some care must be given in making determinations with respect to a standardized vocabulary. In general, distinctions in experiences are awarded distinct descriptive terms while notional variants are assigned to equivalence classes. This is the normal business of a discipline during its formative stages: to achieve a richness of distinctions, a descriptive precision and simultaneously an economy of expression, in an ideal world, at any rate.

The distinction in question in this note is the term modeling as used in the field of Neuro-Linguistic Programming(NLP). In particular, the distinction between modeling as practiced in the field of NLP and modeling as practiced more generally.

NLP Modeling, in the creation of the initial models that founded the field of NLP, at present and in the future of NLP, references an appreciation of and respect for two criteria that apply to modeling in NLP.

1. the suspension of any taxonomic and/or analytic attempt (all f2 transforms as described in Whispering in the Wind, see http://www.nlpwhisperinginthewind.com/ )to understand consciously the patterning of the genius or model of excellence during the assimilation stage of patterning and until the following criterion is met

2. the modeler must demonstrate the ability to reproduce the patterning of the model in parallel contexts and in such contexts elicit roughly the same responses from client with roughly the same quality and time commitment as the original genius or model of excellence prior to beginning the challenging and rewarding activity of codification of the patterning demonstrated by the modeler

We further note that all modeling work products failing to meet these criteria are to be classified as some other logical type of model - we suggest Analytic Modeling as a general term for such work products; employing the patterning and the distinctions available in the technology of NLP applications but failing to respect the definition of NLP modeling.

It is also quite clear that there are applications (e.g. modeling a story teller) or contexts (e.g. the model is not available, deceased) in which the rather more extended and demanding commitment implied by NLP modeling may not be either applicable or the most efficacious or efficient strategy for explicating the patterning of a genius or extraordinary individual whose patterning is of interest. We intend this statement to be a recognition that there are other forms of modeling perfectly legitimate as strategis for learning which, nevertheless fail to meet the criteria that we are proposing defines NLP modeling.

The essential difference of consequence between the process of NLP modeling and Analytic modeling is the relative contributions of the model and modeler to the final work product. This difference resides principally in the degree of imposition of the perceptual and analytic categories of the modeler during the modeling process. - in the case of NLP modeling, the imposition is minimal; in the case of Analytic modeling, the imposition is maximal. These two extremes define a continuum of possibilities and it may well be that other practitioners of other forms of modeling may wish to propose further distinctions. We would welcome such refinements but at present will content ourselves with the one proposed here.

The requirements that the development of all cognitive representations be systematically suspended during the unconscious assimilation phase and the requirement that the modeler demonstrate the ability to perform as does the origin model or genius prior to beginning any cognitive coding describes the source of these profound differences.

The intention behind this description is to ensure that this distinction - arguable the most revolutionary contribution of NLP - is preserved and that by the systematic use of this distinction, the public may appreciate the differences between the two logical classes of models and the distinctive processes of modeling thereby implied: NLP modeling and Analytic modeling. We invite well-intentioned practitioners of NLP to join us in preserving the distinction herein proposed or to offer commentary about how such an essential distinction can be preserved in the field of Neuro-Linguistic Programming...

We further invite members of the NLP community who are considering participating in courses presenting modeling to request clarification of the type of modeling being presented. Such activity will ensure that distinction is maintained in the field and that participants in courses will be able to determine whether the type of modeling is what they wish to master.

Carmen Bostic St. Clair
John Grinder

Bonny Doon, California/October, 2005


NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク







記事更新日:2020/06/27

メタモデルの理論的な背景

アメリカの言語学者ノーム・チョムスキー(Avram Noam Chomsky, 1928-)は、彼自身が提唱した言語学の理論「生成文法」(Generative Grammar)において、私たちが自分自身の経験を言葉にする際に深層構造(Deep Structure)と表層構造(Surface Structure)という2つの文法構造が存在すると仮定しました。

エイヴラム・ノーム・チョムスキー(Avram Noam Chomsky, 1928-)
ノーム・チョムスキー











NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士は、カリフォルニア大学サンタクルーズ校で言語学の助教授を務めていた時期に、ノーム・チョムスキーが提唱した理論「変形生成文法」(transformational grammer)を研究行っていました。そして後に、その理論の中で説明されている深層構造表層構造という2つの文法構造の概念を取り入れて、リチャード・バンドラー氏と共に「メタモデル」(Meta Model)というコミュニケーションに特化したNLPのモデルを生みだしました。

ジョン・グリンダー博士
Grinder














NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール

ロゴマーク







記事更新日:2020/06/11

NLPを活用する方法

NLPを活用していくために大切なことは、すでにある規則性を当てはめるということではなく、『どうしたらそれができるようになるか?』ということを自分で発見することです。

John Grinder
Grinder
















NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク





マサイ族の人が車に乗ったら…

マサイ族






テピリット・オレ・サイトティの『マサイ族の戦士』という本の中に、初めて車に乗る経験をもった部族民の記述があります。その戦士は、吐き気をもよおし、トラックから降りて歩かなくてはなりませんでした。

何が起こったのでしょうか?彼が子どもの頃から狩の訓練を受けていて、その観察力はたえず洗練されていた状況を考えてみてください。草の葉の曲がりぐあい、茂みの中の音のあるなし、新鮮な獲物の臭いなどを検知することを学んでいました。そして、これらの技能は、磨き上げられ、自分の世界を感知し、調査するパターンの一部として身についていました。

突然、この訓練の行き届いた知覚的に注意を怠らなかった生物体を、過去に経験したことのある速度の二倍以上の速度で同じ環境内を移動させると、その結果は予想できるものです。該当の生物体は、自分の知覚経路にどっと入ってくる情報に圧倒されてしまいます。これは、その速度でのフィルタリングを学んでいないからです。

by ジョン・グリンダー

Grinder















In a book called The Worlds of a MasaiWarrior by Tepilit Ole Saitoti there is a description by a tribesman of hisfirst experience of riding in a motor vehicle.
Thewarrior became nauseated and had to get out of the truck and walk.

What's going on here? Consider thecontext−from an early age he was trained to hunt, hisobservational powers were constantly refined. He learnedto detect a bent blade of grass, the absense of the soundin a thicket, the odor of a fresh kill. And these skills were honed and automated as part of his patterns ofsensing and inventorying his world.

Suddenly you movethis highly trained, sensorially alert organism throughthe environment at a speed at least twice that which he had previouslyexperienced. And the result is predictable−the organismis overwhelmed by the information racing in through his sensory channels−hehasn't learned how to filter at that speed.

-----------------------------------------

上記の記述は、1986年3月にカリフォルニア州サンフランシスコで開講した『個人的な天才になるための必要条件』という5日間ワークショップの中で、ジョン・グリンダー博士がNLPのモデルである 4T(4タップル)の説明の中で示した比喩のひとつです。このワークショップの記録は、ニューコードNLPの原点『個人的な天才になるための必要条件』という本によって出版されています。

〔引用〕
ニューコードNLPの原点『個人的な天才になるための必要条件』p.49-51

ニューコードNLPの原点 個人的な天才になるための必要条件
ジョン・グリンダー
メディアート出版
2006-06-20






NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

特別なことができる状態

辺視野が広がっているときは、遠くから飛んでくるボールを見なくても、無意識に手でキャッチできるようになります。そのような「特別なことができている状態」が起きているときは、右脳優位になっていて、身体の内部がいつもと違う感じになっているはずです。ですから、自分自身にどのような変化が起きているのかを意識してみると、周辺視野が広がっているときのステートを理解することができます。

by
ジョン・グリンダー博士(20105月・東京にて)

Grinder














NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク


問題があるということ

問題があるということは、外側ではなく、自分の内側をシフトさせるチャンスです。

John Grinder
Grinder
















NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

「ラポール」の2つのタイプについて

ニューコードNLPでは、「ラポール」という言葉について、「無意識的な注意をひきつけて維持すること」と定義しています。

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士は、次のような例をあげています。

Grinder














口喧嘩をしている恋人たちという、よくあるケースを例にとってみましょう。二人の恋人によって示される劇的で情熱的な状況の真っただ中で、二人がお互いに「反応しないではいられない」ということが非常によく分かります。お互いが最終的な言葉を取ることに躍起になっています。お互いが相手の示したジェスチャー、顔の表情、コメントに反応します。このとき、二人は深いラポールを形成しています。これは、二人、そして二人の周囲の人々にとって望む種類のラポールではないかも知れません。しかし、この時点で、二人がラポールを形成しているということは明らかです。

Take as a not uncommon example, two lovers who are in the midst of a quarrel. It is quite clear amidst the drama and passion displayed by these two lovers that they cannot NOT respond to one another. Each insists on having the last word; each insists of responding to the last gesture, facial expression, comment by the other. They are deeply in rapport−it may not be the kind of rapport they would prefer(as well as others around them)but it is clear that they are in rapport in the sense that we propose here.(John Grinder)


このグリンダー博士の例から、ラポールには、ポジティブなラポール(positive rapport)とネガティブなラポール(negative rapport)の2つのタイプがあることがわかります。


恋人











NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

「アズ・イフ」フレームの演習

『as if…』というのは、『まるで…であるかのように振る舞う』というものです。

自分の目の前に冒険があるとき、あたかもそれができるかのように振る舞います。それは、まるで全面的な『as if…』であるかのように、あるいは、全面的な調和を生み出す首尾一貫したステートであるかのように振る舞うというものです。

『私は…ができます』とか『私は…ができません』とか、そういうものはすべて信念であり、『as if…』フレームではありません。信念という箱に閉じ込められている状態なのです。

このような内的対話が出てきたときは、『私はまだ…のやり方がわかりません』と言いかえることによって、この信念体系から抜け出すことができます。ここから本当の学習が始まります。

John Grinder
(2015年5月・東京で開催したNLPコーチングコースにて)

Grinder














NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク


ハイパフォーマンスステートを作り出す方法

ジョン・グリンダー博士は、自分が望むステートを自由に選択することができ、かつ、ハイパフォーマンスステートを作り出す方法として、次の2点を挙げています。

1.卓越性の連鎖を活用する
   Chain of Excellence

2.ノーナッシングステートをアンカーリングする
   Know-nothing State


最適なステートというのは意識が外に向けて開いている状態です。ここに挙げた卓越性の連鎖とノーナッシングステートはニューコードNLPのもっとも重要なコンセプトです。

Grinder













NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク





ハイパフォーマンスステートを作り出す方法

ジョン・グリンダー博士は、自分の中にハイパフォーマンスステート(high performance state)を作り出す方法として、ステートマネジメント(state manegement)、すなわち、ステートを管理するためのシンプルなモデルをいくつか開発しました。

ここで注意しなければならないことは、自分が望むステートを得るための方法として、ステートコントロール(state control)という言葉を使うと、自分の内部にあるパーツ同士が対立を起こし、結果として、やる気がなくなったり、体調を崩したり、さらには病気になったりする可能性があるということです。その理由は、ステートの大半は無意識の領域が関与していて、実際にはコントロールすることができないからです。

そこでグリンダー博士は、ステートチョイス(state choice)という言葉を使うことを推奨しています。ステートチョイスというのは、その場その場によって自分が望むステートを自由に選択するということを意味します。

Grinder














NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

サンクチュアリのエクササイズに関する補足

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士は、2011年4月29日に東京で開催されたニューコードNLPトレーナーズトレーニングコースにおける質疑応答の中で、サンクチュアリーのエクササイズに関して、下記のようなコメントをしています。

受講生からの質問:
サンクチュアリのエクササイズで、2.5mの距離を使う意図は何ですか?

グリンダー博士の回答:
サンクチュアリのエクササイズで、2.5mの距離を使う意図は、2.5mというのがサンクチュアリのエクササイズを成功させるために必要な距離であるということです。その理由は2つあります。ひとつは、エクスプローラーが、自分自身の肉体アンカー(ネガティブな肉体の反応)を発見できるほどよい距離が2.5mだということです。もうひとつは、サンクチュアリのエクササイズにおいてもっとも重要となるカリブレーションに関するものですが、エクスプローラー自身によるセルフ・カリブレーション(Self-Calibration)と、トレーナーがエクスプローラーに向けるトレーナー・カリブレーション(Trainer-Caribration)が十分に達成できるのが2.5mだということです。

Grinder














NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク


サンクチュアリーで怒りをワークするとき

私は依然として自分の怒りに対処したいと思っています。怒りが起きる時や場所というものがあり、それはまともな反応であるということで本当に役に立つものです。それでもし私がそれがあることが分かった時には、分路(shunt)を作動させ、それを3回行ってみます。最初の感覚(sensation)が体に起こった時には怒りは始まっていて顎に締め付け感を感じます。そこで呼吸を変えて、別の姿勢とフィジオロジーに移行します。私はサンクチュアリーに入ります。ここで私が特定の反応にだけ取り組んでいるのではないということをわかっていただきたいのです。私は自動的に起こってしまうことを遮断/中断したことになります。

 

私はこれに何と名前をつけることを選ぶでしょうか?ここにはあなたのコンサルタントがいるのかも知れませんし、あなたのリソース(資源)があるのかも知れません。あなたのフィジオロジーを操作してハイパフォーマンスステートに変えられるのかも知れません。ただ歩み入り、別のことを何か行って、そしてそれは私が怒りを選ぶことも含まれます。これはまさに怒りが求められる場面であると決めることもあります。そこでも中断は続いています。例えば友人たちが攻撃されているところを目撃し、そこには5人ほど男たちがいて、私は一人でいるとします。もし私が怒り狂った状態でそこに近寄って行ったなら、全員散り散りに逃げていくかも知れません。まあこれは一例にすぎず、あまり起こりえない例だと思うけれども。


最初のステートを選択肢に入れないということは覚えておいていただきたい。選択肢はサンクチュアリーから選ばなくてはいけません。そして選択肢を保持して置くことも大切です。あなたの経験の中に、あなたがステートとして必要な何らかのポイントがあるかも知れません。みなさんいいですね。

ジョン・グリンダー
(ワークショップの記録より)

Grinder















NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

 


日本人のラジオ体操について

ジョン・グリンダー博士&ジュディス・ディロージャ女史、共同ワークショップ
「ニューコードNLPの原点−個人的な天才になるための必要条件」

Grinder













ワークショップ第5日目
「演習:知覚フィルターを変更する」より


一緒に歌うかダンスをするとき、皆さんは、どういうことが起こっているかに気づきます。特定の職場環境で最初の儀式として一緒に深呼吸や柔軟体操を行うという日本の慣習は、多くの人々の二次的注意を調整するパワフルな共有の効果をもっています。
(「ニューコードNLPの原点−個人的な天才になるための必要条件」p.517より) 

ラジオ体操








Turtles All the Way Down: Prerequisites to Personal Genius
by John Grinder and Judith DeLozier

EXERCISE: CHANGING PERCEPTUAL FILTERS


John: When we all sing together or dancetogether, you notice what it does; the Japanese custom in certain work environments of breathing and doing calesthetics together as a beginning ritual hasa powerful communal effect of coordinating the second attentions of a largenumber of people.

 (Turtles All the Way Down: Prerequisites to Personal Genius p.368)



ニューコードNLPの原点 個人的な天才になるための必要条件
ジョン・グリンダー
ジュディス・ディロージャ
メディアート出版
2006-06-20



John Grinder
Judith DeLozier
Grinder Delozier & Assoc
1995-09-01




NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

自己同一化すべき聖餐式の適切なモデル

ジョン・グリンダー博士&ジュディス・ディロージャ女史、共同ワークショップ
「ニューコードNLPの原点−個人的な天才になるための必要条件」

Grinder













ワークショップ第5日目
「演習:知覚フィルターを変更する」より


私は、イエズス会士によって訓練を受けました。私は、彼らの思考能力を大いに尊敬しています。彼らは、「一次的注意」に関しては非の打ちどころはありません。イエズス会の友人たちとの儀式についての議論の中で魅力的だったことは、彼らが司祭として聖職位を授けられる準備をしていたとき、年老いたイエズス会士がコーチとして彼らの訓練の責任者となったことを認識するようになった点です。そして、聖餐式、特にミサと呼ばれる儀式を行っているとき、彼らは特定の一連の身体的な姿勢と動きを練習して、さらに経験を積んだ年長のイエズス会士がその動きを査定して、満足がいくまで同じことを何度も何度も反復させました。このイエズス会士は、査定基準として何を使っていたのでしょうか?これらのセットの動き、声の使い方、姿勢、呼吸の仕方が、若い司祭の中に適切な尊敬の状態を生み出し、彼が自己同一化すべき聖餐式の適切なモデルになったかどうかがその基準でした。
(「ニューコードNLPの原点−個人的な天才になるための必要条件」p.517より) 

ミサ














Turtles All the Way Down: Prerequisites to Personal Genius
by John Grinder and Judith DeLozier

EXERCISE: CHANGING PERCEPTUAL FILTERS


John: It can be the basis of skill. It can be direct access to altered states which are otherwise very difficult to achieve. I was trained by Jesuits. I have great respect for their ability to think. They are impeccable at first attention. In the discussion of ritual with some Jesuit friends of ours what was fascinating was that they came to recognise that when they were being prepared to be ordained as priests there was an older Jesuit who was in charge of their training−who was their coach. And as they went through the liturgy, specifically, a ritual called the Mass, they would practice specified physiological positions and movements in sequence and the older, more experienced Jesuit would evaluate the movements and have them do it again and again and again until he was satisfied. And what was it he was using as his criteria for evaluation?−whether those sets of movements, those uses of voice, those postures, those breathings induced the proper state of reverence in the practitioner, the younger priest, which would then make him an appropriate model for the congregation to identify with.
(Turtles All the Way Down: Prerequisites to Personal Genius p.367-368)


ニューコードNLPの原点 個人的な天才になるための必要条件
ジョン・グリンダー
ジュディス・ディロージャ
メディアート出版
2006-06-20



John Grinder
Judith DeLozier
Grinder Delozier & Assoc
1995-09-01




NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク





ニューコードNLPの原点:個人的な天才になるための必要条件「個人的関係性の再検討」より

ジョン・グリンダー博士&ジュディス・ディロージャ女史、共同ワークショップ
「ニューコードNLPの原点−個人的な天才になるための必要条件」

Grinder












ワークショップ第4日目
「個人的関係性の再検討」より


ジョン・グリンダー:
私は、皆さんは少なくとも3つのポジションからそれを評価する必要がある、と言っているのです。自分自身、他の人、外部のポジションです。

ジョージーン:
それは、主体としての自分の中ですよね。では、あなたがたが話している統合性の関係性は、自分自身の編集者と自分の・・・・・。

ジョン・グリンダー:
私は、皆さんがXとの間にもっている関係性について語っています。自分自身の知覚ポジションの内部からその関係性を再検討していただきたいと思います。皆さんに、他人のXの知覚ポジションをもって二番目の記述をしていただきたいと思います。その後、三番目のポジションをもっていただきたいと思います。皆さんは劇の監督で、幕が下りるのを観察します。そのポジションからは、意図と他人の回路で遊んでいるという意味で支援をオファーしている実際の論理レベルとその意図の首尾一貫性にアクセスする必要があります。
(ジョン・グリンダー博士&ジュディス・ディロージャ女史、共同ワークショップ「ニューコードNLPの原点−個人的な天才になるための必要条件」p.459-460より)

書籍










Turtles All the Way Down: Prerequisites to Personal Genius
by John Grinder and Judith DeLozier

STOPPING THE WORLD WITHLIFELINES


John:
I'm saying that you need to evaluate it from at least three positions. Yours, thers, and the outside position.

Georgine:
That's within you as a subject. So are you talking about the integrity between your own editor and your...

John:
I'm talking about the relationship you have with X. I want you to review that relationship from inside your own perceptual positions; I want you to have the perceptual positoin of the other person, X, and get a second description; and then I want you to get a third position. You're the director in a play and you're watching this go down. From that position you have to acssess the intent as well as the congruity of that intent with the actual logical level at which you're been offering support in terms of playing parts of their circuits.


ニューコードNLPの原点 個人的な天才になるための必要条件
ジョン・グリンダー
ジュディス・ディロージャ
メディアート出版
2006-06-20



John Grinder
Judith DeLozier
Grinder Delozier & Assoc
1995-09-01




NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

グリンダー博士と受講生の質疑応答

知覚ポジションのエクササイズを安全に行うには

受講生による質問:
知覚ポジション(三重記述)のエクササイズで、『自分/相手/第三者』というように視点やポジションを分けることによって、多重人格になる危険性はありませんか?

グリンダー博士の回答:
知覚ポジションのエクササイズで多重人格になることはありません。その安全策として次の2つのことを守って下さい。

1つめは、知覚ポジションによる
三重描写(第1ポジション/第2ポジション/第3ポジション)をシステマティックに適用して下さい。第1ポジションはクリーンで内部的であり暗黙のうちに自分自身のフィルターを学んでいる時間です。そして理想としては、ときどき第3ポジションに移動して、第1ポジションと第3ポジションのシンプルな違いを純粋な好奇心によって眺めてみてください。エピステモロジー(Epistemology: 認識論)という言葉があります。私たちは真理を求めて、そこであまりにも多くの時間を浪費してしまいます。しかしNLPには、(モデリングを含む)ひとつひとつの専門があります。それらが真理であるかないか、あるいはそれらがうまくいくかいかないか、NLPは沈黙を守る立場にあります。このような問いに対して唯一の正しい答えはありません。それはとても興味深いものであり、また複雑なものでもあります。

2つめは、意識と無意識の関係を密接に保つワークを行ってください。

この2つのことを規律正しく守ることによって、複数の知覚ポジションを移動しても多重人格になることはなく、常に安全なフレームの中で自分自身を自由に探求することができます。

John Grinder(2005年03月19日・東京にて)
Grinder
















NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

クライアントに視点の変化を与える言葉

ヴァージニア・サティアは、カウンセリングで、クライアントの視点に変化を与えるような質問を行っていました。それによりクライアントは、メタの視点を持つことができるようになりました。

クライアント:「私は落ち込んでいます」
ヴァージニア・サティア:「落ち込んでいる自分についてどう思いますか?」

ヴァージニア・サティア
Virginia_Satir












NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

知覚ポジションによる問題解決

(1)1つの視点(1つの選択肢)=身動きが取れない
(2)2つの視点(2つの選択肢)=ジレンマが起こる
(3)3つの視点(3つの選択肢)=(1)と(2)から抜け出せる

※ジレンマとは相反する2つの事象の板挟みになって進退両難に陥る状態を意味します。

Grinder
















NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

知覚ポジションとは何か

知覚ポジションというのは、「何が現実か?」を探るものではなく、「私たちのまわりの環境を認識する方法はいくつあるか?」を探求するものです。

John Grinder
Grinder
















NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

知覚ポジションについて

【知覚ポジションについて】

1986年3月、カリフォルニア州サンフランシスコで、NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士とNLP共同開発者ジュディス・ディロージャ女史が共同で、「個人的な天才になるための必要条件」(Turtles All The Way Down: Prerequisites to Personal Genius, どんどん下に重なっていく無数の亀: 個人的な天才になるための必要条件)という5日間のセミナーを開催しました。そしてこのセミナーの全記録は、後に一冊の本となって出版されました。

Amazon:
Turtles All the Way Down: Prerequisites to Personal Genius
John Grinder
Judith DeLozier
Grinder, DeLozier and Associates
1995-09


Amazon:
ニューコードNLPの原点 個人的な天才になるための必要条件
著者:ジョン・グリンダー&ジュディス・ディロージャ
翻訳:北岡泰典
メディアート出版
2006-06-20




【知覚ポジションという名称について】

このセミナーの中で、「三重記述」(Triple Description)という言葉が使われています。この言葉はもともと、文化人類学と精神医学の研究者であるグレゴリー・ベイトソンが、「精神の生態学」(Step to an Ecology of Mind: Collected Essays in Anthropology, Psychiatry, Evolution, and Epistemology)という著書の中で記述している「特定の現象を二つ以上の知覚ポジションから経験することは賢明なことである」という言葉に基づいています。


知覚ポジション Perceptual Positions:
 例:第1ポジション、第2ポジショ、第3ポジション

三重(多重)記述 Triple(Multiple)Description:
 特定の現象を二つ以上の知覚ポジションで経験すること



Amazon



Amazon
精神の生態学
著者:グレゴリー ベイトソン
訳者:佐藤良明
新思索社
2000-02




NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

「結合体験と分離体験」のエクササイズ

結合体験(association)と分離体験(dissociation)のエクササイズ

−投影(projection)

−投影とサブモダリティ(projection and submodalities)

−三段階分離(3 step dissociation)


人間

実際の経験を正確に把握するには

アソシエート(主観的な体験)よりも、ディソシエート(客観的な体験)の方が、実際の経験について、正確に把握することができます。

John Grinder
Grinder















NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

結合体験と分離体験

結合体験(associate/アソシエート)は自分の世界に入ることを意味し、分離体験(dissociate/ディソシエート)は自分の世界から出ることを意味します。また、結合体験(associate)とは軽いトランス状態を意味します。

John Grinder(2010年5月・東京にて)
Grinder















NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

結合体験と分離体験

私たちが普段、何かを経験したり思い出したりする際に用いる方法としては、以下の2種類があります。

(1)アソシエート(associate)=自分自身と「結合」して経験する
  ・自分の五感を使い、ありありと経験する。
  ・自分の目で見て、耳で聞き、肌で感じる。
  ・物事の当事者として、主観的に経験する。

(2)ディソシエート(dissociate)=自分自身から「分離」して経験する  
  ・自分を外側から他人のように眺める。
  ・自分から離れ、映画を見るように観察する。
  ・物事の傍観者として、客観的に経験する。

NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士は、「主観的な経験であるアソシエートより、客観的な経験であるディソシエートの方が、実際の経験を正確に把握できる」とコメントしています。


東京駅











NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク

ジョン・グリンダー博士のプロフィール

Grinder














ジョン・グリンダー博士
John Grinder Ph.D

NLP共同創始者、米国クォンタムリープ社副社長
Co-creator of NLP and Co-creator of New Code NLP
Executive Vice President of Quantum Leap, Inc.

1940年アメリカ生まれ。言語学者としてノーム・チョムスキーの変形文法理論の研究分野で活躍した後、認知科学の創設者ジョージ・ミラーと共にロックフェラー大学において言語学の調査研究を行う。1970年初頭、カリフォルニア大学サンタクルーズ校に新しく設立された言語学の助教授に就任する。同大学の客員教授であったグレゴリー・ベイトソンの指導のもと、心理学部の学生であったリチャード・バンドラーと共に、効果的な心理セラピーに使用される言語パターンの研究を開始し、この研究をもとに、神経言語プログラミング(Neuro-Linguistic Programming, 略称NLP)の基礎的な理論を確立する。

その後、パートナーであるカルメン・ボスティック・サンクレア女史とともに、従来のNLPの欠陥を発見および指摘し、それを修正しただけではなく、チェンジワークのクオリティを飛躍的に進化させたニューコードNLP(New Code NLP, 略称NCNLP)を開発し、米国をはじめ、ヨーロッパ、アジア、南米、オーストラリアなど世界各国でセミナーを開催している。また、カルメン・ボスティック・サンクレア女史が設立した経営コンサルティング会社 Quantum Leap, Inc. (米国クオンタムリープ社)の共同経営者でもあり、さまざまな企業や団体において、NLPを活用したコンサルティングや講演を行っている。日本においては、2005年の初来日以降、プレゼンテーションスキルコース、トレーナー育成コース、コーチ育成コース、モデリングセミナー、催眠セミナーなど、NLPに関連するセミナーや資格コースを毎年開催している。2011年3月に起きた東日本大震災の直後には、被災のトラウマやショックに対応するセミナー「危機パターン・プログラム」を東京で開催し、好評を博す。

《著書》
『個人的な天才になるための必要条件』(2006年)
『風のささやき(Whispering in the Wind)』(カルメン女史との共著 2001年)
その他


NLP共同創始者ジョン・グリンダー博士認定校
ニューコードNLPスクール
ロゴマーク







記事更新日:2020/06/13

テーマ
記事検索
photo garally
  • ニューコードNLPトレーナートレーニングのご案内
  • ニューコードNLPトレーナートレーニングのご案内
  • ニューコードNLPトレーナートレーニングのご案内
  • 2020年秋・ニューコードNLPトレーナーズトレーニングコースを開催します
  • 2020年秋・ニューコードNLPトレーナーズトレーニングコースを開催します
  • 2020年秋・ニューコードNLPトレーナーズトレーニングコースを開催します
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコースの内容
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコースの内容
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコースの内容
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコースの内容
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコース第10回プログラム
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコース第10回プログラム
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコース第9回プログラム
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコース第9回プログラム
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコース第8回プログラム
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコース第8回プログラム
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコース第7回プログラム
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコース第7回プログラム
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコース第6回プログラム
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコース第6回プログラム
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコース第5回プログラム
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコース第5回プログラム
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコース第4回プログラム
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコース第4回プログラム
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコース第3回プログラム
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコース第3回プログラム
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコース第2回プログラム
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコース第2回プログラム
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコース第1回プログラム
  • ニューコードNLPマスタープラクティショナーコース第1回プログラム
  • ニューコードNLPプラクティショナーコースの内容
  • ニューコードNLPプラクティショナーコースの内容
  • ニューコードNLPプラクティショナーコースの内容
  • ニューコードNLPプラクティショナーコースの内容
  • ニューコードNLPプラクティショナーコース第10回プログラム
  • ニューコードNLPプラクティショナーコース第10回プログラム
  • ニューコードNLPプラクティショナーコース第9回プログラム
  • ニューコードNLPプラクティショナーコース第9回プログラム
  • ニューコードNLPプラクティショナーコース第8回プログラム
  • ニューコードNLPプラクティショナーコース第8回プログラム
Twitter
NLP共同創始者 John Grinder 博士認定校《ニューコードNLPスクール》公式Twitter
訪問者数
  • 今日:
  • 昨日:
  • 累計:

QRコード
QRコード
読者登録
LINE読者登録QRコード
メンバーリスト
TOEIC600点レベルの人の為の
  • ライブドアブログ