NLPで用いられる「パート」(part)という言葉は、さまざまなリプレゼンテーショナル・システム(VAKOG=五感)の組み合わせによって同一化できる複数のサブ・パーソナリティ(副人格)を意味します。これは、個人の成育過程(出生にはじまり、新生児期、乳幼児期、学童期および思春期の各段階を経て大人になるまでの一連の成長過程)の中で生成された異なる反応とプログラムによって発達したものであり、パーツそれぞれに「異なる意識状態」と「声」が存在することが特徴です。

このような、個人の中にあるパーツとパーツとの間には、しばしば対立が見られます。その対立は、直接的あるいは間接的に、身体の生理的状態、ホルモンの分泌、心拍数や血圧、呼吸、基礎代謝、免疫システムのコントロールといったさまざまな神経システムの情報処理に影響を与えます。

パーツ同士の矛盾によって起こる反応を「不一致」(incongruent)と呼びます。そしてそれぞれのパートは、連続して、あるいは同時に、自分の意見を述べることがあります。

(1)連続して起こる不一致の例:
●「ポテトチップスを食べたいけど、身体に悪いだろうな」
●「広い家に引っ越したいけど、お金がかかるな」
●「会社を辞めたいけど、次の仕事を探すのが大変そうだな」

(2)同時に起こる不一致の例:
●口で「はい」と言いながら、同時に顏の表情には「いいえ」の身体反応が出ているとき。

このようなパーツの不一致は、NLPのカリブレーションというスキルで検知することができます。また、NLPでは、対立するパーツを統合するためのモデルがいくつも開発されています。

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記事更新日:2020/06/14